江戸東京そばの会121期生 永瀬勝行さんは、2007年12月22日脱サラしてこの地に手打ち蕎麦きり 玄庵「ながせ」をオープンした。1年たたないマンション1階の店舗は、どこかまだ新築の風情。
暖簾をくぐると、右手に厨房、奥にとちの木の麺鉢がドンと置かれた打ち場がある。テーブルは4卓で、全12席。小規模ながら清潔感のあるお店だ。この日厨房はご主人お一人、にこやかな花番は奥様だろうか。
店の中の張り紙には、9月20日から奈川の新蕎麦との宣言があった。
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2008年09月26日
2008年09月22日
第20回八王子そば打ち会の結果報告
台風13号の影響で実施できるか危ぶまれていた「第20回八王子そば打ち会」は,参加者の日ごろの行いが良かったせいか,10人の会員と会員候補1人の計11人で,予定どおり実施することができました。
1 日時・場所
9月20日(土)12時〜14時 そば打ち
14時〜17時ころ 懇親・試食会
高尾の里「手打ちそば道場」
2 そば打ちの風景
今回初めて参加された方もおられましたので,M先生によるそば打ちのデモンストレーションが行われた後,各人でそばを打ちました。
3 先生への花束贈呈
八王子そば打ち会も回を重ね,今回は節目となる20回目,記念すべき会でした。そこで,M先生に対し,これまでいろいろ御指導いただいたことに感謝するとともに,今後もよろしくお願いしますとの意味合いを込めて,花束を贈呈しました。
4 懇親・試食状況
そば打ち終了後,懇親・試食会に突入ですが,今回は会の運営等に関する硬い話がメインとなり,口角泡を飛ばすような論議がありましたが,それでも,皆で持ち寄った肴をつつき,酒を酌み交わし交流を深めました。
○ お酒の提供
乾杯用ビール(キリン熟撰等350ml6本),「来福」(茨城県),「澤ノ井 本地酒」(東京都),「黒帯 悠々」(石川県),「岩ノ井 豊穣の里」(千葉県),「来福 純米吟醸」(茨城県)
○ 肴の提供
うかいの「くみあげ豆腐」(小),秘伝豆銘(豆腐のもろ味漬け),馬刺しの燻製,ブルスケッタ,大根の糠漬け,いかねぎ,いか焼き,いかのピリ辛揚げ,きゅうり竹輪,辛子昆布,仙台かまぼこ,シュウマイかいわれ添え,中国きゅうりの漬物,ムール貝のワイン蒸し,アーモンドナッツ,ミックスナッツ,おはぎ,徳島産すだち,長野の巨砲でした。今回は,イカものが多かったようでした。
今後も,会の発展のために,おおいに議論しましょう。
以上
2008年09月17日
第39回戸隠そば祭り
2008年09月16日
第1回 紅そばサミット in 赤そばの里中川村
御存じ赤そばの里中川村で、赤そばサミットが2008年9月27日(土)・28日(日)に開催された。中でも注目なのがこの催しだった。
日時:9月27日(土) 午前9時開場
会場:中川村片桐4757 ☎0265-88-1005
中川村文化センター 入場無料
●「高嶺ルビーの開発の経緯」
信州大名誉教授 氏原あき男
●「高嶺ルビーを活用した地域振興」
中川赤そば花まつり実行委員長 富永朝和
●高嶺ルビーそば打ち実演会:いろり中川亭
主催:紅そばサミット実行委員会 ☎0265-85-3150
尚、中川赤そば花まつり実行委員会主催の中川赤そば花まつりは、9月20日(土)〜10月13日(祝)開催されている。お問い合わせは、中川村役場振興課商工観光係 ☎0265-88-3001(代表)。
開催期間中は、まつりテント市で赤ソバ製品(お菓子、乾ソバ、はちみつ等)や、地元の特産品、手工芸品、五平もちなどが用意されていた。
2008年09月13日
万世橋ルネッサンスII
江戸ソバリエ倶楽部のプロデュースによる蕎麦打ち実演がおこなわれました。
詳しくは次のとおりです。
日 時: 平成20年9月14日(日) 12:00−17:00
15日(祝) 10:00−15:00
場 所: JR秋葉原駅前 UDXビル2F共用スペース
催 事 名: 万世橋ルネッサンスII(第1回は一昨年でした)
出展内容: 延べ10名の腕利きが蕎麦を打って、
2名分500円で生(なま)蕎麦を販売
詳しくは次のとおりです。
日 時: 平成20年9月14日(日) 12:00−17:00
15日(祝) 10:00−15:00
場 所: JR秋葉原駅前 UDXビル2F共用スペース
催 事 名: 万世橋ルネッサンスII(第1回は一昨年でした)
出展内容: 延べ10名の腕利きが蕎麦を打って、
2名分500円で生(なま)蕎麦を販売
2008年09月12日
蕎麦は啜って食べるとなぜ旨い 検証番組
江戸蕎麦の粋な食べ方について、日頃このブログでもチラリホラリと話題になっている。蕎麦を手繰る音は…とか、汁をつける量が…とか、それぞれの美意識にかなう所作が、蕎麦にうるさい大人の嗜みとして話題にあがるのは当然のことかもしれない。そんな話題の一つ「蕎麦を啜る」ことを、私たち自身の人体という視点で、調査と実験をもとに神秘を解明してみようという科学×エンターテイメント番組「解体新ショー」が、取り上げてくれた。
私たち江戸ソバリエが体感している「蕎麦は啜って食べると旨い!」という感覚が、「何故?」と突き進んで、「へぇ〜っ、そうだったのか」と…なった。
江戸ソバリエ総合プロデューサーほしひかるさんが、これまた江戸ソバリエのお店小岩「蕪村居」で、そして大学の実験室で、被験者となって協力し、バッチリ数値化したデータを番組が収録放送。
蕎麦に含まれる119種類の香りの成分は、啜って食べることによって生まれる大量の湿った空気に運ばれて鼻を通り抜け、より敏感に感じ取れるという仕組みだ。香りと味が合わさることによって、蕎麦の旨さを堪能できるという。啜らずモグモグと食べた時との差は歴然で、これほどの差がくっりと現れるとは、見ていてびっくり。
私たちの何気ない所作に、お墨付きを与えてくれる結果となった。
NHK総合テレビ 毎週金曜日 23:00〜23:30
司会:国分太一 久保田祐佳
プレゼンター:劇団ひとり 麒麟
「蕎麦をすすると、どうして美味しいの?」
2008年9月12日放送予定分
ブログ内関連記事
「蕎麦を啜る音、マナー違反?粋な食べ方考」を読む
2008年09月10日
蕎麦三十六景展
江戸ソバリエ「うずらの会」伊嶋みのるさんが、年1回のペースで開いている墨線画展は今年で4回目。今年は、虎ノ門「砂場」、浅草「藪」、神田「更科」、深大寺「玉の屋」、八千代「さわ田茶屋」、下北沢「打心蕎庵」、・駒形「蕎上人」、南千住「砂場」、常陸太田「塩町館」、高尾山「高橋家」、・松戸「関やど」、日本堤「大むら」、など36の蕎麦屋の店構えが、素敵な絵になっている。
展覧会場は、地下鉄の駅構内なので、早朝から深夜までじっくりゆっくり鑑賞可能だ。大江戸線で、「清澄白河」駅がお洒落なギャラリーになっていた。
期 間:平成20年9月6日(土)〜28日(日)
会 場:都営地下鉄大江戸線「清澄白河」駅改札構内
展覧会場は、地下鉄の駅構内なので、早朝から深夜までじっくりゆっくり鑑賞可能だ。大江戸線で、「清澄白河」駅がお洒落なギャラリーになっていた。
期 間:平成20年9月6日(土)〜28日(日)
会 場:都営地下鉄大江戸線「清澄白河」駅改札構内