2010年02月28日
そばもん ニッポン蕎麦行脚 / 3
山本おさむ著
藤村和夫監修
小学館
540円(税込)
2010年2月27日発売
第17話 そばの三たて(前編)
第18話 そばの三たて(後編)
第19話 そば屋の玉子焼き
第20話 そば汁の“かえし”(前編)
第21話 そば汁の“かえし”(後編)
第22話 夏の終わりのそば
第23話 新そばの季節(前編)
第24話 新そばの季節(後編)
第25話 踊るカレー南蛮
本の帯には、「名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された矢代稜。今回は、真冬に“新そば”を売っているそば屋がインチキかどうか真相解明する事に!さらに、万人を虜にするカレーとそばが融合した“カレー南蛮”誕生の歴史にも迫る!」とありましたぁ〜。ビックコミックで読んだ人も、もう一度まとめて読めるのは嬉しいのでは。
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2010年02月22日
江戸ソバリエのいるお店
■■店主が江戸ソバリエ
■■石臼の会会員の蕎麦屋
■田舎蕎 里山
住所埼玉県比企郡小川町高谷202-1
電話0493-74-1800
定休日火・水
営業時間11:30〜売り切れ次第終了(14:00頃)
💠店主一人で営業し、蕎麦の数量に限りがあるので
遠方からお出掛けの方は、事前に電話で確認して
おく方が良いかもしれません。
アクセスJR八高線・東武東上線小川町下車徒歩30分
お車では、県道184号線を小川町市街から
寄居方面に進み小川町総合運動場入口信号を
曲がって総合運動場を過ぎて300mほど。
江戸ソバリエ認定の店(Edo Sobalier Friendly Shop)
ブログ内関連記事
↩2010年8月1日 小川町「田舎蕎 里山」へ
■萱草庵
住所東京都立川市富士見町1-15-7
メゾン ル・パルク1F
電話(042)528-2424
営業時間11:30〜14:00/18:00〜21:00
定休日火曜日。水曜日は、夜のみの営業。
アクセスJR青梅線西立川駅下車 南口徒歩5分
江戸ソバリエ認定の店(Edo Sobalier Friendly Shop)
ブログ内関連記事
↩ブログ内 10年5月 手打ち蕎麦「萱草庵」訪問記へ
↩ブログ内関連09年5月18日記事へ
↩ブログ内関連09年1月25日記事へ
↩ブログ内関連09年5月17日 韓国「KBS」サイエンス 蕎麦特集、蕎麦は薬膳料理?かな?
■鎌倉長谷 そばと甘味栞庵
※ 鎌倉市常盤で営業していた「季蕎庵」は移転し、2016年3月1日より 屋号を 鎌倉長谷「栞庵」としてリニューアルしました。
住所神奈川県鎌倉市長谷1-16-21 2FC号
電話090-6542-7330
営業時間11:30〜17:00(ラストオーダー16:30)
定休日月・不定休あり
アクセス江ノ電長谷駅より 大仏方面へ徒歩7分
江戸ソバリエ認定の店(Edo Sobalier Friendly Shop)
■ソバカフェさくらの蕎麦あそび
住所神奈川県鎌倉市常盤862-7
電話0467-32-4591
営業時間11時〜17時
営業日不定休につき、お問い合せ・ご予約ください
アクセスJR・江ノ島電鉄 鎌倉駅 西口下車
鎌倉市役所前(西口・京浜急行バス、江ノ電バスが共同運行)からミニバスで「一向堂」下車 徒歩5分
江戸ソバリエ認定の店(Edo Sobalier Friendly Shop)
ブログ内 11年1月21日
ソバカフェ「さくらの蕎麦あそび」訪問記へ
■■講師が江戸ソバリエ
■■石臼の会会員の手打ち教室
■高尾の里
💠こちらの道場は隔月で、石臼の会蕎麦打ち会の会場となっています。
講師2人が江戸ソバリエで、その内の一人が石臼の会の会員、石臼の会蕎麦打ち会講師でもあります。
住所東京都八王子市大和田町2-17-8
電話042-631-5770
アクセス下の各駅よりバス10分、徒歩2分
@JR日野駅
日50八王子駅北口行「大和田2丁目」下車210円
AJR豊田駅
豊56八王子駅北口行「大和田2丁目」下車170円
BJR八王子駅
日50日野駅行「石川入口」下車 170円
C京王八王子駅
日50日野駅行「石川入口」下車 170円
BCは豊56豊田駅行など他の路線もあり。
この会場での蕎麦打ち会の様子は、ブログ内の
「手学」⇒八王子蕎麦打ち会 でもご覧になれます。
■■江戸ソバリエ認定の店
■■Edo Sobalier Friendly Shop
私たち石臼の会も所属している江戸ソバリエ協会は、江戸ソバリエがオーナーである上記石臼の会会員の店の他にも沢山のお店を 江戸ソバリエ認定の店 Edo Sobalier Friendly Shop (Copyright(C)2010 江戸ソバリエ協会)として選定しています。
↩江戸ソバリエ協会認定の店リストは
協会HPこちら。
このページは情報が入り次第、追加更新してゆくつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2010年02月21日
蘇我「王寿屋」
土曜の夜、気心の知れた仲間との宴席があり、長谷川平蔵おすすめ「鬼平コース」3600円を頂いた。(鬼平コースは、1人前3600円・4200円・5250円の全3種類。要予約。)
コースの最初は蕎麦サラダ(揚げ蕎麦とハム、レタスなどの野菜)
…写真を撮り忘れ。
奥にあるのは、コースの品書き。○○御一行様として用意されていた。手前は、前菜五品 (そばクレープ、?、そばみそ、よせ湯葉、そばカナッペ)
そば寿司
北海道ししゃも天麩羅
蕎麦屋の焼き鳥(…写真なし。)
玉子焼きで、蕎麦を巻きこんでいる。
鬼平鍋 (鴨うどんすき) うどんが超極太。
一口、二色せいろ (本来の〆は“一口せいろ”の後にそばのデザートらしいのだが、飲兵衛の会だからか?そばデザートのかわりに二八と唐辛子打ちの二色に。)
尚、コース外の品書きの中の変わり蕎麦は、1月が柚子で、2月が唐辛子、3月は桜切りを予定しているとのこと。
こちらの店のソバ粉は、北海道産。うどんは、房総の地粉だそうだ。
お出汁に鰹本節、鯖節、利尻コンブ、しいたけ そして、長崎のアゴ(トビウオ)を使っているという。
日本酒の品揃えがなかなか良くて、飲兵衛には有難いお店。何本飲んだか…記憶が…であるが、飲んだ量を思うと財布に優しかったような…体感。 口髭をたくわえた楽しく親切なご店主が、我々を蘇我駅まで車で送ってくださった。良心的で心地好いお店であった。
■住所千葉市中央区白旗2-3-10■電話043-263-5113■定休日水■営業時間午前11:30〜14:00 17:00〜20:00 コース料理や貸し切りの時は営業時間を延長してくれることも。■アクセスJR内房線 蘇我駅 徒歩15分/京成千原線 大森台駅 徒歩13分
2010年02月19日
第24回調布蕎麦打ち会
今回はバレンタインデー当日、参加人数も過去最大級、いろいろなお知らせや発表もあり、盛りだくさんな内容でした。
■参加者■
蕎麦打ち18名、懇親会24名。■蕎麦打ち■
本日の蕎麦粉:北海道・音江産
