香り立つ「そばがきぜんざい」ふくよかな粒あんがたまらない
(’07年「蕎上人」にて)
はじめまして、あんころりんと申します。
“蕎麦屋の甘味好き”自称サブカウンターソバリエ、
略して“甘ソバリエ”とでも申しましょうか。
今回は話題の新刊本をご紹介すべく
参上致しました。
若輩者ですが何卒よろしくお願い申し上げます。
さてさて……
10月、肌寒さが日ごと夜ごとに増す神無月
“新そば”の幟がはためくと蕎麦好きは心がときめくもの。
この時期、
冷えた体に掻きたてアツアツのそばがきをまずは一杯、
蕎麦屋ならではの楽しみです。
湯気が立ちのぼる淡いクリーム色のそばがき、
その上にはふっくらと炊きあげた“あずき”がたっぷり……
「あずき?」……汁では、山葵ではないのか?
そう、この時期、甘ソバリエにとって格別な味は、
トロ〜リと温かい「小倉そばがき」。
それは、一流の甘味処でも味わうことのかなわない
うまい蕎麦屋ならでは至福の甘味なのです。
そんな“甘党の蕎麦好き”がこのたびソニー・マガジンズより
「東京 いとしの和菓子
あんころりんのおやつめぐり」
を上梓致しました
(ソニー・マガジンズ刊 定価1680円 A5版144p)
「紀伊國屋書店」ほか全国書店にて好評発売中。
Amazon、楽天ブックスなど各書籍ネット店でも入手できます。
主な内容は
江戸風、東京らしい和菓子や甘味を、
カラー写真に文章を添えて52店を紹介
また4本の長文エッセイを織り交ぜています。
(詳細はこちらのプレスリリース)で
エッセイのひとつ「散歩のとき、何か甘いものを食べたくなって」では
ぬかりなく“蕎麦屋の甘味”という一項を設けています。
『箱根暁庵広尾店』白玉ぜんざい
品書きの最後にある蕎麦屋の甘いモノ。
これまで注目されることは稀でした。
しかしながら
蕎麦のうまい店ではその上質の蕎麦を使った、
職人による極上作りたての甘味が堪能できるのです。
素晴らしい素材、本物を味わう“粋”なデザート。
サービス要素で提供するからなのか、お手頃なことも魅力です。
これを世に知らしめないではソバリエの名がすたる、と、
ここ数年、そのプロパガンダを地道に努めて参りました。
拙くも
甘党ブログ
『近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん』
料理&庭ブログ
『アロハなごはんとSWEET SOULガーデン』
を細々と続けてきたところ、今回の出版へと相成ったわけです。
「蕎麦前が楽しみ」という多数派=左党の皆さまには
蕎麦あと=甘味までたどりつくことは稀かもしれません。
とはいえ
蕎麦屋にまったく興味のなかった若年女子も
「そば開眼」へのワンステップとなっているのは
見逃せない事実です♪
箱根暁庵広尾店「蕨餅」キャラメリーゼしたくるみ入り
本書の楽しみ方として
所収の“神田の老舗甘味処「竹むら」本文中にある
“老舗蕎麦屋”の名前を推理なさるのも一興。
答えをお判りになった方は
こちら↓にお寄せいただければお答え致します♪。
いとしの和菓子、蕎麦屋の名前
拙著「東京 いとしの和菓子」では
そんな風にさり気なく東京の蕎麦屋の話を散りばめています。
ぜひ、一度手にとってご覧下さい。
この本が“蕎麦屋の甘味”に目を向けてみるきっかけになれば幸いです。
何卒ご高覧のほど、宜しくお願い申し上げます。
08年神無月に あんころりん
(04'年度、05'年度、07'年度江戸ソバリエ認定)
・・・・ちなみに“ソバアト”と“デザート”音が似てる〜、
と心で反芻しております。
満を持して待望の大型新人っ!参上ですねっ!
ソバアト!!!いいですわ!
蕎麦前は、左党に。
蕎麦は、すべて人に。
蕎麦後は、(あれ?砂糖?!なんちゃって)右党に。
ブラボォ〜♪です。
私も、前後左右?完全制覇を目指します。
何と言っても、
「せいろ」という蒸し器を使った成り立ちからして
和菓子と蕎麦は、切っても切れない深い仲なんですもん。
合わないはずは、ないですよね。
早速のコメントありがとうございます。
ワケもわからずドキドキしながらの初投稿です。
多少のことは見逃して下さいねー。
蕎麦あと、ソバアト、そばーと。おまけ(?)なのにクオリティ高い、見逃せません。
>私も、前後左右?完全制覇を目指します。
うまい!座布団まとめて。私は後後右右に邁進します(笑)
ホント仰るとおり、蕎麦と和菓子、相性抜群です♪ボケた新人ですが今後共よろしくお願いします。
実は私は両党使いです。
蕎麦前は…左党
蕎麦中は・・・皆様と同じ
蕎麦後は…左党
今までは蕎麦前が尾を引いて、つい終始左に傾いていました。
父は下戸、母はどちらかというと左党の私は両親の
血筋を引いているようです。
最近蕎麦会席ではデザートに甘味が付きますので、
それが楽しみです。
此れからは、お蕎麦屋さんのデザートのメニューにも目を通す様にしたいと思いますので。
今後とも情報を寄せてください。
「石臼の会」の会員さんには和菓子の先生もおらせます。
優秀な会員さんが今年も入会されました事を頼もしく
感じています。
お返事が遅くなり大変失礼致しました。
(まさかコメント頂けるとは努々思わずに)
それにつけても両党とはなんてうらやましい!
蕎麦屋でフルコース堪能できるわけですね。
私も品書きでなら酒の銘柄を読むのがとても好きです。バーチャルそば前といったところでしょうか(笑)。
蕎麦前同様、素晴らしい甘味を出す店がおもいがけないほど多いので、ほんとに奥深いなあ、とたびたび感動を新たにしています。
こんなぼんやりして新人ですが今後ともよろしくお願い致します。
〜本プレゼント欄 3〜
「東京 いとしの和菓子」載ってましたね。
読みましたよぉ〜♪
えりすぐりの52店…読まなきゃ?いや食べなきゃっ!!
す。すみません超亀レスで。掲載記事をご覧下さったんですね!ありがとうございます。これで少し売れてくれるといいなあ、と思っております。読んで食べて〜♪
「東京 いとしの和菓子」のプロモーションも兼ねて
11月5日J-WAVE「BOOMTOWN」内の「Daily Deli」というコーナー
(午前11時から11時半の間の10分間) に生出演予定
蕎麦関連の話まで飛び出すかもぉ〜〜
です。
周波数は、81.3 ですので、環境の許す方は
ラジオ聴いてみると楽しいと思います。
聞きました♪ラジオ。
あんぱんが50種類以上ある『あんですMATOBA』という店の話で、
春のメロンパンの中に桜餡だったかな?
かなんか?の種類を、あんころりんさんが説明したとき
クリスさんが、「そんなの、あ・ん・で・す・か?」
と。
私は、このオヤジダジャレぶりに大受けしたんですが、
番組が淡々と進み…誰も突っ込まなかったの…
そこばかりが気になり…
もぅ先へ進めなくなりましたぁ。
すみませ〜〜〜〜ん、お返事遅くなってしまって。(ちょっとした勘違いをしており)“そんなのあんの”があったとは…知りませんでした、いや緊張していて気が付きませんでしたー。何よりわざわざ聴いて下さってほんとにありがとうございます、恐れ入ります。ちなみに28日はソバリエ倶楽部でお話させていただきますが、お引き受けしたことを後悔し始めています。