映画を観た。例によって少々余韻を楽しみたくて、近くの蕎楽亭へ。
■■蕎麦前
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心も体も、余分な力が抜けて、ゆったりのんびりした気分になる。しばらくすると、また食べたくなる1品。
Yamato Ya’s“Zennai”純米14度¥600.-
お洒落なボトル姿。青りんごを思わせるさらりとした酸味と、軽やかな甘みのある喜多方のこの酒は、…サラサラ〜〜ッと入ってしまい、暑い夏によぉ〜〜く冷えたもので軽くやりたい人に、良さそう。
でも、でも、でも、私の場合は、「飲まないつもりでいたのだけれど、どうせ1杯だけならば、しっかり系の酒が良かった」などと、よく分からない理由を付けて、もぅ一色お願いしようと、「酒」を求めて品書きに目が行く。
鱧子の煮こごり¥780.-
鱧子の旨みはもとより、粒々感と、硬めに仕上がった煮こごりの食感の変化も楽しく、思わず舌鼓。
泉川純米吟醸¥750.-これこれ、これを求めておりましたですよ。しっかりした味わいの存在感のある日本酒らしい日本酒。「飛露喜」の醸造元 会津坂下の廣木酒造が、地元福島での展開を目的に造っただけあって、コストパフォーマンスも良いなぁ〜と嬉しくなった。
「もぅ〜あと1杯。もぅ少しだけっ!」。
泉川から移るとなると、道筋はついていて、飛露喜特別純米¥800.-を選択。
勿論というかぁ、やはりこちらのお店では天ぷらが欲しくなる訳でもありぃ、ということで、次は
季節の天ぷら¥2300.-
稚鮎2本
手前小皿の薄緑色の大根おろしは、蓼酢。右が梅肉。
カラリと軽く揚がった鮎は小さな胸鰭で直立してますぅ。それを、頭からパクリ。こんなに小さくとも、ほんのり苦味のある鮎の香りが楽しめる。
鱧
ぷっくり身の厚い鱧。あぁ〜美味しい。
野菜3品は、左からズッキーニ・かぼちゃ・モロッコインゲン。
■■蕎麦
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丸抜きを粗挽きにしての細打ち。穀物の風味、たおやかなのど越し、文句なく美味しい。
十割そば¥1000.-
玄ソバを挽きこんだ、ちょっと色の黒い蕎麦。この香味の、支持者は多い。
お店のHP
■住所新宿区神楽坂3−6 神楽坂館1F■電話 03−3269−3233■営業時間11:00〜15:00/17:00〜21:00(月曜は夜のみ)■定休日日・祝■アクセスJR中央本線 飯田橋駅西口 徒歩5分/東京メトロ東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅 B3出口徒歩3分/都営大江戸線牛込神楽坂駅 徒歩4分