2014年07月28日

第53回八王子蕎麦打ち会

第53回八王子蕎麦打ち会開催


7月27日()に、高尾の里手打ちそば道場」にて、石臼の会第53回八王子蕎麦打ち会を開催しました

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テーマ:「微粉粉に再挑戦」

前回水回しに苦労した微粉粉に再挑戦しました。

今回は、みなさん水回しばっちりだったようです。


親会

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【酒】

渓流 蔵囲い(長野県須坂市)

渓流 朝しぼり(長野県須坂市)

多満自慢 冷やし辛口(東京都福生市)

松竹梅 祝彩(京都府京都市)

雪の松島(宮城県黒川郡)

月桂冠 大吟醸(京都府京都市)

白金の滴 黒 芋焼酎(鹿児島県姶良市)

乾杯ビール Bitburger(ドイツ)

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【試食蕎麦】

北海道産 氷冷華


【肴・つまみ】

ベーコン

たくわん

籠清かまぼこ(紅白)

煮豚

カボチャサラダ

ピリ辛玉こんにゃく

味付け玉こんにゃく

茄子の漬け物

たこのカルパッチョ

ミニトマト

おにぎり

アーモンドフィッシュ

鶏照焼


今後の蕎麦打ち会などの予定

89():48回調布蕎麦打ち会 募集中

927():54回八王子蕎麦打ち会 テーマ「新蕎麦は間に合うか」

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2014年07月24日

深大寺「夏蕎麦を味わう集い」「献そば式」報告


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719日 土曜日は深大寺の「夏蕎麦を味わう集い」、年末には秋蕎麦で何度も開催されていますが、夏蕎麦では3年目。ご本尊の前で行う「献そば式」がメインイベント。蕎麦を切り、和紙でくるみ、水引を掛けて、三方に乗せて、献上します。1年目は水引掛け、2年目は道具運び、3年目は遂に切りを担当します。



切りをやりたくて手順を踏んだ訳ではありませんが、毎年同じ役ではつまらないし、3つの役の最後が切りだった訳で、今年の10月で還暦を迎えるのでその記念になりますし。そんな話をすると、還暦とは羨ましい、と言われます。確かに回りにいる仲間はみなさんその年齢以上、そんな年回り、役回りです。



 

今年の蕎麦粉は、大分豊後高田産と福井産の2種類。我々は福井産を担当、大分豊後高田産は調布蕎麦打ちクラブ、調布市の職員で構成され、年末も担当されており、調布市民会館に常備されている蕎麦打ち道具を買い揃えられた方、いつもお世話になっております。Mさんはそのメンバーですが今日は我がチーム。



他に毎年開催要領を打合せしてくれていて初回に切りを担当したT氏、昨年切りを担当したI氏の4人が蕎麦打ちをします。本日の参加者52名+賄い含め90人分の蕎麦を打ちます。福井産の蕎麦粉が使われるのは初めてで、県の職員2名もお越しになっており、汁、大根、ネギ、花かつおも持ち込まれています。



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「石臼の会」蕎麦打ち担当四人衆



そう、本格的な「越前そば(おろしそば)」を提供しようという力の入れよう。
事前打合せでは、蕎麦の太さも指定され、メールで送られて来た写真を見せてもらいます。更には、大根のおろし方、汁の提供の仕方、微に入り際に入りご指示があったそうです。じゃあご自分で、と言いたくなるくらい。


 

集合時間12時前に深大寺庫裏に集合した蕎麦打ち担当4名は、門前さんに蕎麦粉を取りに行き、指示に従うべく蕎麦打ちを開始。蕎麦打ち道具は深大寺で開催されている「そばの学校」で使われているもの。土間が平らではなく、でこぼこしているので、それを調整する木片まで揃っています。



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1年目はその道具がなく、調布市民会館で打って、車で運んだ記憶があります。その時の参加者はもっと多く、200人前近くは打ったはず。今回は90人分、蕎麦粉にして5K、外二でとなり6K、1.2Kで5回を4人で打つのですから大した量ではありません。与えられた伸し台は3台、先ずT氏以外の3人が打ちます。



久々の1.2K、腕が悲鳴を上げますが、そんな素振りを見せないように伸して、切ります。打ち終えて、賄いのカレーライスを頂いて、打ち場に帰るとT氏が4つ目を伸しています。5つ目をI氏が伸して、我々の蕎麦打ちは終了。Mさんが切り落としを集めて切ったのが蕎麦守観音用になり、T氏が水引掛け。



残すは献そば式用の蕎麦打ちのみ。今までは蕎麦会用の蕎麦ばかりだったので、待つ必要はありませんが、ご本尊の前で切るのに乾いた蕎麦では始まりません。バス通りに引っ越した蕎麦守観音を確認し、鬼灯祭りを見て、時間を潰します。蕎麦守観音へのお練りに出発予定から逆算して1時間前に蕎麦打ちを開始。



今度は福井産の蕎麦粉400gにつなぎを100gの二八、適度の大きさに伸し、半紙の巾に合わせて端を切り、乾燥防止用のビニル袋を被せて、準備は終了。上着を着て正装になり、紙製のマスクをして準備万端、蕎麦守観音へのお練りがスタート。この紙製のマスク、視野を遮り、下の方が見えません。



私は三方を頂き、先導の僧侶2名続き、お鈴の音の中、深大寺本堂玄関を出発。以前は山門内の境内にあった蕎麦守観音さま、春に境内外のバス通り端にご遷座されています。本堂前で一礼、山門の階段を注意して下り、左が門前さん、右が嶋田屋さんという参道を抜け、バス通り手前を右折して、左手のソバ畑の奥。



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その沿道には、写真を撮る方、ただ何事かと見守る方、手を合わせ拝む方、何かを食べながら行列前を横切る方、といろんな方がいます。もちろんその行列に続く方がいるからお練りです。蕎麦守観音さまにお参りをされている方が2名、お鈴に気付いて、脇に避けてくれ、隊列が到着となります。





蕎麦守観音前にはさっきはなかった白い布でくるんだ台が設えてあり、二番目の僧侶が焼香台を置き、私が捧げてきた三方の蕎麦を受け取り、供え、読経の続く中、お焼香です。1年目はお供えはそのまま置いて帰ったのですが、2年目からは持ち帰ることとなり、受け取りの為、柵外で待機し、列を見守ります。



帰りも僧侶2名を先頭にお練りをして、本堂に一礼、本堂玄関で下げてきた三方を渡し、さあ「献そば式」本番です。Mさんからまな板に乗せた蕎麦を受け取り、6名の僧侶、住職に続き、参列者が待つ本堂に入ります。僧侶、住職が定位置に着座、白い布にくるまれた作業台が正面に据えられます。



去年は2台だったのが今年は1台、まな板を出来るだけ右に置き、半紙を置けるスペースを確保して、庖丁の鞘をまな板の左側に置いて、切りの作業開始。読経の声が大きくて切っている音はさほど響きません。30本位切って、庖丁を置くスペースが見当たらず、小間板の下の蕎麦のない部分置くしかありません。



