森永乳業の宅配のお客様と牛乳販売店と森永をつなぐサークル誌「マミークラン2007 12」は、この度今月の特別企画として、おそばぶれいくという蕎麦特集を組んだ。そこには、江戸ソバリエ「石臼の会」会員が幾つかのページで取り上げられている。
おそばぶれいく記事の紹介 続きを読む
2007年11月29日
2007年11月21日
第10回調布そば打ち&第3回お茶会の結果報告
11月18日(日),調布市文化会館たづくり10階の調理室とお茶室で,第10回調布そば打ち&第3回お茶会が実施されました。
今回は,Nさんのご指導による3回目のお茶の講習会がありました。参加者は会員10人,特別参加2人(前回出席のNKさん夫婦)もそば打ちと調理,試食・懇親会に参加され,いつもながらの楽しい会でした。
1お茶会
今回はまず,今まで習ったことのおさらいをした後,N先生のご指導のもと,二人一組になってお茶の立て方を勉強しました。相手側がお菓子をいただいている間に,お茶を立てるのですが,なかなか作法どおりに行きません。例えば,道具の置き方を間違えたり,茶碗の向きを変えるのを忘れたり,茶せんで抹茶をかき混ぜても泡が出なかったりと四苦八苦しながら,皆さん,足のしびれも忘れて,一所懸命お茶を立てていました。いい勉強になりました。
たった3回の練習ではありますが,お茶をやってみて,茶道というものは,徹底的に作法を合理化し,単純化することによって不要なもの,無駄なものを削ぎ落とし,あるべき様式美を追求していく。それを行うことによって,己を:研鑽するとともに,社会的な礼を重んじる修行という印象を受けました。そばの練習にもあい通じるものがあるのではないかと思います。
2そば打ち
いつものとおり15時ころから,それぞれにそば打ちが始まりました。皆さん,最初は黙々とそばを打っていましたが,後半戦になると「今日のは失敗した。」とか,「今回は水の量が少なかった。」などと反省の弁が飛び交いました。しかし,そんな声は聞こえないかのごとく一心不乱にそばを切っている人もおりました。
また,Oさんは,特別参加のNKさんの指導を行った後,自分のそばを1キロ打ち始めましたが,その手際のよいこと,あっという間に打ち上げてしまいました。
3調理・懇親・試食会
今回は,特別参加のNKさん夫婦が,腕によりをかけたマヨネーズ,おかかなどが入った変り味噌のもろきゅう,アスパラ・竹輪の青海苔天ぷら,カブの梅肉あえを調理していただき,ほかに参加者から,フカの煮凝り,生春巻き,ねぎ焼き,きのこのあえもの,チーズクラッカー,そば味噌の提供があり,おいしくいただきました。また,酒は新正宗(新潟),嘉楽(福生),双葉(上田),ワイン(メルシャン),ビール(キリンゴールド500×6本)の提供があり,飲み切りました。最後に,皆さんが打たれたそばの試食をしましたが,Oさんの10割そばが緑色も良く,味も最高という意見が大半を占めもした。
なお,今回からは「もったいない運動」の実践として,余った場合には,各自持って帰ってもらうことにしましたが,量がちょうど良かったせいか,余りものはまったく出ませんでした。
第一回目の「もったいない運動」は大成功でした。今後も,引き続きご協力お願いします。
以上
今回は,Nさんのご指導による3回目のお茶の講習会がありました。参加者は会員10人,特別参加2人(前回出席のNKさん夫婦)もそば打ちと調理,試食・懇親会に参加され,いつもながらの楽しい会でした。
1お茶会
今回はまず,今まで習ったことのおさらいをした後,N先生のご指導のもと,二人一組になってお茶の立て方を勉強しました。相手側がお菓子をいただいている間に,お茶を立てるのですが,なかなか作法どおりに行きません。例えば,道具の置き方を間違えたり,茶碗の向きを変えるのを忘れたり,茶せんで抹茶をかき混ぜても泡が出なかったりと四苦八苦しながら,皆さん,足のしびれも忘れて,一所懸命お茶を立てていました。いい勉強になりました。
たった3回の練習ではありますが,お茶をやってみて,茶道というものは,徹底的に作法を合理化し,単純化することによって不要なもの,無駄なものを削ぎ落とし,あるべき様式美を追求していく。それを行うことによって,己を:研鑽するとともに,社会的な礼を重んじる修行という印象を受けました。そばの練習にもあい通じるものがあるのではないかと思います。
2そば打ち
いつものとおり15時ころから,それぞれにそば打ちが始まりました。皆さん,最初は黙々とそばを打っていましたが,後半戦になると「今日のは失敗した。」とか,「今回は水の量が少なかった。」などと反省の弁が飛び交いました。しかし,そんな声は聞こえないかのごとく一心不乱にそばを切っている人もおりました。
また,Oさんは,特別参加のNKさんの指導を行った後,自分のそばを1キロ打ち始めましたが,その手際のよいこと,あっという間に打ち上げてしまいました。
3調理・懇親・試食会
今回は,特別参加のNKさん夫婦が,腕によりをかけたマヨネーズ,おかかなどが入った変り味噌のもろきゅう,アスパラ・竹輪の青海苔天ぷら,カブの梅肉あえを調理していただき,ほかに参加者から,フカの煮凝り,生春巻き,ねぎ焼き,きのこのあえもの,チーズクラッカー,そば味噌の提供があり,おいしくいただきました。また,酒は新正宗(新潟),嘉楽(福生),双葉(上田),ワイン(メルシャン),ビール(キリンゴールド500×6本)の提供があり,飲み切りました。最後に,皆さんが打たれたそばの試食をしましたが,Oさんの10割そばが緑色も良く,味も最高という意見が大半を占めもした。
なお,今回からは「もったいない運動」の実践として,余った場合には,各自持って帰ってもらうことにしましたが,量がちょうど良かったせいか,余りものはまったく出ませんでした。
第一回目の「もったいない運動」は大成功でした。今後も,引き続きご協力お願いします。
以上
2007年11月20日
サッポロ一番「きのこ庵」
スーパーの棚に、蕎麦のカップ麺を発見。ラーメンのカップ麺はもちろん良く知っているし、うどんも時々見る。が、日本蕎麦のものは、初めて見る気がする。1個¥98.-早速購入。すると“おかげさまで発売5年目!”の文字が。おぉ〜少なくとも5年以上も日本蕎麦カップ麺の存在に気がつかずに生活していたとは。
加工食品の原材料に関する情報については、JAS法に基づく原材料名表示、食品衛生法に基づく添加物表示が義務づけられている。当該食品を製造・加工する際に使用した原材料を、原材料に占める重量の割合の多いものから順に、その最も一般的な名称を記載しなければならないことになっている。続きを読む
加工食品の原材料に関する情報については、JAS法に基づく原材料名表示、食品衛生法に基づく添加物表示が義務づけられている。当該食品を製造・加工する際に使用した原材料を、原材料に占める重量の割合の多いものから順に、その最も一般的な名称を記載しなければならないことになっている。続きを読む
ミシュランガイド東京2008って、それが何か?
2007年11月19日
銀座「そば所よし田」
創業明治18年、木鉢会会員の店。1階はテーブル60席+小上がり12席、2.・3階は座敷で各70席。にぎり寿司を詰まらせたことが死因などといわれ美食家としても有名な文人久保田万太郎も足繁く通ったとか、贔屓の客の顔ぶれは近代日本史を彩るあの人この人なのだが、そんな銀座最古参の蕎麦屋「よし田」での昼酒は、下町庶民の私にとってもまったくもって居心地が良い。あぁ〜愛すべき蕎麦屋酒。
■蕎麦前風情のある壁にびっしりと掛かった短冊に、肴の品書きがいろいろとあるのだが、肝心(?)の値段が書いていない。しかしまぁ〜、せいろが¥480.-のお店ゆえ、銀座だからと、そんなに心配はない。この日は、一階の厨房(食品運搬用のエレベーター前)というか花番詰め所の周りに、大旦那と大女将が揃っておいでになり、しゃきしゃきキリリと采配をふるっていたので、一声掛けて今日のお薦めを伺ったところ、「牡蛎!」と間髪をいれずに返事が返ってきた。この店の冬は鴨鍋も良いのだが、お言葉に素直に従い、肴に岩手産牡蛎酢、玉子焼、穴子天ぷら(大振り穴子一本・しし唐・茄子・キス・さつま芋)、胡麻豆腐、小柱(青柳)をお願いした。
続きを手繰る
