
バックナンバーも含めてそっくりまるのまま一冊がPDFファイルで読める研究機関誌として、とても有難い存在の「FOOD CULTURE」は、既に17冊目になっている。
とくに蕎麦好きとして注目していたのが
No.16 2008.7.7発行
麺類ではじまるわが国の粉食史
禅宗僧侶が導入した麺類
寺方蕎麦…銀座長浦当主 伊藤汎
箸(はし)
監修:宮内庁御用達 (株)箸勝本店
No.17 2009.1.20発行
麺類ではじまるわが国の粉食史(二)
牛飼いも所有していた挽臼
寺方蕎麦・・・銀座長浦 当主 伊藤汎
お膳(食卓)の起源と変遷
監修:昭和女子大学講師 小川浩
「石臼の会」ブログ内でも、学究肌の銀座長浦当主 伊藤汎さんのことには前にもチラリと触れたが、他にも箸のことといい、御膳のことといい、今までのソバリエ講座の内容にも通じる文章で、とても興味深く勉強になった。
日頃、その活動を有難い、素晴らしいと思っているものが、晴れて受賞すると聞きなんだかとても嬉しい。