2008年10月04日

新刊『東京 いとしの和菓子』で読む“蕎麦屋の甘味”とは?

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香り立つ「そばがきぜんざい」ふくよかな粒あんがたまらない
(’07年「蕎上人」にて)


はじめまして、あんころりんと申します。
蕎麦屋の甘味好き”自称サブカウンターソバリエ、
略して“甘ソバリエ”とでも申しましょうか。

今回は話題の新刊本をご紹介すべく
参上致しました

若輩者ですが何卒よろしくお願い申し上げます。
さてさて……

10月、肌寒さが日ごと夜ごとに増す神無月
新そば”の幟がはためくと蕎麦好きは心がときめくもの。

この時期、
冷えた体に掻きたてアツアツのそばがきをまずは一杯、
蕎麦屋ならではの楽しみです。
湯気が立ちのぼる淡いクリーム色のそばがき、
その上にはふっくらと炊きあげたあずきがたっぷり……

あずき?」……汁では、山葵ではないのか?

そう、この時期、甘ソバリエにとって格別な味は、
トロ〜リと温かい「小倉そばがき」。
それは、一流の甘味処でも味わうことのかなわない
うまい蕎麦屋ならでは至福の甘味なのです。

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そんな“甘党の蕎麦好き”がこのたびソニー・マガジンズより
東京 いとしの和菓子 
   あんころりんのおやつめぐり

を上梓致しました
ソニー・マガジンズ刊 定価1680円 A5版144p)

紀伊國屋書店」ほか全国書店にて好評発売中。
Amazon楽天ブックスなど各書籍ネット店でも入手できます。

主な内容は
江戸風、東京らしい和菓子や甘味を、
カラー写真に文章を添えて52店を紹介
また4本の長文エッセイを織り交ぜています。
(詳細はこちらのプレスリリース)で

エッセイのひとつ「散歩のとき、何か甘いものを食べたくなって」では
ぬかりなく“蕎麦屋の甘味”という一項を設けています。

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『箱根暁庵広尾店』白玉ぜんざい

品書きの最後にある蕎麦屋の甘いモノ。
これまで注目されることは稀でした。

しかしながら
蕎麦のうまい店ではその上質の蕎麦を使った、
職人による極上作りたての甘味が堪能できるのです。
素晴らしい素材、本物を味わう“粋”なデザート。
サービス要素で提供するからなのか、お手頃なことも魅力です。

これを世に知らしめないではソバリエの名がすたる、と、
ここ数年、そのプロパガンダを地道に努めて参りました。

拙くも
甘党ブログ
近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん
料理&庭ブログ
『アロハなごはんとSWEET SOULガーデン』
を細々と続けてきたところ、今回の出版へと相成ったわけです。

「蕎麦前が楽しみ」という多数派=左党の皆さまには
蕎麦あと=甘味までたどりつくことは稀かもしれません。
とはいえ
蕎麦屋にまったく興味のなかった若年女子も
「そば開眼」へのワンステップとなっているのは
見逃せない事実です♪

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箱根暁庵広尾店「蕨餅」キャラメリーゼしたくるみ入り

本書の楽しみ方として
所収の“神田の老舗甘味処「竹むら」本文中にある
“老舗蕎麦屋”の名前を推理なさるのも一興。
答えをお判りになった方は
こちら↓にお寄せいただければお答え致します♪。
いとしの和菓子、蕎麦屋の名前

拙著「東京 いとしの和菓子」では
そんな風にさり気なく東京の蕎麦屋の話を散りばめています。
ぜひ、一度手にとってご覧下さい。
この本が“蕎麦屋の甘味”に目を向けてみるきっかけになれば幸いです。

何卒ご高覧のほど、宜しくお願い申し上げます。

08年神無月に    あんころりん
             (04'年度、05'年度、07'年度江戸ソバリエ認定)

・・・・ちなみに“ソバアト”と“デザート”音が似てる〜、
と心で反芻しております。

posted by あんころりん at 10:55| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | ■「脳学」レポート&著作物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あんころりんさま

満を持して待望の大型新人っ!参上ですねっ!

ソバアト!!!いいですわ!
蕎麦前は、左党に。
蕎麦は、すべて人に。
蕎麦後は、(あれ?砂糖?!なんちゃって)右党に。
ブラボォ〜♪です。
私も、前後左右?完全制覇を目指します。

何と言っても、
「せいろ」という蒸し器を使った成り立ちからして
和菓子と蕎麦は、切っても切れない深い仲なんですもん。
合わないはずは、ないですよね。
Posted by 笑門来福 at 2008年10月04日 18:13
笑門来福さま
早速のコメントありがとうございます。
ワケもわからずドキドキしながらの初投稿です。
多少のことは見逃して下さいねー。
蕎麦あと、ソバアト、そばーと。おまけ(?)なのにクオリティ高い、見逃せません。
>私も、前後左右?完全制覇を目指します。
うまい!座布団まとめて。私は後後右右に邁進します(笑)
ホント仰るとおり、蕎麦と和菓子、相性抜群です♪ボケた新人ですが今後共よろしくお願いします。


Posted by あんころりん at 2008年10月04日 18:39
あんころりん様

 実は私は両党使いです。
蕎麦前は…左党
蕎麦中は・・・皆様と同じ
蕎麦後は…左党

 今までは蕎麦前が尾を引いて、つい終始左に傾いていました。

 父は下戸、母はどちらかというと左党の私は両親の
血筋を引いているようです。

 最近蕎麦会席ではデザートに甘味が付きますので、
それが楽しみです。

 此れからは、お蕎麦屋さんのデザートのメニューにも目を通す様にしたいと思いますので。
今後とも情報を寄せてください。

 「石臼の会」の会員さんには和菓子の先生もおらせます。

 優秀な会員さんが今年も入会されました事を頼もしく
感じています。
Posted by 龍成 at 2008年10月06日 16:14
龍成さま
お返事が遅くなり大変失礼致しました。
(まさかコメント頂けるとは努々思わずに)
それにつけても両党とはなんてうらやましい!
蕎麦屋でフルコース堪能できるわけですね。
私も品書きでなら酒の銘柄を読むのがとても好きです。バーチャルそば前といったところでしょうか(笑)。
蕎麦前同様、素晴らしい甘味を出す店がおもいがけないほど多いので、ほんとに奥深いなあ、とたびたび感動を新たにしています。
こんなぼんやりして新人ですが今後ともよろしくお願い致します。
Posted by あんころりん at 2008年10月14日 13:04
10月16日(木)朝日新聞 夕刊 7面
〜本プレゼント欄 3〜

「東京 いとしの和菓子」載ってましたね。
読みましたよぉ〜♪
えりすぐりの52店…読まなきゃ?いや食べなきゃっ!!
Posted by 笑門来福 at 2008年10月17日 09:32
笑門来福さま
す。すみません超亀レスで。掲載記事をご覧下さったんですね!ありがとうございます。これで少し売れてくれるといいなあ、と思っております。読んで食べて〜♪
Posted by あんころりん at 2008年10月24日 14:32
石臼の会会員のあんころりんさんが
「東京 いとしの和菓子」のプロモーションも兼ねて
11月5日J-WAVE「BOOMTOWN」内の「Daily Deli」というコーナー
(午前11時から11時半の間の10分間) に生出演予定
蕎麦関連の話まで飛び出すかもぉ〜〜
です。
周波数は、81.3 ですので、環境の許す方は
ラジオ聴いてみると楽しいと思います。
Posted by 笑門来福 at 2008年11月05日 08:29
あんころりんさま

聞きました♪ラジオ。
あんぱんが50種類以上ある『あんですMATOBA』という店の話で、
春のメロンパンの中に桜餡だったかな?
かなんか?の種類を、あんころりんさんが説明したとき
クリスさんが、「そんなの、あ・ん・で・す・か?」
と。
私は、このオヤジダジャレぶりに大受けしたんですが、
番組が淡々と進み…誰も突っ込まなかったの…
そこばかりが気になり…
もぅ先へ進めなくなりましたぁ。
Posted by 笑門来福 at 2008年11月06日 12:17
笑門来福さま
すみませ〜〜〜〜ん、お返事遅くなってしまって。(ちょっとした勘違いをしており)“そんなのあんの”があったとは…知りませんでした、いや緊張していて気が付きませんでしたー。何よりわざわざ聴いて下さってほんとにありがとうございます、恐れ入ります。ちなみに28日はソバリエ倶楽部でお話させていただきますが、お引き受けしたことを後悔し始めています。
Posted by あんころりん at 2008年11月25日 07:27
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