2015年11月29日

第61回八王子蕎麦打ち会 開催

11月28日()に、高尾の里手打ちそば道場」にて、石臼の会第61回八王子蕎麦打ち会を開催しました

             蕎麦打ち風景.JPG

テーマ:「かえしを使った料理」

スペアリブ、鰤、きんぴらゴボウ、サンマ有馬煮を楽しみました。


親会

            CIMG3809.JPG

【酒】         

            CIMG3777.JPG

渓流 初しぼり(長野県須坂市)

越の雪中梅 大吟醸(新潟県小千谷市)

杉勇(山形県飽海郡)

加賀鳶 極寒純米(石川県金沢市)

どぶろく(長野県大町市)

越生梅林 純米ひやおろし

自然郷 純米(福島県西白河郡)

やまむろ 純米(長野県伊那市)

乾杯ビール あきしまくじらビール、エビスプレミアムビール、Bitburger(ドイツ)


【試食蕎麦】

石臼挽き蕎麦カムイと常陸秋蕎麦のブレンド 新蕎麦


【肴・つまみ】

黒胡麻焼き鳥

鶏手羽香り揚げ

柿の種

みかん

柿と大根マヨサラダ

豚角煮

焼き鳥

磯の本昆布

胡瓜漬け物

くんさき

海珍の味

おにぎり

かえしを使った料理(スペアリブ、鰤、きんぴらゴボウ、サンマ有馬煮)

わかさぎ南蛮漬け

湯葉しめじ

馬肉の燻製

ブラックペッパーゴーダチーズ


今後の蕎麦打ち会などの予定

1213()7回神田蕎麦打ち会

1227():第56回調布蕎麦打ち会 忘年会

123():第62回八王子蕎麦打ち会 テーマは「新年会」
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2015年11月05日

鎌倉「季蕎庵」訪問記


 鎌倉「季蕎庵」お店の前.JPG






2015.10.30訪問

皆さまご存知のように

鎌倉の桜さんの桜の蕎麦遊びが、恩田さんの「季蕎庵」へと 引継がれました。

1015日プレオープン、

1023日オープンしたばかりです。













鎌倉「季蕎庵」2.JPG





素敵なコンビのお二人です。

お二人共 石臼の会会員です。


恩田さんは 一茶庵そば打ち教室を体験された時 、閃めくものを感じて 一念発起、調理師免許を取得、品川「土風炉」に一年間、鎌倉「千花庵」3カ月修業されました。千花庵では 3年分くらい 教えてもらったとか。


お酒は13ある神奈川の酒蔵から選りすぐりの純米酒を取り揃えています。












恩田さんと認定証.JPG

江戸ソバリエ認定店」[Edo Sobalier Friendly Shop]として江戸ソバリエ協会から選定されました。




 鎌倉「季蕎庵」メニュー.JPG


写真では ちょっと読みにくいでしょうか?

お店のHPメニューページへ

そば粉は 赤城から取り寄せ、手打ち十割にこだわっています。

鎌倉野菜、しらすなど 地のものを ふんだんに使っています。

「ふっくら蕎麦がき」は 毎日 石臼で手挽きした粉を使います。





鎌倉「季蕎庵」.JPG










野菜たっぷりの

「鎌倉けんちん蕎麦」は

精進だしを使っています。

ほっこり温まります。














季蕎庵」の名前の通り 季節を大切にしたメニューを出しています。







鎌倉「季蕎庵」もみじおろしそば.jpg


秋の季節蕎麦は 「紅葉おろし蕎麦」





鎌倉「季蕎庵」地の物.JPG







ずらりと並んだ肴、

揚げそば、蕎麦味噌きゅうり、鎌倉シラスおろし、などなど。


純米酒 松みどり

純米酒 いづみ橋

純米酒 残草蓬莱









まだまだ 開店直後の思考錯誤の時期ではあります。本日は何故か?通りもまばら月末だから?    客は 1人でしたが、ゆっくり 楽しみました。




《うさこ》







 

鎌倉長谷 そばと甘味栞庵


  鎌倉市常盤で営業していた「季蕎庵」は移転し、20163月1日より 屋号を 鎌倉長谷「栞庵」としてリニューアルしました。

   住所神奈川県鎌倉市長谷1-16-21 2FC

   電話090-6542-7330

   営業時間113017:00(ラストオーダー1630
   定休日月・不定休あり
   アクセス江ノ電長谷駅より 大仏方面へ徒歩7分
     江戸ソバリエ認定の店(Edo Sobalier Friendly Shop)

   次項有のHP


posted by 石臼の会会員 at 18:54| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ⇒神奈川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月01日

第55回調布蕎麦打ち会開催

第55回調布蕎麦打ち会開催


10月11日()に、調布市文化会館 たづくり」にて、第55回調布蕎麦打ち会を開催しました


北海道 音江産の新蕎麦を楽しみました。

蕎麦打ち風景.JPG


蕎麦粉

池田製粉:胴突蕎麦粉水車 (北海道 音江産 レラノカオリ 新蕎麦)




親会

                   懇親会.JPG

【酒】


越の初梅 辛口原酒(新潟県小千谷市)


八海山 特別本醸造(新潟県南魚沼市)


銀千樹 純米大吟醸(青森県大仙市)


匠 大吟醸(京都府京都市)


山田錦 特別純米(兵庫県神戸市)


越の寒中梅 純米吟醸(新潟県小千谷市)


グラッパ(ジョージア産)


赤そばの里(長野県飯田市)


乾杯ビール サントリー プレミアムモルツ

                   今日のお酒.JPG


【試食蕎麦】


今日の蕎麦粉




【肴・つまみ】


中葵茸


茸の蕎麦湯煮


赤城産夏新巾広切冷やがけ小レモンのせ


生ハム


鳥の水炊き


ソーセージ3


宇部 刺身蒲鉾


スモークサーモン


豚紅茶煮


路地茗荷とちくわの和え物


氷下魚


いかなごの釘煮


お新香2


厚切りベーコン


ゴボチ


野菜いろいろフライ


桜島大根漬け


野沢菜白麹漬け




今後の蕎麦打ち会などの予定


1128():第61回八王子蕎麦打ち会

1213():第7回神田蕎麦打ち会

1227():第56回調布蕎麦打ち会 忘年会

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日本橋「利休庵」

秋の日は釣瓶落とし。高島屋で買い物をして表に出たら、4時半前だというのにもぅ日が暮れている。ついこの前までは、暑い暑いと言っていたのに。

「ほんのちょこっと、一杯だけ!飲んで帰ろうよ。」と、我が家の筆頭呑兵衛組頭。この時間から一杯?!つまりは…蕎麦屋酒となれば、私が首を縦に振ると思っている。まぁその通りだけれど。


日本で一番蕎麦屋がひしめき合う通り?激戦地(NHKの番組で以前、そう言っていた)、辺りをぶらぶら・・と入るが、あれれ?なんだか記憶と店の正面の方角が違う。と思ったのは、日本橋「利休庵」だ。さて前回伺ったのは…はっきりと記憶に無いくらい前のことのようだ。あれぇ〜?記憶の焼き直しの為に暖簾を潜る。なぁ〜んて言い訳したりして。





蕎麦前

可愛い花番さんに、1階のど真ん中に案内される。うぅ〜ん記憶が歪んだ?すっかり分からなくなったので、まっいいかっ!と、座るなりビールプレミアとだし巻き玉子(九条焼)をお願いした。


すると、我々の顔に「飲むぞぉ」と書いてあるのか、「はいっ」と気持ちのよい返事に続けて「どうしましょうかぁ お通しを、アテ3点盛になったものにもできますけど」と。そりゃぁ、ね、じゃぁ、そうしましょう、ですよ。古く長く続くお店は、こういう間合いの良い花番さんが必ず居て、店を盛り立て守っているんだよなぁ。チャキチャキした遣り取りが好きだぁ。




ビールプレミアは、¥750.-



日本橋「利休庵」3点有料お通しと玉子焼き.jpg


奥:だし巻き玉子(九条焼 ¥900.-

手前:3点盛にしてもらったお通し¥700.-


九条焼ということはぁ、九条葱がたっぷり入っていて…京都と江戸のコラボなんだなぁ。3点盛も日本酒が欲しくなるような心得た品ぞろえだし…蕎麦屋としての品書きだけではなく、地下の酒肴風品書きから2階の定食屋さんや3階の料理屋さんとしての和食全般を網羅しているから、料理の幅が広い。




筆頭呑兵衛組頭が「段々調子が出てきた」と、出さなくても良い調子を全開にし日本酒(大関)熱燗700円×2をオーダー。更に調子に乗って「関あじ刺身 あっ、それから 蛸と蓮根の天ぷらも」と。「ほんのちょっと1杯だけ」と言ったのはどの口だ。まったくもぅ。



 日本橋「利休庵」関あじ刺身.jpg


関あじ刺身¥2000.- 





日本橋「利休庵」蛸と蓮根の天ぷら.jpg


蛸と蓮根の天ぷら¥1700.-


私は蓮根の天ぷらが大好き。蛸を柔らかく揚げるのは、難しいんだろうなぁ。添えの大根おろしや天つゆを、サッと2人前用意してくれるのも嬉しい。




それにしても…記憶が歪んだのか…もしかしたら先代の弟さんの店だった銀座「利休庵」(既に閉店)とごっちゃになっているのか…とパクパクグビグビやりながら話していたら、先程の花番さんが「えぇ〜と…・・・3〜40年前…建て替える前は、向こうが正面でした。」と厨房の角に向かって指を指す。

ギョッ?! さ・さ・340年前位?! なんとなんと。ということは、前回はその頃? まさかぁ〜だって40年前じゃぁ生まれてないしぃ(ウソ)。

記憶の謎は解けず。ただボケただけかも。






蕎麦



日本橋「利休庵」もり.jpg


もりそば ¥650.-



「蕎麦は丹精に足踏みし、御前粉と呼ばれるそばの実の真ん中の部分のみを使用した贅沢な更科そばと、三年ねかせた鰹節を使い「手間はかけただけ、そばは旨くなる」と45日間ねかせた汁でつけて食べる心憎い逸品。変わらぬ伝統の味、利久庵のお蕎麦を是非お試しください」とある。


えっ?足踏みですかぁ!「うどん みたい」と一瞬思ったけれど、直ぐに有楽町更科の故藤村先生を思い出した。藤村先生の更科をしっかり繋ぐための練り方は、鉢を手前斜めに固定して、45度に前倒した体で渾身鉄砲突きのようにして練っていた。傍らで観ていても迫力満点。でもこの力の掛け具合は、女性には簡単に真似出来ないと強く感じた。


けれど、もしかしたら同じような作用を、足踏みでできるのかもしれない。現在の私は、更科を有難いことに力でない別な方法で打つけれど、それでもやっぱり見てみたいっ!!!見せて貰いたいっ!!誰か、拝み倒して見学ツアーを企画してくれないかしらん…。







昭和27年 三重県出身の初代が日本橋に「利休庵」を創業し「納豆そば」を考案したのだという。ということは…こちらの店が初めて私の大好きな「納豆そば」を出した店??そうなの?そうだったの?

初めての品書き、品書き発祥の店の特定は、とてもとても難しい。大好きな納豆そばを出すお店々を、頭の中で彼方此方思い浮かべる。





利休庵納豆蕎麦.jpg


納豆そば ¥950.-


ふんわり乗せられた幅広で香り高い鰹節は、表通りにある大和屋さんのもの。しっかり厚めの山本海苔店の海苔にも負けない存在感だ。地元愛かなぁ日本橋のお店オンパレードだ。添えられた千住ねぎと辛子を好みで加え、玉子を溶いて、叩いてある納豆と混ぜ混ぜし、底にあるちょっと辛口の本鰹と宋太鰹、利尻昆布を使った汁とグルッと混ぜて手繰る〜カイワレもピリッとアクセントになって、うぅん美味しい。




ここで、「ご馳走様〜」となるはずが、なぁ〜んだか突然

「おかめ」のご尊顔を拝する機会は…やっぱり今でしょう。ということで「おかめ蕎麦お願いします」





日本橋「利休庵」おかめ.jpg


おかめそば¥1,000.-


江戸前の甘汁。キリリと鼻筋の通った粋な御姿。うぅ〜んでも正直言って、今ちょうど季節だし、キリリと通った松茸の鼻が良かった…あはっ1000円じゃ無理ですな。


おかめは、お店ごとに具材、並べ方が異なっているそうだが、どこが目で何処が頬なのか、先程から頃合い良く話に混ざってくれる花番さんに聞いても、まぁはっきり分からなかった。「おかめの顔です」「鼻は玉子焼きですよね」「はい」「目はどこでしょう?」「……」「こっち向きでいいですよね?」「はい」「頬はどれ?」「…・・・」

と言う具合に、ここでも謎が続くのであった。


おかめの参考:石臼の会ブログ内

画「そばもん」の本物のおかめそばを味わう






■住所中央区日本橋室町1-12-16■電話03-3241-4006■営業時間月曜日〜金曜日11:0020:30 (L.O.)土曜日11:0016:00 (L.O.)■定休日日曜日・祝日■アクセス半蔵門線三越前駅A1またはA4出口 徒歩2/銀座線神田駅 徒歩10/JR神田駅 徒歩10


      お店のHP






posted by 笑門来福 at 19:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千代田・中央・港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする