昨年、私達江戸ソバリエ「石臼の会」の幾人かが、自宅で高嶺ルビーを育て可憐な紅色のソバの花を楽しんだ。その栽培の悲喜交々をブログ記事にはしたのだが、残念なことに収穫までは相ならず、ましてや紅蕎麦を打って食べた者はいなかった。打ってみたいなぁ〜食べてみたいなぁ〜と,思いは募っていたのだが…。
そしてつい先ごろ、09紅そばサミット・花まつりin信州蓼科高原に特別ゲストとして参加する江戸ソバリエ認定委員のほしひかるさんが、「紅蕎麦を食べてきます」と仰っるのを聞き、「羨ましい、羨ましい!紅蕎麦は、どんなでしょう?」とお聞きしてしまった。そんなこともあり、戻られてかの地の様子を知らせて下さった。
私同様、“紅そばの味”などに興味のある方も多いと想像するので、ほしさまの承諾を得て記事としてしまう。
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2009年09月29日
2009年09月28日
第5回 蕎麦ウォッチング展
江戸ソバリエ仲間伊嶋みのるさんから連絡を頂いた。毎年恒例となった素敵な展覧会のお知らせだ。
詳細は、以下の通り。
第5回 蕎麦ウォッチング展
とき:平成21年10月31日(土)〜11月6日(金)
11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
ところ:飯田橋「ギャラリーZO」
新宿区下宮比町1-1
пF03-3235-0677
*JR飯田橋駅東口より徒歩3分
地下鉄 東西線、南北線、有楽町線、大江戸線「飯田橋駅」B1出口より
徒歩2分。
詳細は、以下の通り。
第5回 蕎麦ウォッチング展
とき:平成21年10月31日(土)〜11月6日(金)
11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
ところ:飯田橋「ギャラリーZO」
新宿区下宮比町1-1
пF03-3235-0677
*JR飯田橋駅東口より徒歩3分
地下鉄 東西線、南北線、有楽町線、大江戸線「飯田橋駅」B1出口より
徒歩2分。
「蕎 麦 切 り 」〜 人情のぬくもり 〜
舞台公演のお知らせ
食は人情の源!
そして・・・、なぜ蕎麦切りなのか?
とにかく泣かせます!
出 演:中牧 由美 (米山企画)
石田 由紀子 (米山企画)
まつしま ゆうこ (米山企画)
小西 早苗 (劇団NLT)
開演日:平成22年1月20〜23日
1/20 19時〜
1/21 14時〜・19時〜
1/22 14時〜・19時〜
1/23 13時〜・17時〜
会 場:内幸町ホール (千代田区内幸町1-5-1)
入場料:3,500円
お問い合わせ:米山企画 03-3295-5890
企画協力:ほし ひかる (江戸ソバリエ認定委員会)
蕎麦打ち指導:田中 富夫・松本 行雄 (江戸流手打蕎麦 鵜の会)
協 力:江戸ソバリエ認定委員会、江戸流手打蕎麦 鵜の会、『そばもん』(小学館・ビッグコミック)、「フードボイス〔http://fv1.jp/〕」、幹書房、『そばうどん』(柴田書店)、『蕎麦春秋』(リベラルタイム出版社)、『酒めん肴』、『日本そば新聞』、『新そば』、『麺の世界』(麺とパスタ専門学校)、伊藤園の韃靼そば茶、タカラトミーのいえそば、鈴廣の蒲鉾、且R本海苔店、感スティーアール-のそばお菓子、谷中琵琶Style、 (順不同)
円窓師匠の落語、川嶋信子さんの創作琵琶に続き、
江戸ソバリエの蕎麦文芸シリーズ第3弾のお知らせです。
江戸ソバリエの蕎麦文芸シリーズ第3弾のお知らせです。
食は人情の源!
そして・・・、なぜ蕎麦切りなのか?
とにかく泣かせます!
日程の確保と、ハンカチをお忘れなく。
題 名:「蕎 麦 切 り 〜人情のぬくもり 〜 」
脚 本・演出:米山 穂積 (神田明神将門太鼓 代表)題 名:「蕎 麦 切 り 〜人情のぬくもり 〜 」
出 演:中牧 由美 (米山企画)
石田 由紀子 (米山企画)
まつしま ゆうこ (米山企画)
小西 早苗 (劇団NLT)
開演日:平成22年1月20〜23日
1/20 19時〜
1/21 14時〜・19時〜
1/22 14時〜・19時〜
1/23 13時〜・17時〜
会 場:内幸町ホール (千代田区内幸町1-5-1)
入場料:3,500円
お問い合わせ:米山企画 03-3295-5890
企画協力:ほし ひかる (江戸ソバリエ認定委員会)
蕎麦打ち指導:田中 富夫・松本 行雄 (江戸流手打蕎麦 鵜の会)
協 力:江戸ソバリエ認定委員会、江戸流手打蕎麦 鵜の会、『そばもん』(小学館・ビッグコミック)、「フードボイス〔http://fv1.jp/〕」、幹書房、『そばうどん』(柴田書店)、『蕎麦春秋』(リベラルタイム出版社)、『酒めん肴』、『日本そば新聞』、『新そば』、『麺の世界』(麺とパスタ専門学校)、伊藤園の韃靼そば茶、タカラトミーのいえそば、鈴廣の蒲鉾、且R本海苔店、感スティーアール-のそばお菓子、谷中琵琶Style、 (順不同)
2009年09月25日
そばうどん第39号
柴田書店
2009年9月18日発行
定価 2,940円(税込)
書店に先駆けて09麺産業展会場で売っていた「そばうどん第39号」は、イベント戦利品の一つだ。なんでも江戸ソバリエ 上級講座「ルシック」について記事掲載してくださったということで、この江戸ソバリエ「石臼の会」ブログでもこの号をチラリと端折って御紹介しようと思ったら…、目次を見ても蕎麦好きには興味のある記事ばかりで端折るところがない。仕方なしに目次をまるごと載せてしまう。
■■
■そばうどん第39号目次
■粉の不思議そばうどんの粉を考えるソバ粉図鑑/小麦粉図鑑
■名店4 軒にみる粉の挽き方とその使い方
車家/二足の草鞋 地水庵/山泉/蕎楽亭
■国産小麦の産地から
きたほなみ/ふくはるか
■国産小麦でうどんを打つ 川野屋本家
「蕎麦料理仲佐」の手挽き石臼製粉と人びとの関わり(吉澤善太)
■事例集私はこう製粉する
せきざわ/蕎楽/古式手打泉/月侍の滝 もみじ苑/くりはら/蕎麦流石はなれ/そば処末広/蕎麦みわ/生粉打ち亭/だんべうどん
■粉とそばを科学で探る
―― 日本栄養・食糧学会発表から
■国産小麦の最新情報
―― 新品種が続々登場
■アンケート調査わが店のソバ粉の調達法
■地方の麺食を訪ねて
―― 各地に息づく、食文化の豊かさ 第1 回 青森
■江戸時代の丼と割り箸
―― その始まりと普及はいつごろなのか?
■魯山人とそば
■そばうどん店の新たな食材 第5 回 茄子の魅力
日本料理店に学ぶ
茄子の使いこなし日本料理紫水
茄子をメニューに生かす ほそ川/蕎麦流石はなれ/千利庵
■茄子の知識と活用法
■新作店舗選2009
京うどん生蕎麦おかきた/馳走うどん らぐ 麺ダイニング/蕎麦ひら井/酒彩酒膳・蕎麦 大むら/手打そば 俊
■古民家の店舗改装事例集春知/土家/くりはら
■江戸の文芸と蕎麦(岩ア信也)江戸狂歌とそば (二) 寛政・文化期
■全国ソバ産地探訪(片山虎之介)島根・奥出雲/栃木・壬生
■手打ちそば店に挑む女性たち(中津川由実)榊 京子 たま庵
■蕎麦我記(藤村和夫)
■■そば粉をめぐる最新情報2009
■ そばうどんあれこれ
「ソバ博士のそば講座2009」が「そば資料館・研究センター」にて開講
江戸ソバリエが上級講座の「ルシック」を設立
信州そば産地表示推進協議会が「信州そばきりの店」を認定
大陸文化の玄関、博多と麺類の関係を探る「フォーラム麺と博多」開かれる
2009年09月18日
‘09麺産業展