切った蕎麦の打ち粉を落として、T氏が置いた半紙に乗せるのですが、水切りを掛ける様子がありません。2年前、T氏が切った蕎麦に水引を掛けた時もそんなことだったように思います。そうか、足りないんだ、と気付き、もう30本、切り足します。おー、水引掛け作業に入ってくれてほっとします。



30本を2回切り、脇の焼香台で水引掛けを終たT氏から半紙が来るのを待ちます。もう30本を2回切って、切りの作業は終了。切り屑があるので小間板で押さえて、庖丁を乗せて、待機席に引き上げます。後で聞いたのですが、この時I氏が道具を取りに来てくれたらしいのですがまったく気付きません。




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この作業台が少し高いのと、前後に揺れるのが曲者、切れなくはないのですが、心の乱れもあるのでしょう、切り幅は乱れ気味です。そして、下には蕎麦の切り屑と打ち粉が落ちています。去年は気の利くお坊さんが拭いてくれたそうで、今年はそのまま、拭きに行こうかとも思いましたが、それもままならず。



T氏が三方に乗せた3束の蕎麦を僧侶に渡し、ご本尊にお供えして、僧侶6名が退出して、それに続いて退出すれば「献そば式」は滞りなく終了。と思いきや、住職のお話、これが長いんです。私が話好きという訳ではなく、会場の準備が整うまで調整しているんです、とのことですのでお役目ご苦労さまです。



住職のお話が済んで、ここでもお焼香ですが、その前に住職に続いてようやく退席。庫裏に戻って、切り屑の始末をして、衣装を脱いで、ほっと一息つきます。考えているのとやってみるの、随分と違うものです。これで三役全て担当させて頂いたことになり、今年還暦を迎えるいい記念になりました。



後はお客さまに、蕎麦を食べてもらい、後片付けをし、門前さんで打ち上げをして終了となるのですが、それを待つ間が手持ち無沙汰な時間です。お茶を頂き、待つこと小一時間、ようやく厨房に蕎麦の注文が入ります。茹でるのは夏も冬も調布蕎麦打ちクラブのお仕事。先ずは、大分豊後高田産の「もり」から。



 
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火力充分な大釜、I氏が欲しいとおっしゃいますが、置く場所も無ければ、ガス代すら払えそうにありません。1度に茹でるのが麺の状態で600g、これが6人前になります。瞬く間に9回茹でて、残り2枚が賄いに回って来ます。色は微かに青い程度ですが旨い。



 


次がいよいよ我々が打った福井産で、「越前そば(おろしそば)」になるのですが、上からの注文が来ません。生舟が5段、舟の中を覗いて見ますが、私の打った太いであろう蕎麦が見当たりません。そんな太くなかった、ということなのでしょう。


 

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「もり」はざるでしたが、「越前そば(おろしそば)」は椀。




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お膳も黒塗りです。これに6椀が乗り、8膳と4つ。ここでは門前さんのご主人が盛りを担当、こんな様子は初めて見ます。釜から上がった蕎麦を冷水に投入、粗熱を取り、流水で洗って、氷で〆め、上げざるに開け、広げ、水切り。これも指先を横に動かすのではなく、上下に動かし、広げるのです。



そうすれば麺が切れない、とのこと。ここから別の上げざるに6等分して置きます。ここからがご主人の出番。6等分された蕎麦を空気を含ませるように上からのパラパラという感じで椀に盛ります。この作業の美しいこと、なるほどね、こういうことだったんだ、新しい発見に出会えます。





途中で、茹でが甘かったようで上げざるに上げた段階で硬い、ということに気付き、その釜1回分跳ねられます。打ったのが粉で6K、麺にして9Kですから、量にしては充分です。8膳と4つが出て、残りが賄いに回ります。心なしかこっちの方が旨いと思うのは、自分たちが関与しているせいなのか。



蕎麦の試食に満足したI氏が明日に備えて打上げ前にお帰りになる途中、ミス須賀川と遭遇、浴衣美人にツーショット写真を撮ってもらっている所を遠目から写真に納め、来賓のお客さまの車が出た所で、一足お先に打上げ会場の門前さんに移動します。と、住職も集いの出席者も既に始めています。




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ビールではなく、何故かW氏から託された「上善如水」で乾杯となります。2本のうち1本は住職のテーブルに。集いで出されたつまみも出てきます。「そばの実のやまかけ」、茹でた丸抜きにとろろが掛かっているのですが、これもどこかで使えそうです。福井産「へしこ」の大根挟みも美味しかったなぁ。



調布蕎麦打ちクラブが少し遅れて着いて乾杯。最後に配膳をメインで手伝っていた一味会が着いて、また乾杯。いろんなつまみを食べ、お酒のお代わりも随分としましたが、写真を撮れる雰囲気でなく、記録には残りません。時刻が来て、お開きに、外は雨が降り始めています。今年もいい会になりました。



〜 highland


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深大寺夏蕎麦を味わう集い


昨日719日、行われた2014年度の「夏蕎麦を味わう集い」は、天候が荒れ模様で何時豪雨が降っても可笑しくない状態の中で空模様を気にしながらの開催となった。



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15:30分 受付開始



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15:40分


本堂脇の会館から、深大寺バス停脇の蕎麦守観音様への蕎麦献納御練り出発。



道中の参道では偶々鬼灯祭りの日と重なって大勢の参拝客が手を合わせて恭しく僧侶2名を合わせ14人の行列を見守ってくれ良い経験となりました。







その後

本堂に戻って御本尊さまの前でそば切りの披露、献納式が大勢の方々の前で執り行われた。



2階の広間には当日招かれた客80名ばかりが、指定のテーブル席に付いて「夏蕎麦を味わう集い」が開始された。

 

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司会は深大寺の林田さん、始めに深大寺住職の張堂完俊様のご挨拶が有り、続いて調布市長、角川映画の社長、今回福井産の夏蕎麦収穫解禁早々の1番粉を提供してくれた福井県農林水産部の中村さんから福井の越前そばについて説明があり、江戸ソバリエ協会のほしさん、南らんぽーさん他地元の著名人、関係省庁の署長、観光協会会長の挨拶が行われた。




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料理メニューは添付写真の通り


暫くして大分産で打ったそば、続いて福井の辛味そばが出されたが、待ちに待った期待のそばは酒の勢でつい口の方が先に出てしまい写真を撮るのを忘れて仕舞った、唯、美味しかったことだけが記憶に残っている。



〜 龍成 〜


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2014年07月22日

神田須田町 手打ち蕎麦切り 「匠」

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 数日前 気になるお店発見!

 お昼に寄ってみました。


 手打ち蕎麦切り 「匠」 (たくみ)

 JR秋葉原駅 より5分ぐらい

 神田川裏手あたりにある小さなお店。








店に入ると56人のカウンター席と…4人のテーブルが2つだけ。カウンターの中に石臼があります。自家製粉 十割蕎麦(常陸秋蕎麦)



 

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二色せいろを注文。きれいなお蕎麦、黒い田舎蕎麦と普通の蕎麦がザルに交互に盛られて来た。
田舎蕎麦はかなり黒く かなり粗挽きで 甘皮も混ざり 柔らかなザラつき? とでも言う食感!!!



■住所千代田区神田須田町2-25-2■電話03(5256) 5670■営業時間月〜金曜日 11301400 17002200 LO 2100)土曜日11301400■定休日 日曜日・祭日 ※土曜日 夜の部 予約にて小宴会承りますとの事。■アクセスJR秋葉原駅 昭和通り口より徒歩5/地下鉄岩本町駅 A2出口より徒歩1


〜 興味津々 〜



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2014年07月18日

鎌倉「秀福」

7月12() 鎌倉「秀福」 冷やしたぬき、850円、良



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鎌倉観蛍蕎麦会の蕎麦打ち前の遅めの昼食。いつもはこの前に買い出しで、小坪漁港に行くのですが、Sさんがやっておく、とのことで蕎麦屋さん訪問のみ。





このお店、江戸ソバリエのK氏が出演されたドラマの蕎麦打ち教室のシーンのロケ地だそう。開店はSさんがお店を始めた時期と同時期で、家族だけでやってるんだそう。そのロケの打ち上げでSさんちでSさんの蕎麦を食べる会もあったよう。







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蕎麦の注文前にご主人がいらして、いろいろとその時の話をして頂き、なかなか注文が出来ません。



台風一過の好天の中、鎌倉駅からSさんちまで歩いたご褒美に生ビールを1杯頂きますが、何故か旨くない。ビールのせいなのか、私のせいなのか、多分ビールを飲んだのは私だけで、他に誰も飲まなかったせい。












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店前にある幟には薬膳そばが売りのようですが、ビールを頂いた分、蕎麦は安めのものを。蕎麦は機械打ちと思われますが、いい蕎麦です。揚げ玉以外に蒲鉾、チェリー、インゲンが乗っていて涼しげです。



汁は小さな湯桶に入っていて、自分で適量を掛けます。入れ物は丼で片口のように注ぎ口があります。お酒を入れたら4合は入りそう。








私たちがお店に入った時は2組くらいのお客さましかいなかったのが、続々と入ってきて、繁盛している様子。



そろそろお暇かな、と思いつつ、蕎麦湯を味わっていると、シャーベットが出てきます。えっ、頼んでいないのに、とどうもサービスのよう。桜葉を練り込んであり、ピンク色をしています。やはりお顔の利く方と来るといいことがあります。



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〜 highland 〜



■住所神奈川県鎌倉市常盤309■電話0467-31-8326■営業時間11:0021:00■定休日■アクセス鎌倉駅からバス、藤沢駅行きにて15分。「梶原口」バス停の目の前。湘南深沢駅からは、751m


posted by 石臼の会会員 at 10:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第9回鎌倉観蛍蕎麦会報告


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土曜日、第9回の鎌倉観蛍蕎麦会、開会は17時で蕎麦会の後、20時頃に向かいの常盤亭跡に出る蛍を愛でようという会。台風8号が沖縄、九州で猛威を奮っていて、どうなることか、と気を揉みましたが、前日も大した風雨もなく、朝からは台風一過の快晴、前日の下見で蛍は出ている、との嬉しい情報も入ります。


 


蕎麦打ちは15時から行う予定で、蕎麦を打つ私を含めた3名が先乗りをします。15時に主催者Sさんのお宅に着くバス、電車の時刻を調べて、連絡メールを入れると、Sさんから、先日友人が出たドラマのロケ地となった蕎麦屋が近くにあるので、そこでお昼を食べようということになり、1時間繰り上げ。



湘南新宿ライン新宿駅で私が乗る電車の時刻を連絡すると、2人もそれに乗る、ということに。待ち合わせもせず、ホームに行くとMさんが手を振っています。会える方には会えるんです。T氏に連絡をしようとメールをしようとメルアドを見るとパソコンのもの、携帯アドレスは知らなかったんだ。



最悪電話か、とMさんと話しているとそのT氏が現れます。そう、会える方には会えるんです。定刻に電車が来て乗り込みますが、流石に混んでます。でも渋谷で2席が空いて、大崎でもう1席、横並びで座って鎌倉へ。鎌倉ももちろん暑いくらいの快晴。鎌倉市役所前からバスに乗れば、最寄り駅まで3分。



でも待ち時間が20分、なら歩きますか、と鎌倉ウォーキング。バスに抜かれることなく、Sさんのお宅に到着。そして、蕎麦打ちを見たい、と言っているO氏が程なく到着。O氏は江戸ソバリエ10期にして、蕎麦居酒屋で蕎麦打ち担当、日に1.5Kを5玉打つ、行く行くは自分のお店を持ちたい…。



15時には戻ってくる、という張り紙をして、Sさんの車に乗せてもらい、5人でそのお店「秀福」さんを目指します(ここの様子は別掲)。蕎麦屋を出て、混んでいる車の列にすっといれてもらう辺りは流石です。お宅に帰ると、玄関前にポリ袋が置いてあります。誰かお越しになったみたい。



時刻は15時前、張り紙を見てはくれたろうに、近くの道路を見回しますが、それらしき姿はなし。中に入って、さあ、蕎麦打ちです。T氏はやはり変わり蕎麦、今年は更科粉ではなく、湯練りを嫌って並粉で北海道幌加内産。外二で600gを打ち、3分割。レモン、大葉、黒ゴマの3種類を練り込むそうです。




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その作業の横で、MさんがSさんの用意した久津間製粉の蕎麦を打つ予定でしたがその粉が見つかりません。それで出て来たのは、昨年信州に行った時に買ってきた北志賀竜王の「山の実」さんの蕎麦粉500g、真空パックされたまま冷凍保存されていたそうで、まだ青みを帯びています。



これは生粉で打ってもらうしかないでしょう。伸し板は長いので二手に別れて、伸せます。ただ、Sさんちの伸し棒は長いのが2本のみ、それを知っているT氏と私は短い伸し棒をそれぞれに持参。Mさんの方が早く切り終わり、そこで私の蕎麦打ちです。持参した粉は群馬赤城産の夏新の手挽き。



参加人数は14名、とのことですから、T氏が600g、Mさんが500g、私が300gで1人当たり粉で100g、充分な量です。括った段階で青い、伸して青い、切って青い、と青い尽くし。玉にしたら、麺体を叩いて四角く成形、後はただ1方向に伸すだけ、O氏の目にどう映ったことやら。



蕎麦を打ち終えて、道具類を片付けていると包丁の置いてあった下から久津間製粉の蕎麦粉を発見。やはり出してあったんですね。見つからなかったお陰で「山の実」さんの蕎麦粉を使える、Sさんもどこで使ったらいいのか、悩んでいたそうで、蕎麦粉にとっても良かったんじゃないでしょうか!