今回は初参加の方の腕の見せ所あり、若い女性へのベテランさんのマンツーマン指導あり。また、20人近くの蕎麦打ちは会場を二回に分ける必要もあり、蕎麦打ち会らしい雰囲気が満載でした。
Tさんによるチョコレート切りは細打ちでビターチョコといった色でしたが、味は苦みよりも甘味を感じるものでした。「シェリー酒切り」の方は茹で上がった後、隠し味(?)がボトルからふりかけられまして、シェリー独特の香りと味が見事に出ておりました(笑)
他にIさんによる「柚子切り」で季節を楽しめました。
■懇親会■15時半頃スタート。
まず1月に新入会2名を含む初参加3名の自己紹介ご挨拶。皆さんすでに蕎麦打ちのキャリアは長い方々です。
他に、蕎麦の香りに関する研究発表、蕎麦のマンガを出版される方の紹介など、入れ替わり立ち替わり。しゃべりたがりが多いので懇親会の場は話題が尽きません。
加えて、石臼の会・春の旅行企画も発表され、盛り上がりは最高潮。
気がつくと外は真っ暗。今回も長い長い一日となりました。
■酒と肴■
【酒】
「サンクトガーレン」
「Bon Rouge」健やかワイン「越の梅里・吟醸」
「まんさくの花・吟萬」
「菊水の純米酒」
「いいちこ」「菊正ピン」
「八海山」
「黒松白鹿・山田錦特別純米」
「渓流」朝しぼり出品貯蔵酒
「2004perricoota shiraz collexion」
「守禮」(泡盛)「麒麟淡麗生」
肉類:手羽先バルサミコ酢焼き、鴨燻製
魚介類:しめ鯖、ニシン塩焼き、螺貝
珍味:ミミガー
煮物類:芋がらの煮物、春山菜の煮物
蕎麦屋のつまみ:チヂミ、蕎麦ピザ、蕎麦味噌焼き
味玉子、ゴマ豆腐、ゴマ厚揚げ
しゃくし菜、味付け海苔、蓮根のアンチョビ炒め
他多数。
2010年02月18日
「竹やぶ」阿部孝雄さん@亀有「吟八亭やざ和」
偶然か、何かのご縁か、伺ったちょうどこの2009年12月18日は、43年前、柏「竹やぶ」が開店の産声を上げたその日だそうだ。楽しい偶然も重なり、夢中になってお話を伺った。3時間は、あっという間に過ぎ去って、今となってはブログに公表しても良いものかどうか判断がつかない。迂闊にも阿部孝雄さんにブログの事をお話していなかったので、なんだか内容を載せるのは憚られるのだ。素晴らしい蕎麦店経営者であり、弟子にあたる後続の蕎麦職人を何人も育てた人であるが、阿部さんその人は、蕎麦職人というよりは、芸術指南役というほうがピタリとくるような魅力的な表現者であるように思った。
ということで、
御話の詳細は載せないこととし、「やざ和」矢澤登志和さんが満面の笑みで次々と出して下さった美味しい料理の数々を、ご了解を得て撮った写真で紹介し、当日の記録にと残したい。 ■■続きを読む■■
2010年02月11日
新橋「竹邑庵太郎敦盛」
■■居酒蕎麦屋
■■ 店内の様子は…。
伺ったのは平日夜21時半をまわった頃。サラリーマンの聖地新橋では、ほろ酔い加減の人も行き来する時間帯だ。さて、黒地に白抜き文字で「黒いそば」と書かれている迫力の暖簾をくぐる。ガラガラガラっと扉をスライドさせると、いきなり狭い玄関の三和土に乱雑に脱ぎ捨てられた靴、靴、靴。店内は民芸調というかぁ…日本贔屓で金襴緞子好きな中国系アメリカ人の親戚をもった出島のバテレン(それっていったい何者?)が、日本民家を自力で楽しく改装したような(それってどんな?)シャンデリア有りの、カラオケ機械有りの、畳に椅子・テーブル有りの、座卓有りの、座布団有りの、金糸の入った帯地のクッション有りの、金ぴかの招き猫有りの、日本人形有りの、アイドルのポスター有りの、めくるめくミラクルワールドが広がっているではないか。カラオケをやっていないときは、演歌や流行歌?っていうのかなぁ…が、堂々と流れている。一歩踏み入れるなり、これは濃いぞぉ〜っと思わず身構える。
そのミラクルぶりに、ついつい店内を見回していると、カラオケもすっかり佳境に入って肩を組み大合唱する御常連?に対し、大御女将とおぼしき方が「これ、もぅ少し静かにしてちょうだいよぉ」「うるさいよぉ」「何度言わせるんだぁ」と、年老いたおっかさんが純朴な元青年を叱るように頭をポカリと叩いた。不思議なことに叱る方も叱られる方もわりに笑顔である。そっけない客あしらいのようでいて、時にこういう采配のできるお母さんがいるから、御客も遠慮なく寛げるのだろうか?なにしろここは繁盛している。
■■蕎麦前
■■ ざっくばらんに
気の合う仲間と…。
卓上の品書きには、概ね400〜600円台で、京おばんざい風の肴がずらりと並んでいた。飲み物も、ビール日本酒は言うに及ばず、サワー有り、焼酎有り何でもありそうで、蕎麦前体制は万全である。大学のサークル仲間や会社の同僚などと、ワイワイやるにはもってこいのお店だ。日本全国均一なチェーン店の居酒屋よりも、グッと個性的で楽しめるかもしれない。
この時は凍えるように寒かったので、迷わず「熱燗」をお願いした。アルミのちろりにカンカンに熱せられた日本酒が即到着して、キューっと一杯。ちょっと(いや、とても)堅茹での枝豆と温泉卵がお通し。「湯とうふ」の薬味をよぉ〜く覚えておいてね。 ■■続きを読む■■
2010年02月02日
第27回<新春>八王子蕎麦打ち会
今回は新年第一回目の蕎麦打ち会ということもあり、12名(男性9、女性3名)の参加者で、大変賑やかに行われました。
■蕎麦打ち■
本日の蕎麦粉:氷冷華十割、常陸秋蕎麦+カムイブレンド・二八。
今年の蕎麦粉は幌加内産が不作のため少なく、最後の粉とのことで、「氷冷華」を十割で打って味わうこととなりました。
また、会員のTさんが山形を訪れ手に入れられた蕎麦粉4種類で味比べ。品種は以下のとおり。
「来迎寺在来」(山形・大石田)
「でわかおり」(山形・村山・石臼)
「最上早生」(山形・最上・胴搗き)
「埼玉三芳」(埼玉)
「八溝在来」(栃木)。
12名もの蕎麦打ちとなりましたが、早めに来て打ち始めた方もおられたため、交代での蕎麦打ちでも13時半には全員完了。皆さん手早くなってます。
■懇親会■参加:全15名
今回も女性参加者が酒の肴づくりに精を出していただき、テーブルには溢れんばかりの料理、つまみが。皆さん待ちきれない中、事務局より「今年もよろしく」の乾杯を発声。
【酒】
「金寶」自然酒の生しぼり長命之一滴(福島郡山・金寶酒造)
「獺祭」純米大吟醸(山口岩国・旭酒造)
「加賀の井」純米吟醸(新潟糸魚川・加賀の井酒造)
「渓流」朝しぼり出品貯蔵酒(長野須坂・遠藤酒造)
「初孫」しぼりたて初吹雪(山形酒田・東北銘醸)
「2004perricoota shiraz collexion」 (オーストラリア)
「菊水」ふなぐち(菊水酒造)
「東力士」本醸(栃木那須烏山・島崎酒造)
「桃川」純米かすみ酒一番搾り(青森おいらせ町)
「麒麟淡麗生」
【肴】
からすみ大根、松前漬け、焼き鳥、チキンカツ、水菜、サヤエンドウ、ちぎり揚げ、ゴボウ揚げ、合鴨ロース、虎屋の羊羹、最中、赤ワインの寒天、菜の花の酒盗あえ、豚の紅茶煮、韓国海苔、おにぎり、漬け物他、マスカルポーネとたらこのディップとクラッカー、シュリンプロールほか多数。
5時半頃お開きとなりました。
次回のテーマは「つゆづくり」です。
今後の「石臼の会」蕎麦打ち会
- 2月14日(日)調布市民会館「たづくり」
- 3月13日(土)八王子「高尾の里手打ちそば道場」