今年も「'09麺産業展」が開催された。麺類店・中華店・飲食店の営業に関連する最新の商品・製品・情報に直接触れられる、そば屋さん商売繁盛のための展示会だ。開催期間中3日間で1万人超の来場者がつめかけたとあって、蕎麦業界の一大イベントと言ってよいと思う。
日 時:9月16日(水)〜18日(金)
10:00〜17:00
場 所:東京国際展示場・ビッグサイト 西4ホール
入場料:1000円
出展社一覧:PDFファイル
特に今年は、江戸ソバリエ 伊嶋みのるさん 川俣静さん 菅野奈津子さんなどのお描きになられた蕎麦屋さんの絵や、今までの江戸ソバリエの活動が垣間見える出版物・展示物を、(社)日本蕎麦協会のブースの中に展示していただけた。
主 催 : 麺産業展実行委員会
今年のお気に入りは、かつおぶしの池田物産の「食べる削り節」和風マイルドしょうゆ味。しっとり柔らかな食感のやや厚削りの鰹節に“かえし”のような味がしみ込んでいて、美味〜っ。無添加(化学調味料・保存料)で、開封後は冷蔵庫保存で2〜3日が賞味期限と書いてあったので、100g入った1袋を食べきれるか少し心配もしたのだが…。しみ込んだかえしの塩分があるので、食べる辛汁という感じでもあるし、まぁ〜3日以上たっても大丈夫なんじゃないだろうか?と思いつつ、小松菜の胡麻和えに塩分の味付けをせず、この食べる削り節を和えたら、なんのなんの、晩酌をする夫と普段は葉物の御浸しにはあまり見向きもしない子供たちが次々に箸を延ばして、更に勝手に各自冷ややっこのトッピングにして、その日の夕食に完食してしまった。(あぁ〜っ私の取り分が少なかったぁ、もう一袋ゲットしておくべきだった。)
あぁ〜それから、ため笊も買ったぁ=3。これは、過日かっぱ橋で買ったものより、しっかりとしていて安かったように感じる。それから、まな板の素晴らしいのを「木ぢや」で発見したが、腕前不足の身分不相応,私の財布にも不相応であったので、購入は断念。それから、しっかり見学できた「蕎麦打ち体験」¥500/1回も、勉強になった。
蕎麦打ち友は、出汁昆布を大量購入。そして何故か破格でマッサージチェアまで購入。じっくり巡ると出展社から得られる専門的な情報を含むお得感は、他では味わえない。まさしく年に一度の好機、いくら時間があっても足りない状態だ。
フードコーナーでは、せいろそば・せいろうどん各600円、天せいろそば・天せいろうどん各1,000円、東京醤油ラーメン600円、白胡麻坦々麺1,000円、焼売(3個)200円、肉まん(1個)200円、缶ビール400円 が品書きにのっていた。
その中から、迷いに迷って?結局頂いたのは、
「天せいろそば」¥1000-
さっくり衣で海老がプリップリッと美味しいっ〜。
3日目に食べた時は、釜前に「かんだやぶ」の若旦那が入っていた。
午前中の試食で食べすぎていた2日目は
「せいろ」\600.-
どちらも流石“鵜の会”の打った蕎麦である。
そして、9月16日には、「第一回大江戸そば打ち名人大会」も開催された。選ばれた栄えある第一回名人は女性。受賞者の半数ほどが女性であった。審査員は、我々江戸ソバリエにも馴染みの方々で、神田「まつや」小高登志さん 「奈美喜庵」井上米次 さん 「田奈加」田中 啓之 さん 亀有「吟八亭やざ和」 矢澤 登志和 さん 「分上野藪かねこ」金子 徹 さん 「第7代 全日本素人そば打ち名人」田中 富夫さん。発表された講評によれば、名人位は5人中4人の票が一致しての堂々の受賞であったとのこと。
蕎麦に興味があって、平日の昼間時間のとれる方は、来年もビッグサイトで開催予定とのことなので、乞うご期待ですぞぉ。来年の事を語り、鬼にも大いに笑ってもらいましょう。
’06 めん産業展 ブログ内関連記事へ
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日 時:9月16日(水)〜18日(金)
10:00〜17:00
場 所:東京国際展示場・ビッグサイト 西4ホール
入場料:1000円
出展社一覧:PDFファイル
特に今年は、江戸ソバリエ 伊嶋みのるさん 川俣静さん 菅野奈津子さんなどのお描きになられた蕎麦屋さんの絵や、今までの江戸ソバリエの活動が垣間見える出版物・展示物を、(社)日本蕎麦協会のブースの中に展示していただけた。
主 催 : 麺産業展実行委員会
(社団法人日本麺類業団体連合会/全国麺類生活衛生同業組合連合会/東京都麺類協同組合/東京都麺類生活衛生同業組合/全国中華料理生活衛生同業組合連合会/東京都中華料理生活衛生同業組合)
今年のお気に入りは、かつおぶしの池田物産の「食べる削り節」和風マイルドしょうゆ味。しっとり柔らかな食感のやや厚削りの鰹節に“かえし”のような味がしみ込んでいて、美味〜っ。無添加(化学調味料・保存料)で、開封後は冷蔵庫保存で2〜3日が賞味期限と書いてあったので、100g入った1袋を食べきれるか少し心配もしたのだが…。しみ込んだかえしの塩分があるので、食べる辛汁という感じでもあるし、まぁ〜3日以上たっても大丈夫なんじゃないだろうか?と思いつつ、小松菜の胡麻和えに塩分の味付けをせず、この食べる削り節を和えたら、なんのなんの、晩酌をする夫と普段は葉物の御浸しにはあまり見向きもしない子供たちが次々に箸を延ばして、更に勝手に各自冷ややっこのトッピングにして、その日の夕食に完食してしまった。(あぁ〜っ私の取り分が少なかったぁ、もう一袋ゲットしておくべきだった。)
あぁ〜それから、ため笊も買ったぁ=3。これは、過日かっぱ橋で買ったものより、しっかりとしていて安かったように感じる。それから、まな板の素晴らしいのを「木ぢや」で発見したが、腕前不足の身分不相応,私の財布にも不相応であったので、購入は断念。それから、しっかり見学できた「蕎麦打ち体験」¥500/1回も、勉強になった。
蕎麦打ち友は、出汁昆布を大量購入。そして何故か破格でマッサージチェアまで購入。じっくり巡ると出展社から得られる専門的な情報を含むお得感は、他では味わえない。まさしく年に一度の好機、いくら時間があっても足りない状態だ。
フードコーナーでは、せいろそば・せいろうどん各600円、天せいろそば・天せいろうどん各1,000円、東京醤油ラーメン600円、白胡麻坦々麺1,000円、焼売(3個)200円、肉まん(1個)200円、缶ビール400円 が品書きにのっていた。
その中から、迷いに迷って?結局頂いたのは、
「天せいろそば」¥1000-
さっくり衣で海老がプリップリッと美味しいっ〜。
3日目に食べた時は、釜前に「かんだやぶ」の若旦那が入っていた。
午前中の試食で食べすぎていた2日目は
「せいろ」\600.-
どちらも流石“鵜の会”の打った蕎麦である。
そして、9月16日には、「第一回大江戸そば打ち名人大会」も開催された。選ばれた栄えある第一回名人は女性。受賞者の半数ほどが女性であった。審査員は、我々江戸ソバリエにも馴染みの方々で、神田「まつや」小高登志さん 「奈美喜庵」井上米次 さん 「田奈加」田中 啓之 さん 亀有「吟八亭やざ和」 矢澤 登志和 さん 「分上野藪かねこ」金子 徹 さん 「第7代 全日本素人そば打ち名人」田中 富夫さん。発表された講評によれば、名人位は5人中4人の票が一致しての堂々の受賞であったとのこと。
蕎麦に興味があって、平日の昼間時間のとれる方は、来年もビッグサイトで開催予定とのことなので、乞うご期待ですぞぉ。来年の事を語り、鬼にも大いに笑ってもらいましょう。
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2009年09月16日
第25回八王子蕎麦打ち会
9月12日は第25回八王子蕎麦打ち会でした。
朝方のひとしきりの雨がとりあえず上がったお昼過ぎ。
八王子の日は雨が多いです・・。
参加は男性ばかりで7名。
M先生、紅一点に心なしか嬉しそう??
今回のテーマは「伸し」ということでした。
「四つ出し」のあとの「肉分け」のプロセスにおいて、いかに横幅を広げ、いびつでない四角形を作るかは、その後の畳み−切りのプロセスで綺麗な蕎麦を作る前提となります。
これを具体的に手ほどきしていただきました。
もちろん先生のご指導がいいからなのですが、筆者、ここへ来て打つと何故かとてもうまくできます。1回目の水回しで、まんべんなく全体に水が回るため、大きな「玉」になることがありません。
先週自宅で打ったときの不甲斐なさがウソのようです。
これから始めよう、まだ1・2回しか試したことない、という人にはお勧めですよ〜。
男性だけの懇親会、肴は寂しいかと思いきや、なんのなんの、Kさんは自らフライパンをあおり炒め物を。
ビールで乾杯の後、懇親会用に様々な肴が並んだテーブルに参加者が席に着いたところで、まずは各蕎麦の試食タイムです。
・蕎麦粉「氷冷華」の十割
・同 二八
・常陸秋蕎麦(08年産)の二八
同じ粉の十割と二八の表面や口当たりの違い、違う粉での色合いや風味の違いを
比較することができました。
その後、肴で酒を傾けながらではありましたが、いくつかの石臼の会の懸案事項の討議の時間となりました。
石臼の会と蕎麦文化の広がりにも関係する懸案事項などで、侃々諤々、それでいて和やかにそれでも1時間以上にわたり意見交換は続きました。
酒も手伝ってかもしれませんが、みなさんそれぞれの蕎麦に対する思いも色濃く出ていたように感じました。
すっかり秋っぽくなった雨模様の空の下、今回私は途中退席させていただきました。
■本日の酒■
初孫辛口本醸造(山形)
菊正宗樽酒
渓流ひやおろし(長野)
Perricoota shiraz collexion(赤ワイン)
北鹿純米雪中貯蔵(秋田・大館)
■本日の肴■
2種類のソーセージの炒め物
サワガニ・ワカサギ唐揚げ
漬け物2種(野沢菜・白菜)
巻き寿司、塩豆、ローストビーフ(先生、ありがとうございます)
くみ上げざる豆腐
朝方のひとしきりの雨がとりあえず上がったお昼過ぎ。
八王子の日は雨が多いです・・。
参加は男性ばかりで7名。
M先生、紅一点に心なしか嬉しそう??
今回のテーマは「伸し」ということでした。
「四つ出し」のあとの「肉分け」のプロセスにおいて、いかに横幅を広げ、いびつでない四角形を作るかは、その後の畳み−切りのプロセスで綺麗な蕎麦を作る前提となります。
これを具体的に手ほどきしていただきました。
もちろん先生のご指導がいいからなのですが、筆者、ここへ来て打つと何故かとてもうまくできます。1回目の水回しで、まんべんなく全体に水が回るため、大きな「玉」になることがありません。
先週自宅で打ったときの不甲斐なさがウソのようです。
これから始めよう、まだ1・2回しか試したことない、という人にはお勧めですよ〜。
男性だけの懇親会、肴は寂しいかと思いきや、なんのなんの、Kさんは自らフライパンをあおり炒め物を。
ビールで乾杯の後、懇親会用に様々な肴が並んだテーブルに参加者が席に着いたところで、まずは各蕎麦の試食タイムです。
・蕎麦粉「氷冷華」の十割
・同 二八
・常陸秋蕎麦(08年産)の二八
同じ粉の十割と二八の表面や口当たりの違い、違う粉での色合いや風味の違いを
比較することができました。
その後、肴で酒を傾けながらではありましたが、いくつかの石臼の会の懸案事項の討議の時間となりました。
石臼の会と蕎麦文化の広がりにも関係する懸案事項などで、侃々諤々、それでいて和やかにそれでも1時間以上にわたり意見交換は続きました。
酒も手伝ってかもしれませんが、みなさんそれぞれの蕎麦に対する思いも色濃く出ていたように感じました。
すっかり秋っぽくなった雨模様の空の下、今回私は途中退席させていただきました。
侃々諤々の図(写真提供:Yさん)
■本日の酒■
初孫辛口本醸造(山形)
菊正宗樽酒
渓流ひやおろし(長野)
Perricoota shiraz collexion(赤ワイン)
北鹿純米雪中貯蔵(秋田・大館)
■本日の肴■
2種類のソーセージの炒め物
サワガニ・ワカサギ唐揚げ
漬け物2種(野沢菜・白菜)
巻き寿司、塩豆、ローストビーフ(先生、ありがとうございます)
くみ上げざる豆腐