2013年04月15日

第47回八王子蕎麦打ち会

第47回八王子蕎麦打ち会開催

4月13日()に、高尾の里手打ちそば道場」にて、石臼の会第47回八王子蕎麦打ち会を開催しました

11名の参加を得て2月の蕎麦打ち会に引き続き変わり蕎麦を打ちました。

テーマ:「変わり蕎麦」

  蕎麦打ち風景.jpg 

親会

    懇親会.JPG
【酒】

桃川 純米吟醸(青森県上北郡)

赤ワイン

乾杯ビール  ケストリッツァー シュヴァルツ(ドイツ)、ビットブルガー ピルスナー(ドイツ)、プリムス ピルスナー(ベルギー)

【試食蕎麦】

よもぎ切り、打ち粉蕎麦:埼玉県三芳産(湯練り十割)、手挽き生粉蕎麦(北海道雨竜産)
    試食蕎麦1.jpg

        試食蕎麦2.jpg

【肴・つまみ】

乾き物

おにぎり

鮭燻製

白菜の昆布煮和え

薩摩揚げバンバンジー

和風ピーカンナッツ

桜島とり

厚焼き玉子

ポテトマカロニサラダ

茄子の揚げ浸

竹の子土佐煮

焼き豚

芹と縮緬佃煮の和え物

ふき

しらすせんべい

鯛かまぼこ

今後の蕎麦打ち会などの予定

5月3日()平成25年度石臼の会総会兼第41回調布蕎麦打ち会

6月22日()第48回八王子蕎麦打ち会(テーマはワイン)



posted by Mic at 18:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) |   ⇒八王子蕎麦打ち会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

浦安市猫実「信や」

6席のカウンターを中心に、奥に小あがりが1卓あって、10〜2・3人も入ればいっぱいの小粋なお店。平日の夜19時頃伺ってみた。先客は小あがりの家族連れ。小さな子供が一緒の3世代?のご家族が、和んでのんびりしている。そうそう、浦安市の子育て支援パスポートを提示すると、「ざる」「かけ」を大盛りにしてくれる、子連れにも優しいお店だ。



 

蕎麦前
 

まず、品書きを眺めると、いろいろな蕎麦前に続いて「店長おまかせコース 2000円」とある。聞けば、全6品で最後に〆の蕎麦まで付くという。マジですか?凄いコスパ。ということで、このコースに。

酒の品書きは、どちらかと言うと…というかハッキリとだな…焼酎のスペースが広く「一粒の麦」「蒼い永劫」「赤霧島」「魔王」「森伊蔵」と続くのに、日本酒は「ます酒」600円とそっけなく、他に個別の銘柄表記はない。あとは「本日の日本酒700円より」と一行あり、声を掛けて直接教えてもらう形式だ。新潟「八海山」純吟、山形「出羽桜」吟醸、高知「酔鯨」純吟、秋田「刈穂」純米が、今日用意の酒だそうだ。純米を飲みたかったので、秋田「刈穂」を選択。



刈穂と梅くらげ.jpg

梅クラゲ

くらげの歯ごたえがコリコリッと、梅干しのさっぱりと相まって美味しい。







山菜の小鉢3種.jpg

奥:沖縄ぜんまい胡麻和え

左:菜の花辛子醤油、右:花山葵土佐酢和え

この3品の中では、ぜんまいの胡麻和えが好き。いや、辛し和えもなかなかだった。3品とも結構量があって嬉しいぃ。





                       
                         カメラ

御造り まぐろ&サーモンを土佐酢で

(写真 撮り忘れ(^_^;)



ここで、品書きの中の「ます酒」をお願いする。女性には「菊正宗」の文字の入った綺麗な塗の升。(口紅を付けていると…ってことでしょう。男性は白木の升じゃないかな。)銘柄は、もちろん「菊正宗」本醸。小皿に塩が添えられた。