■蕎麦前風情のある壁にびっしりと掛かった短冊に、肴の品書きがいろいろとあるのだが、肝心(?)の値段が書いていない。しかしまぁ〜、せいろが¥480.-のお店ゆえ、銀座だからと、そんなに心配はない。この日は、一階の厨房(食品運搬用のエレベーター前)というか花番詰め所の周りに、大旦那と大女将が揃っておいでになり、しゃきしゃきキリリと采配をふるっていたので、一声掛けて今日のお薦めを伺ったところ、「牡蛎!」と間髪をいれずに返事が返ってきた。この店の冬は鴨鍋も良いのだが、お言葉に素直に従い、肴に岩手産牡蛎酢、玉子焼、穴子天ぷら(大振り穴子一本・しし唐・茄子・キス・さつま芋)、胡麻豆腐、小柱(青柳)をお願いした。
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2007年11月10日
名古屋市中村区 沙羅餐(ミッドランドスクエア店)
名古屋在住の石臼の会々員から教えられた名古屋駅前の複合ビル「ミッドランドスクエア」の4 階にある手打ちそばの店「沙羅餐」に行ってきた。
沙羅餐(さらさん)とは,フランス語で「そば」のことだそうである。その名が示すように店は,現代的で落ちついた雰囲気であった。真中に調理場があり,その二辺をカウンター席が占め,左側にテーブル席が五つほどあった。出入り口正面には,一人用のそば打ち台があり,若い職人さんがそばを打っていた。私は,カウンター席に座り,十割そばとそばがきを注文した。目の前で,三人の職人さんが忙しく立ち働いていた。まず,十割が出てきた。細切りのそばで,腰があり,美味かった。「ここのそばは,どこの産ですか。」と質したところ,「北海道幌加内産です。」であった。新そばは,どこで食べても美味い。次に,そばがきが来た。粗引きのそば粉を掻いたもので,柔らかく,ほんのりと甘みがあった。これも非常においしかった。そば湯もポタージュ様であった。
目の前の支店長さんに「私もそば打ちを勉強しているんですよ・・」と話を持ちかけたところ「当店の本店では,現在12〜13人がそば打ちの修行をしています。3か月間朝から晩までそば打ちを行い,3か月後には1.5〜2kを打てるようになります。その後は沙羅餐の社員となります。それ以外にも,ここの卒業生が全国に散らばってそば屋を開いています。忙しい時は,本店とここと中部空港店の三店で一日1,500〜2,000食分を打つこともあります。これだけの規模で手打ちをする店は,ほかにはあまりないと思います。」と誇らしげに語っていた。「また,本店以外でも手打ちの講習会をやっていますよ。参加されたらどうですか。」と勧められたので,「ここのそばが美味いと聞いたので東京から来ました。」と返答。「遠いところからお出でいただきありがとうございます。是非とも本店にもお出でください。」とのことであった。
今回は,時間がなくて本店に行くことはできなかったが,またいずれの機会に本店に行ってみようと思っている。
場 所 名古屋市中村区名駅4-7-1
ミッドランドスクェア4F
電 話 052-527-8871
営業時間 11時〜23時・年中無休
2007年11月09日
西葛西「そば豊川」
東京メトロ西葛西駅、南口ロータリーの東京三菱銀行の角を左に曲がって50mほどの左側に「豊川」はある。駅前とはいかないが、駅近で、それなりに好立地だ。2005年5月9日そば専門店として開店。店舗の間口は狭いが奥行きが広く、雰囲気が居酒屋風ではあるものの意外にもゆっくりできる。テーブルが4卓で、全24席。この夜は、厨房内の店主、若い花番の二人陣営であった。場所柄か二人ともに、気さくで親しみやすいオーラを強力に発散しており、酔客としては気後れせずホッとする。これは店主が蕎麦屋を開店する以前に、10年間お好み焼き屋を営んできたことによるものか。
■蕎麦前まさかまだ飲む気か?と思いつつ、国権¥500.-、七重郎¥840.-、飛露喜¥1000.-、を順にお願いしてみる。どれも福島県のお酒で、すっきりと透明感があるのに濃密な旨味があり、それでいて飲み飽きしない。この辺りで「国権」を飲ませる店は珍しいのではないだろうか。
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