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定刻になる前辺りから続々とお客さまが到着する中、厨房の方では刺身の盛り合わせを始め、いろんな料理が作られています。厨房外の伸し台後にはビニルシートが広げられ、その上で生しらすを銘々小鉢に取り分け中。生しらすは台風の影響で暫く漁に出られず、やっとのその日の朝に獲れたもの。



厨房での料理の最後はSさんお得意のスペインオムレツとパエリア。スペインオムレツには釜あげしらすが入り、パエリアには「山の実」さんの丸抜きが入るという特製品。以前パエリアを出してくれたことがあったのですが、何故かそれ以来作ってくれず、特製パエリアが食べられるのは幸せです。



パエリアが出来上がるにはもう少し時間が掛かります。遅れる方が3名いらっしゃるのですが、定刻を過ぎていますので、ビールで乾杯。その乾杯のグラスを置くと同時くらいに1人が到着し、また乾杯。テーブルの上にはかなりの量のつまみが並んでおり、並べ切れないサラダ2種が控えています。




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そうだ、蕎麦掻きを作らないと行けません。でもパエリア鍋がコンロを2つ占領していて、蕎麦掻きを作る余地なし。鍋に入れ、コンロが空くまで待機です。作り方は、先日藤枝の「ながいけ」さんに教えてもらった方法、粉への加水後2時間は置く、を試してみます。蕎麦打ち前に加水したので3時間は経っています。



加水後振ることもしていないのに一部団子状になっていますが、ダマはなし。最初は強火で一気に温度を上げ、固まりだしたら弱火にします。1つめが埼玉三芳産、2つめが群馬赤城産、やっぱり新蕎麦の方が色がいいなあ。以前友人宅でそこの奥さまに蕎麦掻きをお願いしたことがあります。



作ったことがあるというので、お願いしたのですが、加水量を多くして、弱火でゆっくり練られたとのことで、新蕎麦の青みが飛んでしまいます。あれはびっくりしたなぁ。皆さんの評価は薄緑色の赤城産の方が上、やはり新蕎麦だものね。この頃に遅れていた最後の方が着いて、また乾杯します。



そして、蕎麦の時間。大鍋を用意してもらったのですが、ガスの弱いが小さいため沸騰するまで時間が掛かります。ということは、蕎麦を投入しても同様で、上手く茹でられない恐れがあります。いつも使ってるという中華鍋に変更。でもこれは湯量が少な過ぎるみたい。茹でる鍋とコンロの火力、重要です。



先ずは長野「山の実」さんの蕎麦から。続いて、変わり蕎麦が3種、そして赤城産の夏新。ところが、一巡して客席に行ってみると減り方が遅い。そう、みんなそれまでの酒、肴でお腹が一杯の様子。ちょっとつまみを出し過ぎだったみたい。食べられないなら茹でるのは止めましょう。



そろそろいい時刻、向かいの常盤亭跡に行ってみます。遠くの木々の高みにぽつぽつと光っているのがそう? 光跡を残して飛んでいるものがいないので、しかと判別が出来ません。近くの低いところに居れば、手のひらに乗せてみるのですが、それもままならず、しばし粘って断念、お宅に引き返します。



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帰ってくれば、デザートに紅茶タイム。つまみも蕎麦もたくさん残っています。持ち帰れる方に持ち帰って頂きましょう。集めたお金の清算をして、鎌倉駅を目指します。少し余裕があったので徒歩にて充分間に合います。いつぞやは間に合いそうになくて、走ったことがありました。今年もいい蕎麦会です。



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日 時:7月12()

1720分〜2050

出席者:14


ヱビスビール、渓流蔵囲い(長野)、寒河江川(山形)、出羽桜(山形)、吉乃川(長野)、梵純米大吟醸(福井)


肴  

生しらす&大根おろし、蕎麦パエリア、しらす入りスペインオムレツ、炙り〆鯖、鮪の佃煮2種、刺身(鮪&太刀魚、茗荷と大葉はお庭産)、ゴーヤとツナのサラダ、たくわん、筑前煮、梅のカリカリ漬け、ポテトサラダ、籠清の蒲鉾、鮪と胡瓜とクリームチーズの1本刺し、赤かぶの酢漬け、蕎麦掻き2種(埼玉三芳産、群馬赤城産)


蕎 麦

長野須賀川産生粉、 北海道幌加内産変わり蕎麦3種(檸檬、胡麻、大葉)、 群馬赤城産手挽き生粉


デザート

紅茶、西瓜、高幡まんじゅう、蕎麦スコーン、オレンジピールの砂糖漬け



〜 highland 〜




posted by 石臼の会会員 at 10:31| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) |    ⇒他所で蕎麦打ち会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月17日

とうきょうスカイツリー北「十割そば むさし」

お得なコースのクーポンが手に入ったからと江戸ソバリエ仲間からお声掛け頂いて、大喜びで平日の夕方伺った。お店は、とうきょうスカイツリーから徒歩1分。



(折角の機会なので、実は待ち合わせの前にチラッと観光も。過日石臼の会で、東京スカイツリー現場見学後、蕎麦「で締めくくる素敵な会を催したのだけれど、残念なことに私は参加できなかったから、今回初めてのスカイツリーだ。お上りさん丸出しでソラマチも楽しめたし、こういうコースも楽しいなぁ。一粒で二度美味しいってこの事?)





蕎麦前

まずは、コースに付いたドリンクということで、グラスビールを選択。乾杯〜っ。



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 先付*あさりの佃煮        お造り*マグロとタコ
 前菜*蔓紫と烏賊の酢味噌仕立て


お酒と相性の良い一品が出てきて、早くも日本酒(コースとは別注文:飛良泉-本醸造)にかえる。







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焼き物*鱸の柚子胡椒焼き   煮物*豚の角煮と夏野菜揚浸し


蕎麦の出汁で仕上げた岩手県のブランド豚を使用した角煮は、箸でもほろりと切れる柔らかな仕上がり。





ということで、次の日本酒は、幻の滝 吟醸で。




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天ぷら盛*ししとう、海老、かぼちゃ、など、サクサクと軽い食感が嬉しい。






蕎麦

いよいよ、そばへ。



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粗めで粒が垣間見えるせいろ。香りはおとなしいけれど、穀物感のあるしっかりとした味わいは流石十割。量も十分。神奈川方面のお店ではお馴染みの久津製粉の粉を使っているとのこと。妥協無くビシッと揃った 1.53o の極端な平延しの理由を店主さんに教えて貰うと…いやはや聞いてびっくり玉手箱。(古い(^_^;)死語ですか?これ)…な・な・なんと、押し出し式の製麺機で打った機械打ちだから。2年程前に開業したばかりのお店なので、新式の機械なんでしょう、きっと。圧縮感はあるけれど、それだけに麺の角がしっかり。凄いですねぇ。



