
暖簾をくぐると、右手に厨房、奥にとちの木の麺鉢がドンと置かれた打ち場がある。テーブルは4卓で、全12席。小規模ながら清潔感のあるお店だ。この日厨房はご主人お一人、にこやかな花番は奥様だろうか。
店の中の張り紙には、9月20日から奈川の新蕎麦との宣言があった。

■蕎麦前生ビール(中)\550.-をお願いした。よく冷えたジョッキに程良くたった泡が美味しい。お通しには、さつま揚げ。だし巻き玉子¥600.-は、堅からず柔らかからずの中庸路線で、焦げ目なしの甘みしっかりタイプ。トッピングに三つ葉の葉がちょこんと乗り、定番の大根おろしがつく。
■蕎麦と蕎麦汁せいろ¥700.-は、34メッシュで篩って…とにかくとにかく細切りにしてある。香りは程々であったが、旨味がしっかりと感じられる美味しいお蕎麦。¥700.-は、お得な感じも…する。蕎麦汁は、比較的しっかりとした甘み、醤油も強く感じる本返し。

■薬味と蕎麦湯薬味はオーソドックスに、ねぎと山葵。ポタージュ系蕎麦湯。
とても嬉しかったのは、食べる速度に合わせて、何度かに分けて人数分の蕎麦湯を運んでくださったこと。食べ終わる時間がそれぞれでも、その都度熱々のものを用意してくださった。




一生懸命に営んでいるということが、ひしひしと伝わってくる。ぶっかけのメニューに工夫が感じられ、次回は是非色々といただいてみたいと思った。だし巻き玉子を切り分ける際に、3人の客に対しては、3切れに切り分けてくれれば、もっと良かったなぁ。
■品書きせいろ\700.-、おろしせいろ\800.-、つけとろせいろ\900.-、山菜せいろ\900.-、なめこおろしせいろ\950.-、鴨せいろ¥1400.-、
ぶっかけ蕎麦みょうがそば\1100.-、梅おろしなめこそば\1200.-、冷やし山かけにしんそば¥1300.-、
そばみそ\300.-、おしんこ¥400.-、さつまイモのそば粉揚げ¥500.-、うるめいわし\500.-、さつま揚げ\500.-、いたわさ\600.-、だし巻き玉子¥600.-、ビール生(中)¥550.-、景虎\600.-、花泉¥700.-、久保田千寿¥800.-、八海山\900.-、他
■住所千葉県市川市東菅野1-6-3■電話&FAX047-332-4880■営業時間11:30〜14:30 17:30〜20:30■定休日火、第3水■アクセスJR総武線・都営新宿線 本八幡駅下車徒歩10分、京成八幡駅下車徒歩7分
ながせさん、頑張ってほしいですね!
こちらからもトラックバックさせてくださいね。
コメント&TB有難うございます。
ほんとにそうですね。
「ながせ」さんは、ご主人や奥様?が
ピカピカの一年生のように初々しく一生懸命なので、
ご近所の方は、ぜひ行ってあげて欲しいと思ちゃいました。