揚げだし豆腐とます酒.jpg

揚げだし豆腐&蕗味噌


揚げだし豆腐というと、お出汁を掛けるのがいつものパターンだと思うけれど、今回は、蕗味噌をつけて食べる。蕗味噌旨みとほろ苦い香りが、御酒のお供にも嬉しい。美味しかったぁ。



天ぷら.jpg

天ぷら うずら玉子 アスパラ パプリカ




 

蕎麦
 

お声掛けで、蕎麦へ。「かけ」と「ざる」が選べるようだ。ということで、「冷たいお蕎麦でお願いしまぁ〜す。」



 

〆蕎麦.jpg


薬味は、ねぎと山葵。コースの〆の蕎麦の量は、ほんのちょっと少な目。単独で「ざる」を頼んだ場合と、どのくらい量の差があるのか、聞けばよかった。


ご主人の内田さんは、本陣坊グループに10年、市ヶ谷「大川や」に3年、護国寺「蕎すけ」では店長を務め4年。満を持して201210月、こちら浦安猫実で自分の店をオープンした。ちらっと伺ったランチメニュー1000円は「蕎すけ」のそれ、そっくりだし。経歴を聞いて蕎麦前を手繰り、蕎麦を手繰ったら、その通りの味だと納得がいった。


自家製粉。この日は、常陸秋そばをこまかく挽いて(置いてある篩は60メッシュだけだった。打ち粉用かな。)、無篩いとのこと。

本日の会計は3800円

だからぁ

内訳は、 おまかせコース  2000

       ます酒「菊正宗」  600

       秋田「刈穂」は 1200円 ってことかなぁ。



■住所千葉県浦安市猫実5-12-8■電話047-321-4737■営業時間11:301430 / 18:002200■定休日■アクセス東京メトロ東西線浦安徒歩6店内禁煙



posted by 笑門来福 at 15:37| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月02日

第2回 江戸ソバリエ・レディース・セミナー
江戸蕎麦+江戸野菜 春の章@巣鴨「菊谷」

特定非営利活動法人江戸ソバリエ協会主催、料理研究家の林幸子先生+江戸野菜研究家の大竹道茂先生による江戸ソバリエ・レディー限定のセミナーに参加してきた。前回「冬の章」に続く、今回の「春の章」は、江戸蕎麦の原点と明日の料理を期しながら、「江戸蕎麦+春の江戸野菜」を学び、楽しめるような内容だ。


江戸野菜
 旧中山道はタネ屋街道
江戸東京・伝統野菜研究家の大竹道茂先生による江戸野菜のお話。馴染みのある地名を冠した東京独活(うど)、滝野川ごぼう、滝野川にんじん、練馬大根など、関東ローム層が根菜類の栽培に向いていたこともあり、今のとげぬき地蔵辺りから板橋区清水町にいたる約6kmの間は、タネ屋問屋が9戸、小売店が20戸も立ち並ぶタネ屋街道だったとのこと。

大竹先生独活の説明.jpg



この話を地蔵通り商店街にある「菊谷」さんで聞けるなんて、
江戸ソバリエ協会も会場選び一つとっても、なかなか粋なことをなさる。そして引き受けた「菊谷」さんにもチャキチャキとしたお江戸を感じ、その心意気にも惹かれる。

それにしても、東京独活(うど)の話は、知らない事ばかりで、「へぇ〜っ」を連発してしまった。栽培に手間のかかるものだったのだぁ。


そして今日の催しには全く関係ないけれど、巣鴨のすぐお隣、駒込染井村からとされる「ソメイヨシノ」が、ちょうど今、花吹雪!風に舞い散る状況ということもあって、現在に続く粋な江戸好みの品種を、江戸野菜や観賞用の植物として確立したこの辺りの人々の、品種改良や技術研鑚の水準の高さを思い、何故か勝手に誇らしい気分にもなる。かっこいいな、江戸っ子。いいなぁ、日本。



春の江戸野菜
■ 美味しいレシピ

続いて、幸子先生による「春の江戸野菜」を使った蕎麦料理「亀戸大根の旨味返し漬け」「のらぼう菜の変わり煮浸し」「独活かけ蕎麦」「独活蒸籠蕎麦」などのレシピ紹介があった。この後これらの料理を実際にいただけると思うと、受講者の頬は緩みがち!?ではあったけれど、皆真剣にφ(..)メモメモしながら聞く。

グー先生.jpg




 

春の江戸野菜
■ 蕎麦料理ディナー



春の章献立.jpg

まず、ビールで乾杯。

東京独活 蒸籠.jpg

一.東京独活 蒸籠

茹でた細切りの独活と蕎麦を、蕎麦汁に浮かべて。
台の蕎麦は、埼玉県入間郡三芳産 茨木在来&常陸秋そば交配種H24SY 丸抜き電動石臼挽き&茨城県旧岩瀬町産 常陸秋そば H24SY 丸抜き電動石臼挽き。さっぱりとシャキシャキ感の残る独活と細打ち蕎麦のコラボ。七色唐辛子が良く合う。



 


東京独活 打掛蕎麦.jpg


東京独活 打掛蕎麦

晒しねぎと、粗みじんのお出汁の味の染みた独活が、蕎麦の上にたっぷりと乗せられている。煮干し・昆布・鰹節の旨みがバランスよく配合された優しい上品な冷かけの汁と頂く。美味しいっ! やはり、台の蕎麦は、埼玉県入間郡三芳産 茨木在来&常陸秋そば交配種H24SY 丸抜き電動石臼挽き&茨城県旧岩瀬町産 常陸秋そば H24SY 丸抜き電動石臼挽き。


 

亀戸大根旨味漬.jpg


一.亀戸大根 旨味漬

本枯れ節と昆布を入れて十分に旨味の移った本返しで、亀戸大根を漬けたもの。対比の為に、漬けていない生の亀戸大根も一緒に出してくださった。ちょっと辛味が効いている生の状態のものから、そこに旨味が加わりパリパリと食感も楽しい漬け後のものは、素材が一段グレードアップした感もあり、何時でも近所のスーパーで買えるといいのに、と思わせた。




野良坊菜 直焼.jpg
 

一.野良坊菜 直焼

野良坊を、御揚げと一緒に少量の油で焼く。見たと通りの味ながら、香ばしくってとっても美味しい。下茹でしなくて良いのが、いいなぁ〜。真似しようっと。


「まだ飲みたい人は、各自精算方式です」と並べられた本日用意の日本酒。ありゃまぁ〜素晴らしい。これって、何かの罠ではないだろうかぁ。でも、今日は勉強に来たのだから…仕方ない、我慢がまん。いや、でも…術中に嵌ったと見せかけて…いや…、うぅ〜ん、まっいいか、まんまと罠に嵌ろうっと。ということで、お手を煩わせて恐縮ながら、竹鶴を1合 燗にしてもらう。

本日のお酒.JPG






 
野良坊菜 煮浸.jpg


野良坊菜 煮浸

林幸子先生が、遊び心をもって作った変わり煮浸し。野良坊菜の花に見立てた炒り卵が、寒天(+ゼラチン)の中で咲いている。大好きな柚子胡椒の風味が爽やかぁ。



 

一.利蕎麦

まず、あいもり


あいもり.jpg

左:中太打ち

東京桧原村在来種 手刈り天日干し H24SY 丸抜き電動石臼挽き & 同種の玄ソバをドイツのセラミック臼で粗挽きしたもの を二八で。

右:細打ち
埼玉県奥武蔵吾野産 交配種 手刈り天日干し 共同栽培H24SY 丸抜き電動石臼挽き & 同種の玄ソバをドイツのセラミック臼で粗挽きしたもの を外一で。
どちらも凝っているなぁ。


(※ここで言っていいのかどうか…分かりませんが、我らが石臼の会会員
萱草庵さんでも、この通称トム臼(=ドイツのセラミック臼)を最近導入し、従来の石臼と合わせて、変化のある面白い粉を作っていろいろ出してます、です。はい。菊谷さんを始め、ソバをどこまでも探究するって素敵です。<m(__)m>



二枚目菊谷.jpg
                          
                              二枚目
埼玉県入間郡三芳産 茨木在来&常陸秋そば交配種H24SY 丸抜き電動石臼挽き&茨城県旧岩瀬町産 常陸秋そば H24SY 丸抜き電動石臼挽き。これは、先ほど、グー先生とのコラボに使われ台となったものだ。菊谷さんが、裏方として控え目に表現する?つるっキリッとして、綺麗な薄緑色が小粋で江戸っぽい感じ。



 

菊谷3枚目.jpg

三枚目

「並」蕎麦としてだしている感じのもの
茨城県旧岩瀬町産 常陸秋そばH24SY 丸抜き電動石臼挽き & 栃木県益子町産 常陸秋そば H24SY 玄ソバをドイツのセラミック臼で粗挽きしたもの を二八で24時間熟成させたもの。



 

菊谷4枚目.jpg

四枚目

「吟」としてだしている感じのもの
富山県山田清水産 山田清水在来種 天日干し 電動石臼挽き H23SY & 栃木県益子町産 常陸秋そば 水洗い玄ソバをドイツのセラミック臼で粗挽きしたもの を外一で24時間熟成させたもの。

巣鴨「菊谷」さんでは日頃の品書きに「利き蕎麦」があって、2種類(時に、3種も)の蕎麦を食べられるのだけれど、今日のはまた取り分けゴージャスで、特別。うわぁ〜利き蕎麦面白いっ。

最初の合い盛りでバシッと決めたかと思うと、2枚目でお江戸っぽい清々しさを表しつつ度量の広さを示し、3枚 4枚目と風味と穀物感を増し、こんなんもあるんだぞぉ〜と、やってくれた。同じ甘みと表現するにも、少しずつ甘みの種類も違うし、風味も違う。産地ごとのソバの特性を開いて見せるのも面白いし、菊谷さんの場合のように、産地や挽き方をそれぞれ工夫し、時々にカスタマイズして、狙った香味を表現しているのも凄いな。いやはやホント面白楽しい。いやはやホント有難い。




蕎麦後.jpg
 

一.任腕甘味

春〜〜っ!」を感じる一品。桜餅?というか、中の独活はほろ苦さを生かしつつ、ほんのり甘く柔らかく煮たものが、桜色の薄皮と塩漬けの桜葉で包んである。今回のコースの独活は、それぞれのレシピで、食感や味がそれぞれ全部違って、凄く楽しい。今まで何とかの一つ覚え的に、天ぷらにするか、和え物か、きんぴら位しか思い浮かばなかったけれど、こんなにバラエティー豊かに変身できる食材なんだなぁ。



 

いやぁ〜満足、満足。楽しく美味しく勉強になった。
なんと表には出ていらっしゃらなかったけれど、裏方にニコニコ笑顔の寺西名人が厨房にいらしたのも、見てしまった。凄い。
「夏の章」が待ち遠しい。

   
 

   次項有
手打ちそば「菊谷」HP
   次項有
お店のブログ「蕎麦滑降」

※こちらは、石臼の会ブログ右端「気になるプロのブログ」カテゴリから、巣鴨地蔵通り「手打ちそば 菊谷」ブログという表示で、常時リンクをはっているところと同じ。

■住所豊島区巣鴨4−14−15■電話03−3918−3462■営業時間平日・土曜日・祝日  11:3021:00(中休み無し)ラストオーダーは20:30。売り切れ次第閉店。■定休日火曜日。但し、祝日や「4」のつく日は営業し、翌週の月曜は振替休業■アクセス都電荒川線 庚申塚駅徒歩3分 /都営地下鉄西巣鴨駅徒歩8分 /JR山手線巣鴨駅・都営地下鉄巣鴨駅 徒歩10



posted by 笑門来福 at 07:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒新宿・豊島・渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする