2007年09月25日

西葛西「江戸切りそば やしま」

■住所江戸川区西葛西6-14メトロセンター2番街■電話03-3675-1461■営業時間月〜金6:30〜21:00、土6:30〜20:00、日7:00〜18:00、祝7:00〜20:00■アクセス東京メトロ東西線・西葛西駅 高架下 やしまかきあげ蕎麦.jpg


1979年10月1日西葛西の駅の誕生とともに、「やしま」は創業された。都内屈指の立ち食い蕎麦店。

名物と言われているのが天ぷら。厨房奥で、それこそ次から次へとドンドン揚げている。回転の良い混雑時に入店すれば、天ぷらも熱々サクサクの揚げたて。天ぷらの具材を手きりにすることで、食感を大切にしているそうだ。なんと天ぷらのテイクアウトもある。

信州からクール便で直送された石臼挽きソバ粉使用の生そばは、(
ソバ粉高配合と店は言う)細切りで仕立ててあり、カウンター内で茹でてだす。蕎麦切りの売り上げ量東京一。ということは、多分日本一、いや蕎麦切りと断りを入れれば、世界一かもしれない。メニューの一番人気は、「かき揚げ天そば」¥350.-、全売り上げの40%を占めるということで、私もいただいてみる。

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posted by 笑門来福 at 06:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸川・葛飾・江東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

雑司が谷「和邑」

■住所豊島区雑司が谷3-12-3■電話&FAX03-3987-5136■営業時間平日11:30〜15:00/17:00〜21:00 土・日・祝12:00〜20:00■定休日火・水■アクセス都電荒川線・鬼子母神前駅5分/JR山手線・目白駅8分/東京メトロ有楽町線・東池袋駅9分 

新蕎麦食べました


 和邑 025.jpg
9月21日(金)、懐かしい都電に乗って、鬼子母神へ。(これは、きしじんと読む。本当は、鬼の字の上のちょんが無いのが、正しいのだが、漢字変換できないのでご容赦。鬼から角がなくなって、慈悲深い菩薩形になったのであ〜る。)都電の駅から2分の参道ケヤキ並木の樹齢は、古いもので400年超。並木伐採を巡る歴史逸話が、参道入り口左側に掲示されており、その文字も変換できなかった鬼の漢字にシール修正してあるあたりが、微笑ましい。参道から入って、境内を鬼子母神堂裏の妙見堂へ抜ける道が駅から店への最短ルート。 そうして久しぶりに、生成りの暖簾の掛かった「和邑」へ。うふふおほほと自然と笑いがこぼれる「新蕎麦」をいただいた。続きを読む
posted by 笑門来福 at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 新宿・豊島・渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月20日

PROST!Vol.3


PROST!VOL3.jpg
PROST!
    ―男の料理。ニッポンの食材


    株式会社昭文社 (税込み¥840.-
      2007928日発売予定


いつも八王子「高尾の里そば打ち道場」にて、「石臼の会」蕎麦打ち会の講師をしてくださる「石臼の会」M先生が、PROST!Vol.3の誌上で、俳優大杉漣さんに蕎麦打ちの手ほどきをされた。 


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posted by 笑門来福 at 06:20| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | ■「脳学」レポート&著作物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

稲荷台「純粋蕎 野島」

住所板橋区稲荷台2-2■電話03-3961-5197■営業時間11:30〜14:30、17:30〜21:00■定休日火曜■アクセスJR赤羽線・埼京線十条駅下車 徒歩10分/都営三田線板橋本町下車 徒歩11分 野島暖簾


ずずっと入った路地の奥。生成りの暖簾が掛かっていなければ、蕎麦屋とわからず通り過ぎるにちがいない。「あっ。蕎麦でも食べよう」と、通りがかりに思い立っての客は、まずいない。いや、絶対にない。客全員が全員、「野島」をめざしてわざわざ商店街を抜け、住宅ひしめく路地に分け入った物好きである。何が嬉しくってこんなのころまで・・・と、自分の性質をぼやきつつ暖簾をめざす。それでもまだ桜の季節には楽しみがある。「野島」の先には、たったの200m程だが、太く立派な桜の並木。また近くを曲がりくねって流れる石神井川の両岸は、ちょっとした花見の名所で、川面に映る桜は、なかなかのものだから。

しかし訪れたのは、夏の終わり。蕎麦にとっても厳しい条件の季節で、新蕎麦の頃を指折り数えるときである。 店主は、そのことを十二分に承知していて、はるばる来た客が同好の物好きとみるや、蕎麦への熱い気持ちを惜しげもなくぶつけてくる。昼どきを外して何度か伺ったが、そのたびたびにお声掛けいただき、この日ももり一枚注文の私一人を相手に、昼休憩を潰してたっぷり1時間半の蕎麦談義を展開してくれた。
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posted by 笑門来福 at 06:00| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 板橋・練馬区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

第9回調布そば打ち&第2回お茶会の結果報告

 99()調布市文化会館たづくり10階の調理室とお茶室で,9回調布そば打ち&2回お茶会が実施されました。今回は,前々回に続きNさんによるお茶の手ほどきあり,森永乳業の広報紙の取材ありと行事が盛りだくさんでした。参加者は,お茶会のみが1人,お茶会指導・懇親会が1人,お茶会と懇親1人,そば打ちと懇親会が1人,すべて参加が7人と色とりどりでした。
 また,会員以外の特別参加が
1人,取材の記者とカメラマンも試食・懇親会に参加され,和気あいあいの楽しい時間でした。

       
1お茶会19N99@9zΑ?&2@ 016.jpg
 今回は,1時間半ほどの時間が取れたので,まず,
N先生から「お茶会のお客のマナー」と題して基本動作や道具,お菓子とお茶のいただき方などの基本的なお話があり,その後,座り方,お辞儀の仕方,扇子の扱い,歩き方,立ち方・座り方,ふすまの開け方・閉め方などを19N99@9zΑ?&2@ 011.jpg実践しました。皆さん,不慣れではありましたが,一所懸命でした。また,5人ずつに分かれてお菓子とお茶のいただき方を練習しました。お菓子は,先生持参の京都の和菓子とほしさんが持ってこられた最中で,おいしくいただきました。
 お茶会というと,緊張する場との印象がありますが,ここのお茶会は和気あいあいの雰囲気です。まだお出でにならない方は,是非ともお勧めです。

2そば打ち
 15時ころから,そば打ちが始まりました。まずは,女性のMさんがそばを打っている様子を森永乳業の広報紙「マミークラン」の記者とカメラマンによる取材が行われました。横で拝見していたら,Mさんの説明が非常に分かり19N99@9zΑ?&2@ 009.jpg易いことに気づきました。後で聞いた話ですが,Mさんは,以前相当の期間,市民講座で「そば打ち」の講師を行っていたそうです。なお,「マミークラン」は,宅配牛乳を届けているお宅に配布する広報誌で,100万部ほど発行されるそうです。今回の記事は,12月号に掲載されるようですので,宅配の森永牛乳を取られている方は,是非ご覧になってください。ところで,過去2回失敗した私のそば打ちは,今回は,どうにかまあまあのそばになったようです。最初の水回しの際に投入する水の量に問題があったみたいです。今後も,更に美味いそばを作れるように,皆さんとともに精進していきたいと思っております。
exclamation「マミークラン12月号」ブログ内関連記事を読む


3調理・懇親・試食会
 今回も男性のMさんが,腕によりをかけた「そばのニョッキ」と「そばオム19N99@9zΑ?&2@ 005.jpgレツ」のメインディッシュを調理されました。その様は本格的なシェフでした。ほかの方も,それぞれに腕によりをかけた料理を作られ,また,持ち込みされるなどして,その品は10品以上ありました。品目は,たらこと白滝のあえもの,ピリ辛鳥の砂肝,ピリ辛手羽先,焼豚,なすの生姜煮,味噌田楽,フカヒレのにこごり,味噌らっかせい,白菜の漬物,豆19N99@9zΑ?&2@ 002.jpgとちくわ・きゅうりのピリ辛マヨあえ,チーズクラッカーなどでした。また,お酒は,純米吟醸「来福」(茨城県),八海山(新潟県),ワイン(長野県小布施及びメルシャン),焼酎(サントリー,発売前のもの,名称失念),キリンビール(ザ・ゴールド)が提供されました。最後に,皆で打ったそばの試食をしましたが,料理や試食の数が多くて余ってしまい,「もったいない。」と言いつつ,捨てざるを得ませんでした。この件についてはKさんの指19N99@9zΑ?&2@ 003.jpg摘もあり,地球環境問題とまでは言わなくでも,次回以降の料理等の品数については,残さず食べられる量にしようということで検討することになりました。いずれにしても,今回は,会員以外の3人も特別に参加されるなど新たな展開もあり,いつものとおりの楽しい会になりました。これも,ひとえに参加された皆さんのおかげでしょう。確か20時過ぎころ,掃除をして解散しました。お疲れさまでした。


 

posted by たけじん at 22:52| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) |  調布蕎麦打ち会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

「そば」が語る伝統の味

小林尚人.jpg「そば」が語る伝統の味
        ―日本の食文化が生んだ蕎麦


         小林尚人著
 
         文芸社(税込み¥1050.-)


『自然の恵み、古里信州の味「そば」とのかかわりを大切にした生き方を願ってきた
…(あとがき)』という、そばを愛する著者がその思いの一端をまとめた一冊。
タイトルには「伝統の味」とあるが、内容は“味”に限ったわけでもなく、ソバの歴史から、作物としてのそば、そば粉、作り方、栄養、食べ方、風習・文化、海外の事情までと多岐にわたっている。著者の幅広い見識が生む文章は軽妙でおもしろく、その一方、文献も豊富に引用され安心感もあり、そばファンの視点でまとめられた「そば大百科」といった趣。
折々に目や耳にとびこんでくる断片的な情報を総覧できる本とも言える。そばファンなら目を通して損はない一冊である。

 
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posted by 笑門来福 at 08:13| 東京 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | ■「脳学」レポート&著作物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

日本人は蕎麦のことを何も知らない。

  日本人は蕎麦のことを何も知らない.jpg                買い溜めの本の中で読んでみたら成る程良い本である事に気が付いた本がありました。

 知っていて、忘れている事や、平素無意識に行っていることで、謂われが分からない事って誰にでも有ると思います。

 そんな時に役立つ本だと思います、

「日本人は
  蕎麦のことを
     何も知らない。」    

 著  山縣基与志
 編集 丹治 静

 編集人 堀部泰憲
 発行人 堀 昭
 発行所 (株)学習研究社

 目次
  第一章  蕎麦のウソホント

  第二章  蕎麦の歴史

  第三章  蕎麦の種類と製造工程

  第四章  蕎麦と粋

 気軽に読めて肩が凝らずきっとお役に立つと思います。 
posted by 笑門来福 at 23:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■「脳学」レポート&著作物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする