大変な人気で、飛び込みで暖簾をくぐることがほぼ不可能になっている白金「三合菴」。予約するのも難しいらしい。そんなわけで、すっかりご無沙汰している。
ところが本日、ネットで近況を知った。糸井重里さんのやっている“ほぼ日刊イトイ新聞「そば屋」という仕事。” で、三合菴が見習いとして働く人を求めているという文章を読んだのだ。
そこでは、見習いに応じる人が、三合菴の仕事がどんなものであるかも、分かった上で応募して欲しいということで、“三合菴の、ある一日” としてスライドを展開していた。見習いと言えども、私がそば職人を務められるとは更々思ってはいないが、食い入るように見てしまった。糸井さんの前後の文章(あれから8年。・そば屋になろうと思った理由。・料理は食べて覚えました。・三合菴が満席になった日。)と、このスライドには感銘を受けた。店を作り育てるそれぞれの人の気持ち、料理に対峙する人々の気持ちに、目がうるうる、鼻がずるずる。
いつまで、このスライドが見られる状態にあるのかわからないけれど、これは、蕎麦屋好きには堪らないスライドであることは間違いない。朝6時から23時までの1日の写真で、あのマッチョな店主の蕎麦打ちを少し見学させてもらえる。厚削りの節が写っている。麺鉢に粉を篩い入れるところも写っている。水まわしの写真も2枚。括りに入るところの姿勢がわかる。のしの力加減を想像させる写真もある。興味のある方は、是非ご覧ください。
あ〜ぁ、三合菴は今日も予約でいっぱいなのだろうなぁ。
2008年07月23日
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ビデオにない糸井さんの活字解説がよかったです
コメント有難うございます。
本当に!そうですね。
糸井さんの解説にも、愛がこもっていると思いました。
自分の好きなお店を応援する方法って
それぞれあると思いました。
一生懸命自分の仕事に打ち込んでいる人と
そんな人に惚れ込んでサポートする人達の素敵な関係に
勝手にうるうる(ToT)感激して…
情報を垂れ流ししました。
そんなブログ内容ですが、喜んでもらえるならば、本当に本当に嬉しいです。<m(__)m>