お声掛けくださった方のクーポンの威力で、なんと以上(日本酒除く)十割そばせいろ、お造り、天ぷら盛りなど全7品+1ドリンクが、¥1300.-。少しずつ色々食べられるって嬉しい、素晴らし〜〜〜い。このお値段にも、びっくり。お誘い頂いて感謝感謝のこの日は、蕎麦談義の密度も濃く何度も何度も「びっくり」しました。

有難うございました。



■住所墨田区押上2-2-1■電話03-3622-0766■営業時間平日11301400L.O.1400/17002200L.O.2130)*土日・祝日11301400L.O.1400/17002100L.O.2030■定休日■アクセス東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩約1/都営浅草線・半蔵門線「押上駅」より徒歩約3



posted by 笑門来福 at 22:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ⇒文京・墨田・台東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月10日

最後の落合「遊」

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M氏よりのお誘いで、この場所での営業が今月限り、というので、最後の「遊」さんを楽しみ、名残を惜しみます。



現地に18時集合ですが、少し遅れて到着すると、玄関に一番近い和室に既に3人が集合済み、後もう1人で全員集合。ハートランドビールで、乾杯の予行演習です。



お店は予約で満員らしく、ひっきりなしに電話が入り、丁重にお断りする声が聞こえています。O氏によると、我々が帰る時点で、33人のお客さんがいたんだそうで、確かに満員です。でもそれは後の話し、まだお店には我々だけ。







縁側にもフルにテーブルが用意され、雨避けのシートが張られています。梅雨時はいつものこうだったのかなあ、何度も来ていますが、こんなのは初めて。これでは月は見れません、といっても11夜ですが




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先付けの5点盛りが届く頃に、遅れていた1名が到着。残っていたビールを注いで、本番の乾杯。先付けは鰹の生姜煮、自家製アンチョビ豆腐、おから煮、九条ネギ、ちりめん山椒の5種が並んでいます。これにはやっぱり日本酒です。




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石川の「宗玄」を2合頼み、それぞれに猪口を選び、片口から注ぎ、また乾杯します。うーん、旨いわ。酒が強くない方もいらして、みかんジュースをデカンタで取ります。

続いてだし巻き、3人分と2人分が時間差で出てくる頃には、他のお客さんが到着します。聞こえて来るのは、今月限りを惜しむ声。つまみを持ってきたお姉さまに移転先の情報をお聞きしますが、まだ決まっていないよう。小さなお子さまもいらしたはずで、そうはゆっくりしていられないので、心配なことです。


ハタハタとサヨリの一夜干し、野菜サラダ、カツオのたたきが出て、何故か店主が自家製のイカ煮を勧めに各テーブルを回っています。こういう光景はなかったなぁ。それじゃ、それを頂きましょう。



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途中、鳥取の「諏訪泉」を2合頼んで、〆の蕎麦。いつもながらの細打ちの茹でが固めの蕎麦。





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まだ新蕎麦じゃないのが残念ですが、いい蕎麦です。ここでO氏のお手製蕎麦スケールが登場。判定は1.5mm、もっと細いと思ってたけどそんなに細くはないんですね。蕎麦湯を頂いて、はい、お勘定。次はどこでこの蕎麦に出会えるのかなぁ。鴨鍋か山菜の頃までにはねぇ。


やや欠け月7月8日() 落合「遊」 いろいろ、4600円/22890円




〜 highland 〜





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ほぼ蕎麦一色TwoDays in 山形

昨年の暮れ以来山形に不沙汰。山形DC(デスティネーションキャンペーン)「山形日和」の一環で面白そうな蕎麦関連のイベントがあることを知り、出かけてきたのでその顛末を報告。



6/12格安の夜行バスで翌朝山形市駅前着。牛丼屋で「山形のだし」を使ったメニューの朝食。(山形駅前で朝食を座って食べられる場所はホテルを除くとここかドトールかミスドだけ)



知人の元祖ソバリエS氏と合流し天童高原へ。天童高原は最高品質の「でわかおり」が収穫される場所。どこかに蕎麦畑らしいものは無いか、蕎麦が食べられないかと目をこらしたが、時間も早いせいか見つけられず。634の松(スカイツリーと同じ標高634mに生えている松)を車窓から見ただけで、一転、月山の麓にある西川町を目指す。



西川町は、春は山菜と月山筍、秋はきのこが豊富に採れることで有名。この山菜の知名度を生かして誕生したのが「月山山菜そば」。昭和50年には様々な業態の店が月山山菜そば組合を設立(現在13軒)。



組合では店による差が出ないよう、すべての加入店で同じ鉄鍋、地元の製麺所が作る同じ蕎麦を使っており、お店毎に違うのは山菜の種類と小鉢程度とのこと。最近では夏場に「冷たい月山山菜そば」を提供している店もある。


私たちは、組合員の一軒「やまろく食堂」に入店。平日なので客は私たちだけ。



 

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やまろく食堂




注文したのは「月山山菜そば」と「山菜の天ぷら」と山形ではポピュラーな「いかげそ天」。「月山山菜そば」が登場。月山筍と山菜と鶏肉がたっぷりと入った鍋は、冷めないよう下から温めてられている。冷たいそばは皿盛りに、脇にはわらびの一本漬け、蕗の煮物とやまぶどうのジュース。小さな丼に蕎麦を少し移し鍋から取り分けた汁と具を掛けて食べるのが作法とのこと。鍋は保温されているので、常に熱々(あつあつ)を食べることが出来る。





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月山山菜蕎麦




まず、蕎麦だけ手繰ってみる。香りはさほど感じなかったが、味わいと甘みの強い太打ちの蕎麦である。今度は作法通り、丼に蕎麦を入れ、山菜と汁を掛ける。山菜と鶏の味が溶け出した醤油仕立ての汁に太めの蕎麦の取り合わせ。蕎麦はすするのではなく、嚙むのだが、しっかりとした存在感が感じられる。





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月山山菜蕎麦(蕎麦)






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月山山菜蕎麦()




沢山の汁を食べ尽くすだけでも時間がかかると思っているところへ、山盛りの天ぷらが登場する。




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天ぷら盛り合わせ



月山筍や旬の山菜。その横にはいかげそ天。一年分の山菜を食べてしまった気分となって店を出る。


■住所山形県西村山郡西川町大字間沢309-4■電話0237-74-2169■営業時間11:0021:00■定休日毎週月曜日


 

かわいい


 

続いて、山形の蕎麦街道の名を全国に知らしめた「あらきそば」を訪問する。訪問した訳は「あらきそば」の所属する三難所そば街道で発足20周年記念スタンプラリーを開催。スタンプ台紙は「板蕎麦」の器を模したもの。これを入手するのが目的であったが、入手した台紙は葉書を縦長にしたような大きさ。丁寧に作られており、力の入れようが伝わって来る。同行のS氏は「あらきそば」とは数十年の付き合い。玄関の囲炉裏脇に上がり込み「みずとわらびの浅漬け」をお茶請けにしながら先代夫婦と昔ばなしを始める。そろそろ夏蕎麦が咲く時期。どこかで花見が出来ないかと尋ねたところ、お店のすぐ近くの畑で見頃だとのことで三代目の奥さんに案内して貰う。この畑の蕎麦は、若芽を使っておひたしとして供されるそう。他にもお店で出される季節の惣菜に使う野菜はここで穫れるものを使うこともあるそうである。


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↑あらきそば


←手形







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あらきそば(



■住所山形県村山市大久保甲65■電話0237-54-2248■営業時間11:0017:00■定休日水曜日



かわいい




 

自宅に戻るというS氏に山形市内にある「惣右エ門」というお店まで送って貰う。この店の店主は「幻の山形天保そば保存会」の会長。「天保そば」の提供時期なので店頭には幟が翻っている。開店には間があったが、店主が見つけてくれて店内へ。「蕎麦味噌」「だし」「浅漬け」を肴にそば屋の隠し酒「五薫」という蕎麦前を楽しみながら店主と蕎麦談義。最後は「天保そば」。素朴な味わい、乾きかかった頃の甘みを堪能する。この後はホテルに戻り明日に備える。(今年は日本橋三越で「天保そば」は提供されなかった)




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惣右エ門(店頭)




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惣右エ門(酒肴)惣右エ門(だし)





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惣右エ門(天保全体)





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惣右エ門(天保アップ)


 

■住所山形県山形市早乙女1■電話023-633-0055■営業時間平日 1100-1600 1700-2000  /土日祝祭日  1100-2000■定休日火曜日 祝日の火曜は営業





かわいい



6/14 

さて2日目。市内で無料レンタサイクルを借用。駅周辺で土産を買い込んだあと、10:30山形駅。本日からの山形DCの準備が始まっており、新幹線ホームには駅員、蔵王温泉の女将連、ミスつや姫、山形舞妓などによる歓迎体制が取られている。DC主役のゆるキャラ「キテケレ君」ももちろんいる。



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山形舞妓    キテケロ



イベント指定列車11:48発つばさ161号に乗車。村山へ向かう。途中の天童やさくらんぼ東根駅で到着客出迎えの様子を眺めながら目的地村山駅に到着。ホームでは高校生が演じる徳内ばやしが出迎えてくれる。改札を出たコンコースにはミニ長板そばの準備が整えられている。



私を含めた10名程の下車客が長板の前に揃うと、伝承の館のメンバーが準備した太めのそばが60名分並べられる。流れるそうめんを食べるために人が並ぶ様はよく見るが、並べられた蕎麦を食べるために人がずらっと並ぶところを見るのは初めて。




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長板蕎麦準備




司会者の掛け声に「戴きます」の声で呼応し、食事タイムとなる。蕎麦はやや太めで固く、しっかり嚙んで食べるタイプのもの。箸休めの漬け物をいただきながら満腹になるまで頂戴する。無料だからということもあり、しっかりと食べてしまう。その様子は、地元テレビで実況中継放送されており、数日して山形の知人より映っていたよとの連絡を貰った。




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長板蕎麦



せっかくなので舞台裏も見学。この日は4台のコンロで対応したとのことだが、本来の長板そば食のイベントでは一度に600食を提供するはず。この10倍の規模を支度する様子は想像を絶してしまう。



取材にきていた山形新聞村山支局の記者と話ができ、村山版の蕎麦関連の記事の多さに感心していると話したところ、彼は殆どの記事を書いているとのこと。県南の置賜地方から村山地方に移動し、蕎麦の魅力にはまってしまったことが影響しているのではないかとのことであった。

 

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東根さくらんぼ




 

満腹を解消しようと5km先の「さくらんぼ東根」駅まで歩くこととする。暫くして、聞き覚えのある清酒「六歌仙」の酒蔵に出くわす。売店に案内され、どれだけ試飲しても良いといわれたものの、この先歩くことを思い出し、気になった数種の清酒を利かせて貰う。「六歌仙」という名前は戦時中地元6社の蔵元が、行政の指導により合併することとなり、この名前を決めたそうであるが、「十四代」の高木酒造が抜けてしまい5社でスタート、今日に至っているそう。



 
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六歌仙試飲用




蔵を辞し再度「さくらんぼ東根」駅を目指す。気温は30℃くらい。試飲の影響か、やや足は重たかったが、「さくらんぼ東根」に到着し、レンタサイクルを調達。ひとまず、温泉の公衆浴場オオタ湯に入浴。



入浴料350+ロッカー代10円。男女共用の休憩室には出荷されないさくらんぼが置かれており、利用者は誰でも食べてよいとのこと。湯上がりにこれ幸いと沢山食べてしまう。




 

このあと、サクランボ畑をサイクリングして、神町駅にほど近い明烏(あけがらす)というお蕎麦屋さんにて夕食。清酒霞城寿350円と肉蕎麦700円。肉蕎麦の鶏肉を摘まみに清酒を楽しんだ後、肉蕎麦に挑んだが、板蕎麦がまだ消化しきれておらず、美味しいのだが、苦しい思いをしながらなんとか完食した。


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■住所山形県東根市若木5850-13■電話0237-47-0378■営業時間11:0014:30/17:0020:00■定休日第2金曜


 


帰路は山形駅から新幹線。到着した新幹線「つばさ」号は今年から登場する山形出身のデザイナーが制作した新塗装の電車。この旅を最後まで盛り上げてくれたことに感謝しつつ帰路につく。


(_m_)


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2014年07月09日

宵待庵 閑日記。
「深大寺そばの学校」開講記念特別講座

  「昭和天皇の最後の料理番」このキャッチコピーに脳が虜になった。参った。参った。降参。この料理番の講義が深大寺で開講される。ということで、奥久慈の山中から東京、お江戸へ行くことになった。しかし、現実は厳しく、大子から高速バスで東京駅まで3,5時間。さらに、東京~新宿~調布~深大寺まで1時間余り。往復9時間の見込み。


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 6月28日 14時、東京国立博物館経由で深大寺に到着。

定刻が過ぎ講義が始まる。「深大寺そばの学校」開講記念特別講座、講師は谷部金次郎先生。某大学で講座を受け持つという紹介があった「昭和天皇の最後の料理番」である。丁寧な話し方、想像を掻き立てられる内容、であった。



 天皇の食事は料理番6人が輪番制で作り、女官に渡し、お出しする。5人分を作る。天皇皇后2人分と予備3人分。一日三食、間食は周りの者に手間をかける。三食以外はものを口にしない。

主食は麦御飯。麦20%。蕎麦など他の一般的な食材もメニューに入れて召し上がっていただく。主菜、副菜も一般的なもので、映像に出てくるような豪華な内容ではない。酒は体に合わず召し上がらない。量は腹八分目、好き嫌いのない食生活。調理は一物全体食。一つのものを感謝して無駄にせず、生で、煮て、焼いて、揚げて、蒸して全ていただく。



