今回は石臼の会仲間3名で伺った。私だって偶には、お洒落なお店に行くのだ。なぁ〜んてね、種を明かせば、江戸ソバリエ倶楽部主催「そばガレットで地域振興「京都起業家賞受賞」について」サロンで話を聞いてきたお2人が、「なんだか、ガレットを食べたくなったねぇ…」となり、「ついでに笑門来福にも声を掛けてやるか」、ということで誘ってくださったのだ。
私も、縁あって行かなきゃ行かなきゃと思っていたので、渡りに船。実は、この一年でリベンジすること4回目(いつもはお洒落な方々の店前行列に驚き、クタッとなって前の「伊勢藤」で一杯やるうち、良い調子に酔って〆蕎麦に行くパターン)にして、やっと店内へ。
■■主食にガレット
■■ デザートにクレープ
いきなり、引用
〜〜神楽坂「ル ブルターニュ」HPから〜〜
そばはやせた土地でも育つ作物であったため、ブルターニュではガレットが主食の時代が数世紀もの間続きました。デザ−トとしてのクレープができたのは後のことで、
「ガレット=そばの生地=塩味」、「クレープ=小麦の生地=甘味」と一般的に使い分けられています。
また、歴史的な伝統料理のひとつでもあり、かしこまったイメージがなく、気軽に楽しめるフランス料理でもあるガレットは、夕食にフルコースになる大切な食事です。りんごの低発泡酒(シードル)を飲みながらガレットを食べた後、デザートのクレープを食べます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とな。
押さえておきたいのは、フランス・ブルターニュ地方では、原則的にガレットはソバ粉を使った主食。クレープは小麦粉を使ったデザートなんだとね。ふむふむ、ナルホドね。
HPには、ソバ粉の豊富な栄養の話が続くけれど、この石臼の会ブログを読む人には、釈迦に説法的な感じもするので割愛。
■■ランチセットがお得♪
■■ お洒落だわぁ〜♪
3人は、ランチセットを、それぞれオーダー。
●ガレットクラッシックとクレープ 1680円ガレット・旬野菜のグリーンサラダ・クレープグラッセ・飲み物
●ガレットクラッシックとスープ 1680円
ガレット・旬野菜のグリーンサラダ・本日のスープ・飲み物
●詳細φ(..)メモメモ忘れ、2480円
上の2つに1品多いか、ガレットが季節の特別のもの…だったようなぁ。
嬉しいのは、例によって例のごとく、ちょっと分けっこして3種類を食べられること。本日のスープや旬野菜のグリーンサラダの写真は 撮り忘れ。悪しからず。
コンプレット オニオンのシードルコンフィ(単品価格1280円)
目玉焼き風たまご、ジャンボンプラン(ハム)、グリュエールチーズ、オニオンのシードルコンフィ---のガレットだね。
オニオンが美味しいぃ〜っと言っていましたよ。
コンプレット トマトシャンピニオン(単品価格1380円)
かきまぜタマゴ、ジャンボンプラン(ハム)、グリュエールチーズ、トマト、マッシュルーム---のガレットだな。
トマトとマッシュルームが大好きなので、選びましたぁ。ガレットの外側はカリッと香ばしく、焼くのは片面だけ。具を沢山入れ混んで、外側を折り込む。結構なボリュームがあって、お腹いっぱいになる。
季節のガレット(単品価格うぅ〜ん…2000円弱位だったようなぁ)
目玉焼き風たまご、ジャンボンプラン(ハム)、グリュエールチーズ、ほうれん草、サーモン、胡麻 他 入っていたかも。---のガレットだね。
コンカルノワーズ(単品価格950円)
マロンクリーム、バニラアイスクリーム---のクレープ。甘〜〜〜い。
カンペロワーズ(だったような気がする。業務連絡=間違っていたら教えてください。) 単品価格1250円---クレープ。
で、あとは、シードル(林檎の微発泡酒)、珈琲やカフェラテを、それぞれ。
花番さんというか、ギャルソンというのかな?兎に角、イケメン揃いの素敵なお店の方に少しお話を伺った。ガレットの生地は、本場フランスの味を再現するために、日本産・アジア産(ミャンマー含む)の粗挽き+細引きソバ粉をブレンドし、塩と水、そして企業秘密を少々入れてから、48時間冷蔵庫で寝かせた後に焼くそうだ。パリッとした気持ちの良い食感は、ソバ粉ならでは。小麦粉のクレープのもっちり柔らかな食感と、どちらもそれぞれに美味しい。
神楽坂「ル ブルターニュ」ガレットの作り方を詳しく知りたい方は、是非ぜひ是非に、お店でガレット用の粉を購入してください。レシピが付いています。
そしてそうすると、以下の事の役に立てます。
■■ミャンマーでソバを
■■
昨年の丁度今頃、農業支援とフェアトレードを通じて、貧困地域の生活向上支援を目指すNPO法人アジア・貧困撲滅協会現理事長 氏原睦子さんに、神楽坂「ル ブルターニュ」と共同開発し、発売を開始したばかりのガレット用のソバ粉を見せていただいた。
かつて、麻薬の原料となるケシの生産地であったミャンマー・シャン高原で、ケシの代替え作物としてソバを育てる、今は亡き氏原輝男博士とJICAを中心としたプロジェクトがあった。(プロジェクト詳細はこちらを。)ところが、大前提であった収穫したソバの販路確立に難航し、後にJICAのプロジェクト事業は終了してしまう。
その活動をなんとか引き継いだのが、NPO法人アジア・貧困撲滅協会だ。
標高800m〜1,500mのシャン州チャウメ、タウンジーを中心とした地域で、農薬を使わず、多くの村民と日本の研究者が育てたキタワセ種の玄ソバを、生産者から適正な価格で継続的に購入することによって、少数民族の生活向上を支援する。二度と再び、貧困の為にケシの栽培に戻らないように。
ブログ内関連記事 :
何年か前、この活動の為に働く現理事長 氏原睦子さんや、現地スタッフZawZawさんと、日本の蕎麦を手繰りながらあれこれ話した時に、ブログに書いたものが以下2つ
NPO法人アジア麻薬・貧困撲滅協会
豪徳寺「あめこや」
ということで、
その、さまざまな用途で販売するミャンマーのソバ関連商品の一つが、今回伺った神楽坂「ル ブルターニュ」のガレット用ソバ粉だというわけ。この粉は、神楽坂「ル ブルターニュ」店内でも買えるし、NPO法人アジア・貧困撲滅協会HPで問い合わせ後、購入することもできる。1袋250g入り 100%そば粉 700円(消費税・送料 別途)。ル・ブルターニュ提供のレシピつき。神楽坂のお土産に是非どうぞ。
■住所新宿区神楽坂4-2■電話03-3235-3001■営業時間火〜土11:30-22:30/日・祝11:30-22:00■定休日月
お店のHP
posted by 笑門来福 at 18:02| 東京 ☁|
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