あぁ〜それなのに、それなのに、私、ものぐさなものだから、2ヶ月もブログ記事アップしなかったぁ。今頃になって、こなもんや三度笠の華麗麺麭さんに「一東菴さんに行った時、ご主人から笑門来福さんが来たって聞きましたよ。」と・・・。ありゃま、慌てて「こなもんや三度笠」華麗麺麭さんのブログをチェック、遅ればせながら私も重い腰を持ち上げた次第。反省。
で、ずるぅ〜いけれどぉ、製粉の状況が凄く良くわかるので夢八さんと華麗麺麭さんのブログの素晴らしい文章を、一部転載させてもらっちゃいましょうっ。
どうかお許しください、夢八さん 華麗麺麭さん。


製粉室を見せてもらった。石抜き、選別、殻剥き、石臼が揃っていた。巣鴨の菊谷もそうだが、都内でなかなかこれだけの機械を持つの大変だ。これだけ揃えれば蕎麦職人冥利に尽きるかもしれない。


都内の蕎麦屋さんで、石抜き、選別、殻剥き、石臼の機械を使って自家製粉するのは珍しい。巣鴨の「菊谷」のほか、そんなにありません。しかも、玄蕎麦は、全て契約農家からの直送。
だそうですよ。ね。
そう。そう。そうでしょうとも。
だからって訳でもないけれど、店内には昔懐かしい木製の唐箕が展示されていた。
ということで、1人で3杯一気呵成に?手繰って来たのだ。
■■慈久庵焼き畑水府在来十割蕎麦
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限定10食 850円
朝一番にお店に入ったことが功を奏して、しっかりありつけた。常陸太田市「慈久庵」の焼畑のソバ畑からとれたソバを手刈りして天日干ししたものだ。辛味大根が薬味。香り高くしっかりとした穀物感、美味しいっ。これが、850円とはっ!驚き。幸せな気持ちに。これ一枚食べただけで来た甲斐があったかも。
■■青森階上早生二八蕎麦
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もり蕎麦650円
先に二八を頂き、後に十割とするべきだったか・・・な。
■■かけ蕎麦
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色の薄い甘汁と青ねぎ、京都の黒七味は、関西アレンジとでも言うのか相性が良い。
蕎麦3杯目ながら、ゆずの香りですっきりと美味しく頂いた。
余談だけれど、
更に、
09年の麺産業展で初めて知った半生タイプの「食べる削り節」。以来すっかり気に入って、ついつい毎年販売ブースを探してしまうお気に入りの鰹節屋池田物産さんが、こちら「一東菴」の出入りの鰹節屋さんらしいし・・・そんなこんなのちょっとしたご縁も重なって・・・つまり、そのぉ、とても身近に感じた。一徹なご主人と、元気溌剌笑顔の可愛らしい女将さんが営む、木をふんだんに使った素敵なお店、また伺いたい。
■住所北区東十条2-16-10■電話03-6903-3833 ■営業時間 11:30〜15:00/17:00〜21:00(日曜日は15時まで)■定休日月■アクセスJR京浜東北線「東十条」駅 徒歩2分