 料理番の身分は国家公務員で年功序列制。メニューは一週間分を作るそうだ。天皇から好き嫌いや料理に対する希望、美味い不味い、のコメントはない。

従って、食事中の両陛下の会話や食べ残しがあるかなどで、お二人の好みや体調などを推察する。



 料理を作る、モノを作ることはボケ防止の秘訣。

モノ作りは心を込めて丁寧に、気持ちが入っていないと良い料理ができない。料理は感情が味になる。同じ人に毎日食事を作ることは非常に難しい。五感を磨き挑戦する心を持ち続けることが大切。等々をメモに取った。




聴講後蕎麦が振舞われた。石臼の会の面々が優先して回してくれた豊後産のぶっ掛け蕎麦。その蕎麦は色、形が美しく十分満たされた。感謝。



 朝9時30分。行列の末入場した台北国立故宮博物院展の翆玉白菜は3時間待ちでパス。

他の故宮博物院の名品神品は堪能した。一日で一年分の人混みを見た。一日で数千年の歴史と技を見た。そして人がつなげてきた蕎麦と料理番の話。余韻のある一日だった。




〜 宵待庵 〜
posted by 石臼の会会員 at 21:15| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) |   ⇒深大寺さまと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

本八幡「藪から坊」

本八幡駅から歩けば15分くらいか。少しある。以前、歩いて店の前まで辿り着いたら、なんとお休みでガックリした経験もあり、今回は事前確認をした。空腹を抱え、昼休憩に迫る時間の都合もあり、更に今にも降ってきそうな真っ黒な雲が近づく空を見て、どうしようかなぁ〜〜と思いつつ、結局タクシーを利用。運転手さん、近くてごめんなさい。



蕎麦前

大きな錦鯉の泳ぐ池を横目に暖簾を潜ると、入り口で迎えてくださった花番さんが「申し訳ないのですが、ランチのセットは、あともぅ1人前だけになってしまいました。」と、恐縮なさっている。その旨了解して、4人掛け掘りごたつに設えてある小あがりに通してもらう。庭の見える古い日本家屋の個室は、とても心地よく落ち着く。つい、ゆるゆるとして長居したくなる気持ちにもなる。それで、まぁお店としては致し方なく、この4月からは閉店時間を明記することにしたようだ。


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さてさて

まず、うすはりのグラスで良く冷えた恵比寿ビール。グビっと一口「くぅ〜いぃ〜〜〜ぃっ。」と言語不明・気持明快な吐息を漏らす。



お通しの蕎麦チップと、「青ねぎサラダ」¥500.-

目前に現れた青々と美しいねぎに胡麻油風味の大人のサラダ、これからの期待が膨らむ。









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直ぐに、日本酒にかえて。2ケ月以上漬けて作るという「豆腐のみそ漬け」¥340.-を。濃厚な旨味が堪らなく美味しい大好きな1品。あぁ〜お酒がどんどん進んでしまう。







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香ばしくパリっと焼かれて歯ごたえのある「油揚げ」¥440.-と、この季節のご馳走「穴子の白焼き」¥450.-/1本。









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「出汁巻玉子」¥800.-(写真は、その半分量。人数分に小皿で出してくれた。)甘さ控えめで、たっぷりの熱々出汁がジュワァ〜と染み出る、ぷるるん柔らか優しく上品な仕上げ。混雑時お時間の掛かる場合も…と品書きにあったけれど、出汁巻も直ぐでてきたし、何を頼んでも早い。





 


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「鱧(2貫)野菜(椎茸・南瓜・プチトマト)の天ぷら」¥900.-

残念ながら「稚鮎天ぷら」は売り切れ。で…やっぱり夏は、鱧。サクッと衣軽やかに、中身ふっくらと揚がっていた。プチトマトの天ぷらは初めて頂いた気が…焼けどしそうなほどに熱せられて甘さの増したトマトの中身が、口の中で弾けた。おぉ〜危な美味しい。ゴージャスな事に揚げ油は、太白の胡麻油100%使用とのこと。









蕎麦



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にしん冷かけそば ¥1350.-

箸で持ち上げればホロリと崩れる程に柔らかく煮含められた鰊は、冷たいお汁とも好相性で、添えられた茗荷や紫蘇とも爽やかに馴染んでいる。台の蕎麦は、のど越しの良い1.5o幅。






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せいろ¥800.-

会津在来種や長野産のソバなどを自家製粉し、91くらい、夏場は8.51.5くらいの割合で打っているそうだ。概ね1.5o幅に切り揃った美しい蕎麦は、淑々とした外観。蕎麦の量は、最初の修行先でもあった「竹やぶ」なみに上品(つまり…少ない)。蕎麦徳利はなく、蕎麦猪口に直接注がれて供される辛汁は、出汁とかえしのバランスが良く好みのタイプ。「竹やぶ」よりも、ほんの少し甘目というか、優しく辛さ控え目。



蕎麦湯は、ナチュラル。


蕎麦後




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お店のご厚意で、よぉ〜く冷えた無花果を頂いた。店を出て交差点を渡って直ぐのご近所に直販所があって、そこの無花果だとのこと。フレッシュでいて柔らか、子供の頃を思い出す懐かしい甘さ。


あぁ〜美味しかった。ご馳走様でした。








あれやらこれやら

■ 藪から妄想〜を…つい。
若きご店主の経歴もさることながら、なにやら意味も有りそうな、一度聴いたら忘れられないチャーミングな店名にも興味が湧いて、是非その由来を聞きたいと思っていた。けれど、今回の訪問でもそれが叶わず…、つい妄想を。


いつも参考にさせていただいている夢八さんのブログによれば、「藪から坊」の店主さんは18歳の頃、飲食店経営の父親から「蕎麦屋か寿司屋をやるのはどうか?」と促され、その伝手で柏「竹やぶ」の天才阿部孝雄さんとの衝撃的出会いを得て、弟子入り。その後にも人脈に恵まれ、蕎麦屋や割烹など有名店で合計15年の修行を行い、2009年めでたくご自身の「藪から坊」を開業したらしい。

伺った時には、カウンターの上に「二笑(=阿部さんの画号)」のサイン入り書画が飾ってあったので、ご主人とその話をしたら「まだ凄く若かったから、きちんと意味が分からなかった」と謙遜していた。


三省堂大辞林では、「藪から棒」を〔藪から唐突に棒を突き出す意から〕 だしぬけに物事をすること。前触れや前置きのないさま。としている。

私的に勝手に考えるならば、15年間の修行後の出店なので開店そのものに唐突感はないけれど、ご主人はお客にサプライズを提供する店にとの思いを持っていたのか、或いは語呂も良いし蕎麦屋修行の出発点は 柏「竹やぶ」ということで、「藪」から出てきた「坊」っちゃん?と考えてもみた。


更に、ここの地名「八幡」と店名の一部「藪」を聞いた瞬間思い出す言葉は、「八幡の藪知らず」。これとも、ひっかけての命名だったら面白いなぁ。(本八幡駅の、「藪から坊」とは反対側、北側に位置する市川市役所の向かいにある鬱蒼とした場所は、1700年代後半には既に「八幡の藪知らず」と言われた禁足地で、神隠し伝承もある場所だ。)


