2008年07月29日

牛込神楽坂「生粉打ち亭」

※ こちらは店名を「芳とも庵」に変更しました。


今日もまだ、前庭を工事中。なかなか出来あがらないなぁ〜と思いつつ、店内へ。こちらのお店は「石臼の会」興味津々さんの縄張り?だ。事前に一声掛けておけば、快く案内してくださっただろう。でも、この日は飯田橋で用事があり遅くなった。それではということで、急遽?懸案であった「津軽そば」を食べて帰ることに。

 
生粉打ち亭は、池袋→江戸川橋→牛込神楽坂と移転してきた。移動の度にお店はどんどん綺麗に。この夜は、厨房1人、花番1人。忙しいであろうに、花番さんはニコニコと気さくで和やかな人柄が滲み出ており、すぐに打ち解けて寛げる雰囲気を作り出している。入れ替わり立ちかわり、家族連れがテーブルにつく。(蕎麦仲間で呼ぶところの通称)蕎麦ロード・牛込中央通りは、超のつく有名蕎麦屋が密集している脅威の地域であるが、生粉打ち亭はその気さくさから、地域の家族にも愛されているのだろう。


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posted by 笑門来福 at 18:09| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | 新宿・豊島・渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

白金「三合菴」の、ある一日

大変な人気で、飛び込みで暖簾をくぐることがほぼ不可能になっている白金「三合菴」。予約するのも難しいらしい。そんなわけで、すっかりご無沙汰している。

ところが本日、ネットで近況を知った。糸井重里さんのやっている“ほぼ日刊イトイ新聞「そば屋」という仕事。”
で、三合菴が見習いとして働く人を求めているという文章を読んだのだ。 

そこでは、見習いに応じる人が、三合菴の仕事がどんなものであるかも、分かった上で応募して欲しいということで、“三合菴の、ある一日
としてスライドを展開していた。見習いと言えども、私がそば職人を務められるとは更々思ってはいないが、食い入るように見てしまった。糸井さんの前後の文章(あれから8年。・そば屋になろうと思った理由。・料理は食べて覚えました。・三合菴が満席になった日。)と、このスライドには感銘を受けた。店を作り育てるそれぞれの人の気持ち、料理に対峙する人々の気持ちに、目がうるうる、鼻がずるずる。 

いつまで、このスライドが見られる状態にあるのかわからないけれど、これは、蕎麦屋好きには堪らないスライドであることは間違いない。
朝6時から23時までの1日の写真で、あのマッチョな店主の蕎麦打ちを少し見学させてもらえる。厚削りの節が写っている。麺鉢に粉を篩い入れるところも写っている。水まわしの写真も2枚。括りに入るところの姿勢がわかる。のしの力加減を想像させる写真もある。興味のある方は、是非ご覧ください。 

あ〜ぁ、三合
菴は今日も予約でいっぱいなのだろうなぁ。たらーっ(汗)
posted by 笑門来福 at 18:51| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | ■「耳学」いろいろと薀蓄を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

第14回調布そば打ち会の結果報告

 7月20日()調布市文化会館たづくり(10階調理室)において,12人の会員で,恒例の調布でのそば打ち会を開催した。

KC270007.JPG今回は,Kさんが貴重な寒晒し蕎麦粉を手に入れられたので,皆で打ち,いつもの北海道産の粉と食べ比べをした。

 


   
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posted by たけじん at 22:00| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) |  調布蕎麦打ち会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

都立大「そばカフェ norsk cafe」

のるすく080717 (5).jpg

  ※ 蕎麦カフェは、
   既に閉店しました。



蕎麦職人 永山寛康さんが、蕎麦&創作レシピをカフェスタイルで展開する都立大「そばカフェ norsk caf
é」。この7月2日にOPENとの報を得て、さっそくお邪魔した。 

永山さんは、このブログで何度がご紹介し [
気になるお蕎麦屋さんのブログ]   
ロマンは蕎麦にあり として、リンクを貼っている蕎麦職人だ。どこから読んでも素晴らしいブログの内容に、永山さんの腕前を確信していたが、直接お目にかかったこともないし、実際に打ったお蕎麦を頂くのは初めてときて、わくわくウキウキしながら出かける。

ところが、お洒落っ!!な お店の前で、私などは全くの場違いに感じられ尻込み、しばし入店を躊躇。小心者としては3往復ほど行きつ戻りつもしたが、せっかく来たのだし、えぃ やぁっと、勇気をだして暖簾をくぐる。じゃなかった、テラスの奥に踏み入る。(やはり、暖簾がないとなんだか調子がつかめない。)
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posted by 笑門来福 at 12:21| 東京 ☁| Comment(18) | TrackBack(0) | 目黒・品川・大田区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

日本ダッタン新そば祭り in札幌

MMj02838660000[1].gifダッタンそばはルチンの量が普通のそばの100倍も含まれており、抗酸化機能があることから、消費者の健康志向のなかで注目されている。


(社)日本蕎麦協会は、ダッタンそばの機能性に着目した新商品の開発や、産地と買手側企業とのマッチングなどの支援を行っており、この度、北海道ダッタンそばの会主催「日本ダッタン新そば祭り」において、新商品の発表と健康セミナーを開催した。
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posted by 笑門来福 at 14:17| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ■「雑記帳」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

王子「無識庵 越後屋」

echigo-gaikan.jpg

奇数月 第二木曜、美味しい変わり蕎麦と落語を、王子の蕎麦屋で楽しめる。そこで本日7月10日(木)梅雨明け間近の宵の頃、第147回越後屋寄席に行ってきた。別館2階の階段を上がると女将が木戸銭を集めている。2500円で蕎麦ちょっと付き。別料金で蕎麦前にビールビール冷奴、空豆に漬物の盛り合わせも頂き、開演を待つ。
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posted by 笑門来福 at 23:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 荒川・足立・北区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

駒形「蕎上人」

蕎上人盛り塩.jpgこの日もここへ。「せいろ」を頂いた。いつもの通り安定した蕎麦を頂き、職人仕事の凄さを思う。いつ来ても同じ水準のものを提供することの大変さ。一期一会という言葉があるが、お客にとっても店にとっても、一枚の「せいろ」を介した出会いは、その日その時一度きり。その一度の積み重ねが、店の信用につながる。手打ちブームと言われて久しいこの頃だが、淘汰されて生き残った店の地道な努力、後姿をみると、瞬間芸で許される素人との圧倒的な力の差を見せつけられるような気がする。 

厨房入口を覗かせていただく
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posted by 笑門来福 at 08:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文京・墨田・台東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

志村坂上「よし田」

20080627よし田 (5).jpg店の名刺や中山道に出ている看板には、“季節料理”の次に“手打ち蕎麦”とある 志村坂上「よし田」に、梅雨寒の昼に伺う。玄関に辿り着くと、「おっ!?いい感じっ」と抑えていた期待が爆発した。ガラガラと引き戸を開ける。

 
一軒家を改装した店内は、広々と風通し良く、これぞ日本家屋の美点と思われる設え。落ち着く。更に嬉しいのは、3卓×4席ある座敷席も全て掘りごたつ式になっていて、足のしびれ知らずで楽ちんだ。厨房内が見渡せるカウンターには7席。麺打ち台は奥まって見えないが、蕎麦職人がきびきびと働く姿が、余すことなく見て取れる。13時半に近いこの昼は、厨房2人、花番1人陣営。お客は全員かぶり付き席であるカウンターに。広々とした座敷を「どうぞ、どちらでも」と勧められたが、ここは絶対カウンターっ!と、絶好のロケーションを確保。 

舐めるように、品書きをチェック。
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posted by 笑門来福 at 06:08| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 板橋・練馬区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

献上寒晒しそば祭り

第2回 信州・蓼科高原「献上寒晒しそば祭り」2008年7月19日(土)〜28日(月)開催された。店先に「献上寒晒しそば」の緑色の幟がある茅野市内のお店10軒で、期間限定、売り切れ御免の制限があれど、幻のお蕎麦が食べられる。昨年は、あっと言う間に品切れになってしまったことから、特に遠方からの来場者には、茅野商工会議所が予約を勧めていたという。

普段はなかなか食べる機会のない、この幻の蕎麦のことを、「蕎麦春秋」VOL.5 P.20では、蕎麦を科学するという特集をくみ、信州大学教授 井上直人さんによる 将軍献上品「寒晒し蕎麦」の解析結果として載せている。雑味が少なく、すっきりとした味わいながら、腹もちの良いこの蕎麦の特性を科学的に分析し、驚くべき蕎麦パワーが秘められていることがわかったそうだ。一言で表現すれば「幸せ感を味わえる蕎麦」とあった。
 

石臼の会会員有志も茅野まで飛び、「幸せ感」を体感するべく、活動したとのことである。その内に、詳細報告があるやもしれない。

 次項有茅野商工会議所「寒晒しそば」とはへ

 次項有ほしひかるの蕎麦談義:フードボイス
  『第24話 お国そば物語 @ 「献上、寒晒し蕎麦」』へ
  

 次項有期間中寒晒し蕎麦を扱っていたお店

 次項有調布蕎麦打ち会報告記事へ(寒晒しそばを打って食べ比べ)
posted by 笑門来福 at 14:12| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ⇒長野・新潟・山梨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする