10月のとある日曜日は友人5人と行く日光蕎麦紀行。以前下田のホテルに行った時、同じ系列で日光がいい、との情報を得て、まずはホテルの様子見、コースはその後です。ホテルの会員権を持っているSさんを誘い、日にちを決めて、クルマを持っている方をメインに募集。その車に応じて参加可能人数が確定します。
当初はO氏の普通車で4名だったのですが、K氏のワゴン車になり6名となります。東京駅丸ノ内南口KITTE前に8時50分集合、15分前には誰もいなかったのにみるみる湧いてきます。定刻9時前に出発。前に男性が2名、真ん中に女性が3名、後に男性が1名。後1名は大丈夫です。全員が60歳以上、素晴らしい。
■■那須塩原「粗挽き十割蕎麦 胡桃亭」
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詳細は、ブログ内
■住所栃木県那須塩原市一区町131-18■電話0287-37-7575■営業時間11:30〜15:00/17:00〜20:00(※19:00以降はなくなり次第終了)■定休日木■アクセス東北本線野崎駅よりタクシーで5分。歩く場合20〜30分程度■駐車場約10台
■■萬寿とビール、ゆばもね
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お店を出て、下道を通って日光方面へ向かいます。道の駅しおやに立ち寄り、宿での二次会用のつまみを物色するのですが、目ぼしいものがなく、漬け物2種類を購入。日光と言えば湯葉ということで、携帯の地図を検索、日光ゆば製造なるお店を発見。そこここにあるソバ畑を横目に、お店に到着。
生ゆばに加えてよせゆばという新商品を試食。
よせゆばは濃厚な豆腐、チーズに近い感じで、即購入。日光街道の杉並木をちょこっと通り、今度は酒の調達、スーパーが良かろうと見つけたのですが、駐車場がなく断念。と、道路左側に「地酒」の貼り紙を発見。それがなければ酒屋と分からない風情のお店。
通り過てUターン。ハズレか、と思いきや、これがあるある、酒が萬寿に碧寿、裏霞、越乃寒梅、国権、焼酎は明るい農村、農村の嫁等々。栃木県の地酒があれば、と思っていたのにこのラインナップは意外。かなり迷って、萬寿とビール12本をお買上。ビールは定価ですから、萬寿も定価なのでしょう。奮発せにゃあ!
これは二次会が楽しみです。宿に行くにはちと早い、と霧降の滝を見学します。整備された道を歩くこと数分、滝の落ちる音が大きくなり、観瀑台に到着。紅葉は今一歩ですが、水量は豊富、いい眺めです。記念写真を撮り、もと来た道を帰ります。あれ、これが今回初めての運動になるのかな。
しばらく霧降高原をドライブして、宿を目指すことに。携帯の地図だとショートカット出来る道があるのですが、柵で仕切られています。仕方なく少し下って、順路看板に従って到着。ここも良さそう。萬寿、ビールは裸で、という訳に行かず、私のリュックに無理矢理押し込みます。これが結構な重さです。
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■■お泊りはホテルジャパン日光
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Sさんがチェックイン手続きをして、無事横並びの2部屋に到着。酒、ビール、よせゆばはすぐ冷蔵庫に投入。部屋からの眺めは木があって今一歩。しばし休憩して浴衣に着替えてさあお風呂へ。大風呂と露天風呂が4つ、ちゃぽんと浸かって、部屋でビールを頂きます。これが一番。夕食の時間となり、食堂へ移動。
ここで一旦浴衣を脱ぎます。食堂は浴衣NGというのがしきたり、これはちょっと残念。まずはビールを、地ビールである日光路麦酒を頂きます。瓶のラベルには日光山系天然水仕込みとありますが、製造所が千葉県となっています。ということは日光の水をわざわざ千葉まで運んでいるということなのでしょう。
5種の前菜に始まり、お造り、湯葉春巻、岩魚の甘酢餡掛け、牛乳鍋、栗ご飯を香の物、デザート、といろんなものがゆったりとしたペースで配膳され、日本酒に切り替えて、お酒が進むことになります。二次会では萬寿が待ってますから少し控えましょう、ということなのですが、そういう訳には行きませんよね。
部屋に戻ると布団が敷かれており、真ん中のを横にし、端を折って、会場作り。湯飲みを用意し、冷蔵庫から萬寿を引き出し、よせゆばの封を切り、ナイフで賽の目切り。ああ醤油を持ってくれば良かった、あっ、蕎麦屋さんで残った塩を持ってきた、何と用意周到なこと。久しぶりの萬寿ですが、くいくい行けちゃいます。
これは危ない酒です。男3人で飲むことしばし、女性陣の登場です。ここから四方山話になります。余ったら運転手さんのお土産にしようと思っていたのですが、飲み干す勢い。さすがに24時を向かえて解散となります。寝る前にちゃぷんとひとっ風呂、そして就寝。いびきに悩まされることもなく熟睡。
朝目覚めると、もう日が昇っています。日の出の写真は諦めて、ひとっ風呂浴びて、朝の散歩に出掛けます。この辺りの紅葉も今一歩ですが、空気は澄んでいてとても気持ちがいい。携帯の地図を見つつ、昨夕迷った道周辺を確認。やはりゲートがあります。開いていればショートカット出来たものを。
鉄筋コンクリートのホテルだけでなく、木造のロッジもあり、ここならペット同伴OKなんですって。体育館、テニスコート、キャンプファイア可能そうな広場等もあり、合宿も出来ます。ぐるりと一周して、部屋に戻ると一人はまだ寝ているし、一人は風呂に行った模様。朝のニュースを見つつ待機。
8時になり、朝の連ドラが始まる頃、女性群より朝の食事へのお誘い。テレビを消して食堂へ。朝はビュッフェ、食べたいものを各自で取ります。生卵、納豆がないんですね。ご飯、味噌汁は人がいてよそってくれます。和食を一通り頂いて、パンでコーヒーを飲み、フルーツ2種を頂き、牛乳で〆て、朝食は終了。
■■紅葉の日光を巡る
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フロントで宿代の清算、ちょっと飲みすぎたようで、今回の旅費の半分以上を支出、追加なしで足りるかどうか心配。天気は薄曇り、雨が降るよりましでしょう。いろは坂を登って、中禅寺湖を目指しますが、そこそこの渋滞です。華厳の滝をパスして、中禅寺湖に着き、日光金谷ホテル周辺の盛りの紅葉を窓越しに眺めます。
戦場が原を通り過ぎる頃には渋滞もほぼ解消、快適なドライブで、関東道の駅アワードNo.1に選ばれた川場田園プラザに到着。月曜日だというのにたくさんの車が停まっており人気の程が分かります。朝のバイキングでそこそこ食べていて、蕎麦屋さんも控えているので、ちょこっとピザでも頂くことにします。
ピザ屋さんにも行列が出来ており、焼けるまで15分は掛かる、と言われ、その間にお土産を買うことにし、一旦散会。その頃から雨が降りだします。私はビール友達に川場ビールという地ビール2本を購入。会社にもと考えますが、帯に短し襷に長し、時間が足りず断念、ピザ屋さんに戻ります。
ピザと飲み物を受け取って、近くにある空いたテーブルを探しますが空席はなし。車の中で食べるしかないか、と戻る途中、ちょうど雨が上がってくれ、パン工房前のテラスでベンチの水滴をディッシュで拭って着席。買い物で遅れている2人に電話して、場所を知らせ、全員集合して、ピザを頂きます。
とまた、雨が降ってきて、早々に車に戻ります。一瞬でも雨が止んでくれたのはラッキーでした。ここから、高速に乗り、今回2軒目の蕎麦屋「浅川」さんへ向かいます。到着予定時刻が見えたら連絡するとお伝えしてあり、渋滞がなければ14時頃になる旨メールし、お気をつけて、の返信を受信します。
到着は予定通りの14時、携帯の地図の予測は大したものです。当初は、お昼の営業中に着けないと思い、それでもどうしても行きたいので、中休みでも対応して頂けるようお願いしていたので、営業時間内に着くことが出来て、ほっとします。皆さんの了解を得て、萬寿の飲み残しとよせゆばの食べ残しをお土産にします。
■■群馬前橋「手打ちそば 浅川」
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詳細は、ブログ内
■住所群馬県前橋市日吉町3-41-12■電話027-231-7294■営業時間11:15〜14:30/[月・木〜日]18:00〜21:00(L.O.20:30)■定休日水■アクセス上毛電鉄上毛線 城東駅 徒歩18分/三俣駅 徒歩18分
お店の支払いを済ませ、充分お礼を言って、15時頃出発します。後の出費は高速代とガソリン代ですが、残金が6700円余り。関越道から外環、首都高を経由し、谷原のガソリンスタンドで給油、ああやっぱり足りません。取り合えず支払いはK氏にお願いして、追加で1人当り1000円を徴収します。
残金が計算上1271円、でも現金が1270円。1円合いませんが、皆さまにご了承頂き、全額をK氏にお渡しして、財布をSさんにお返しし、集合した東京駅で18時過ぎに解散となります。雨は降りましたが、天候にも恵まれ、楽しい旅となりました。それに早めに解散することが出来たのも良かった、良かった。
みんなと分かれ、三鷹駅到着は19時前、なら南口のクラフトビール屋さんにお土産渡しがてら寄りましょう。お店にいたお客さんにも味わって頂きますが、残念ながら2本とも外れ。口直しにお店の美味しいクラフトビールを頂き、21時前に無事家に着きました。皆さま、長々とありがとうございました!
〜 highland 〜