三省堂大辞林では、「八幡の藪知らず」を〔千葉県市川市八幡にある竹藪。ここに入った人は二度と出て来られないと言い伝えられたところから〕

@ 出口のわからないやぶ。

A 出口のわからないこと。迷うこと。やわたしらず。 としている。


慣用句になったくらい有名な場所であるし、ご主人のご実家が展開しているいくつかの店舗からも67km圏内にあるから、地域の腕白は肝試しに垣根の外から覗きに行ったことくらいはあるかもしれない。今ではお化け屋敷に使われるような、不思議な響きを持ったこの言葉の出どころが、ある意味近所の名所で、店舗名を考えたときに、蕎麦界のワンダーランド的ニュワンスを盛り込められるこの言葉も念頭にあって、「藪から棒に、八幡で藪の蕎麦。これだっ!」と膝を打ったのではないかと勝手に妄想し、一人面白がった。


おまけ:「八幡の藪知らず」この地への立ち入り禁止の由来は、将門や、水戸黄門、日本武尊の御陣所説もあり、と大層な?大物も名を連ねて錦絵になったものもある。その中の一つに、「藪」は「八幡」のものではなく、「行徳(=たまたまご実家の店舗所在地)」の飛び地であるから、勝手に足を踏み入れてはいけない。というものもある。これも面白い!?どうです?面白くない、あっそうですか、すみません。

でもまぁ私の妄想は、店主さんにその実を聞くまで続きそう…かな。



■住所千葉県市川市稲荷木1-1-14■電話047-377-5587■営業時間:平成2641日以降変更になり、昼113014001415LO1445閉店)/170020152030LO2100閉店) ※蕎麦売り切れ御免■定休日水・第2火の夜(水が祝日の場合は、翌木が休み)。更に、江戸川花火大会の日(2014年は82日)、また店主勉強会の日など不定休有り。だからつまり、駅から遠いし、心配な場合は事前御問い合わせが無難。


posted by 笑門来福 at 18:25| 東京 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | ⇒千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月04日

チェコでそばを打つ

ご縁があってチェコの首都プラハでチェコの方々のためにそば打ちの実演・試食会を行った。未熟な腕を外国の方々に見せるとは何事かというご批判があると思うが、ご縁ということでどうかお許し戴きたい。

最初お話があった時には夢のようなお話で本気になれなかったが、いつの間にか話が進んでこの6月女房、同行の阿部さんと3人でプラハを訪問した。

そば打ち実演・試食会の内容は以下の通り。




そばは参加者40人ということで一人100gとして4kgを用意。出汁は天ぷら用と鴨せいろ用を用意した。何故2つを選んだかというと、天ぷらは日本食の代表の一つでチェコでもよく知られていること。鴨せいろはチェコの方々が鴨肉をよく食べているのと、実際に鴨せいろはおいしいのでチェコの人々にも喜んでもらえると思ったからである。他に日本酒4合瓶3本、そばぼうろ、そば茶を用意。




ミネラルウオーターを持って行った。そばは硬水で打つとぼろぼろになり、おいしくないというブログを読んだため。事前に家で硬度304のエビアンで打ってみたら少し硬く感じたが美味しく出来た。しかしチェコの水の硬度はよく判らない。念のため持って行った。






準備


イベントの前日、今回チェコでの受け皿(会場の確保、参加者の募集、食材の準備など)になってくれたチェコ在住20年の池田なつみさん宅で試食用のそばを打つ。


そばは二・八で3kgを小生と阿部さんで交互に打つ。ただし、事前に延し台(テーブル)と延し板(90p角)を頼んであったのだが、説明が悪かったのか延し板が無い。やむを得ず延し台(テーブル)の上で直接打つことにした。広さは十分(高さは日本と違い、70〜80cmある)だが、真ん中に縦に50cm間隔で筋が入っている。最初は気にならなかったがそばの麺が薄くなるとそこから切れそうになる。


やむを得ずそばの麺の両端を麺棒で巻いて麺棒を縦にして50cmずつ開きながら横に打った。何とか延すことが出来てほっとした。一方鴨肉は骨付きを買ってあったのでオーブンで1時間焼いてから骨をはずし(簡単にはずれる)、一口サイズに切る。オーブンで焼くとかなりの油が出るのでその油で日本ねぎに似たねぎを長さ5cmぐらいに切って炒めた。








当日


会は5時開始、7時終了。会場は7時半まで借りているという。3時に諸原料と器材を持って池田宅を車で出発。30分で着く予定が交通渋滞に巻き込まれ、会場に着いたのが3時50分。早速そば打ち班と天ぷら班に分かれ、準備開始。



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会場を事前に下見出来なかったが、写真では真ん中にステンレスの調理台があるように見えたので、そこでそばを打つ予定だった。しかし実際に行って見たら、中央はコンロが2台並んでいて使えない。たまたま皿などを置くように置いてあった机が延し台に丁度いいのでそれを借用することに。後は道具・粉を揃え、実演に備える。一方天ぷら班は別室でかき揚げ、なす、ズッキーニの天ぷらを揚げ始める。




徐々に参加者が集まり、5時になる。天ぷらが間に合わない。10分遅らせて開始。

二・八700gで実演を始める。



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なぜ700gにしたかというとイベント時間が2時間なのでなるべく早く実演を終わらせたい為。小生が一生懸命に打っている間、チェコの方が事前に送ったそばに関する情報をチェコ語に訳して解説してくれている。実演は順調に進み、切りに入ったら阿部さんが、そろそろ茹で始めてもいいですかと声をかけてくる。




阿部さんはまず参加者にそばの食べ方を説明。音を出して食べてもOKと伝える。てんぷらと鴨せいろをそれぞれ並んで取ってもらうことにしていたのだが、小生が実演を終わって手伝いに入ると鴨せいろを椀に入れて席に配っている。そばも20g位をすのこを置いた皿に盛って配っている。予定と違うじゃないかと云ったら、椅子が後ろの机についていて参加者が自由に出入り出来ない。そこでやむを得ず配っているという。


こういう手違いも出るものだ。嬉しいことに何度もそばのお代わりをする人もいて鴨せいろは完売。次に出した天ぷらも完売。わさびとゆず胡椒も用意したのだがこれは余り売れなかった。日本酒、そば茶、そば湯も飲んでいただき、あっという間に2時間が過ぎた。



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最後の拍手の大きさで結構楽しんでいただけたのではないかと実感した。後片づけをして会場を出たのが7時20分だった。




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反省:


@今回は結果的にうまくいったが、会場の事前下見は必要。
A受け皿側と準備してもらう品につき事前に何度も確認すること。





余談

実演・試食会の終了後、池田さんにチェコのモラビア地方(チェコの南方、スロバキアに近い)に連れて行ってもらい、ワインセラーでおいしいワインを思う存分楽しんだ。皆さんもぜひ一度訪ねてください。




 〜 酔爺 〜




posted by 石臼の会会員 at 11:16| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 「手学」蕎麦打ち&畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする