2008年01月16日

稲荷台「純粋蕎 野島」

野島暖簾1月になっても暖かく穏やかな日が続いていたが、訪れた日は冬一番の冷え込みとなり吐く息が白くなった。駅から「野島」への道々、気持ちは湯気の上がる「かけ蕎麦」に決まる。


お昼の時間を少し過ぎた頃暖簾をくぐると、暖められた店内には先客もおらず、静まり返ってもぬけの殻。少し気後れしつつも「こんにちは〜」と小さく声を掛けてみる。厨房からでてきた店主は、私を認めるとソバリエ仲間が昨日お店を訪問していたことを教えてくれた。

席に座るなり「温かいお蕎麦をいただいたことがないので、今日は十割そばをかけでお願いします。」と告げるが、店主は直ぐに厨房に入る気配はまったくなく、例によって蕎麦談義が展開されることに。

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posted by 笑門来福 at 16:39| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 板橋・練馬区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

ソバハチミツ

以前、ソバリエ仲間のSiriusさまから、揺れるハートソバハチミツを頂いたことがある。ソバハチミツの濃厚な味や香り美しい暗褐色は、レンゲやアカシア、クローバーなどの淡色で癖のないハチミツに慣れた私には驚きだった。

ソバの白い可憐な花から、鉄分を多く含む暗褐色のハチミツは少し意外で、貧血にも良いとされるその滋味に富んだ風味を朝食のパンに添えて食べると、平凡なパンがワンランク上のものに感じられ大いに楽しんだ。しかし一瓶を空にしてしまうと、その後はなかなか入手が難しく、やはりソバハチミツは貴重品だなぁ〜と思っていた。


そんな折、本日の朝刊に気になる記事が。

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posted by 笑門来福 at 16:07| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ■「耳学」いろいろと薀蓄を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

第11回調布蕎麦打ち会の結果報告

   16(),調布市文化会館たづくりにおいて10人の参加者により,本年第1回の例会「第11回調布蕎麦打ち会」を実施しました。いつものとおりの和気合いあいの会で,あっという間に半日が過ぎてしまいました。皆さん,お疲れ様でした。
今年も,よろしくお願いいたします。

1 そば打ち
 
今回は,いつもの北海道産そば粉のほかにTsさんから山形産と坂戸産のそば粉,Maさんから深大寺産のそば粉の提供があり,また,Moさんはゆず切りを打たれるなど,それぞれ思い思いのそば打ちができたようで,新春のそば打ちは最高の盛り上がりでした。私のそばは,少し細くなってしまい「そばそうめん」のようになってしまいましたが,家に帰って息子に食べさせたところ,「細いけど,切れてない。今までに食べさせられたそばのうちで最高に美味い。」と言って,三人分をべろりと食べてくれました。(いゃー,良かった。良かった。そういえば,今回は,水回しが美味く行ったようでした・・・) 
 
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2 懇親・試食会
  懇親会には,乾杯用ビール「琥珀エビスビール」のほかに,純米酒生酒初しぼり「来福」(茨城県),純米吟醸生酒「惣邑」(山形県),純米大吟醸無濾過生原酒「ゆりしずく酒」(福島県会津若松),純米原酒「〆張鶴 純」(山形県)などの生酒がずらりと並びました。 また,肴は八宝菜,大根の漬物,穴子の浜焼き,カブのお浸し,豆乳の豆腐,本わさび,玉子焼き,鴨のレタス添え,豆腐とザーサイ,ほうれん草のサラダ,棒棒鳥,ねぎ焼き,丹波の黒豆が提供され,希望者にそば善哉,最後にみかんが提供されました。

平成20年1月 004.jpg  平成20年1月 002.jpg  平成20年1月6日 11回調布蕎麦打ち会 001.jpg

 また,風邪を押し切って届けに来ていただいたKoさんのそば汁とTsさんのそば汁等で,北海道産,山形産,坂戸産,深大寺産,ゆず切りなどのそばを試食しました。それぞれにおいしいそばでした。皆さん,腹いっぱいになったようで,お腹を擦っていました。
 今回も,残り物はほとんどありませんでした。もう「もったいない運動」は卒業したようですので,これからは,あえてこの運動のことは書かないようにしたいと思います。(ただ,腹いっぱいになるので,少し体重が気になりますが・・・)
以上 
posted by たけじん at 00:12| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) |  調布蕎麦打ち会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

「蕎麦屋の系図」

蕎麦屋の系図.jpg


岩崎信也
光文社新書 


第一章:そばの文化
第二章:「砂場」の系図
第三章:「更科」の系図
第四章:「藪」の系図
第五章:「東家」の系図
第六章:「一茶庵」の系図




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posted by 笑門来福 at 13:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■「脳学」レポート&著作物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする