今年の開催は2019年7月19 日。平日の金曜日で、更に深大寺鬼燈市が先 週すでに終わっていることもあり、ひっそりとした雰囲気の文字通り古刹深大寺の佇まいであった。
11:00 当日早朝に発生した京王線の変電所火災の影響で交通機関に遅れが発生したが、皆さん遅れを配慮し早めの出宅などで無事11時までに庫裡に集合、打ち場を設営し直ちに蕎麦打ちに取り掛かった。
11:20 蕎麦打ちスタート今年の蕎麦は、鹿児島県産の志布志夏そばとタスマニ ア産秋新そばの2種類で、 鹿児島県産の志布志夏そばは「深大寺蕎麦打ち倶楽部」が、タスマニア産秋新そばを我々が担当した。我々の 打ち手は N 氏、S 氏、K 氏 (初参加) の男性3名で、1kgに200gの割を加えた外二を、そば守観音様への お供え用と献蕎麦用を含め 3発打つこと。
ひやかけ用細麺(厚さ 1.2mm×切り 幅 1.2mm)とのことで、3名が同じような厚さに揃えるように、延し幅と長さを相談しながら丁寧に延しと切りを進めた。
当日の天候は曇りだったが湿度が高く蒸し暑く、打っている蕎麦に汗が落ちないように、タオルで拭いつつ打った。
苦労の甲斐もあり、お客様に大変好評だったとのこと。
12:10 打ち上げ
昼食に用意頂いた、おにぎりときゅうりの浅漬け、冷たいそば茶を いただき一息ついた。
13:00 献蕎麦式の打合せ
林田堯瞬師と献蕎麦式の打合せを行った。初めて参加するメンバー もいたので念入りに説明して頂き動線や作法など確認した。
14:00 全員身支度を整えて「ホットひと息」
献蕎麦式の作法などについて江戸ソバリエ協会ほしひかるさんと歓談
14:40「そば守観音」への献俱お練りへ出発する庫裡前で整列
14:45 献俱お練りの様子 14:50 そば守観音様の前でご焼香
ご住職から、今年の「夏そばを味わう会」は9回目で「九:ここのつ」は最高の数で半端な数ではないこと、今年のタスマニア産蕎 麦と鹿児島県志布志産蕎麦に関連するエピソード、江戸ソバリエの 打った蕎麦は延命の蕎麦など楽しく講話頂いた。
15:45 庫裡の釜場で釜前や盛り付けをしている様子
門前さんの若旦那の蕎麦の盛り付けの素早さと正確さ、無駄のない 動きに一同驚いた。やはり、本職は違うと感心した。
18:00 門前さんで恒例の「反省会兼打ち上げ」
各会(深大寺一味会、深大寺蕎麦打ち倶楽部)メンバー、深大寺担当 僧侶(林田堯瞬師、新人僧侶)、ほしひかるさん、ご住職の奥様たち が参加、親睦を深めることができた。
今日1日、稀な催しに参加させて頂き、これまでの各会との連携とお互いに切磋琢磨する仲間の歴史を感じた。私もその繋がりへ参 加させて頂き、改めて深大寺と蕎麦、石臼の会とご縁を繋げてきて良かったと感じた。
来年は記念すべき 10 回目に当たります。来年も是非参加させて頂き、他会の諸先輩方とより深く親睦を深めたいと思います。
今回は「石臼の会」の筆頭世話人である T 氏が腰痛 で欠席されたことをご報告いたします。関係者の方々へ欠席のお話 をすると深大寺担当僧侶の林田堯瞬師を始め多くの方々から、お会 いできず残念ですとのお話とお見舞いのお言葉を頂きました。
早く ご回復されることをご祈念いたします。
〜 藤幸〜
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